久し振りのエランのマシンピストル「DN00666」
大変美しく、かつ快調で迫力あるモデルガンなのだが、ごくまれにフルオート時にディスコネクトが効かずハンマーがコッキングされなくて不発になる場合があった。あまり気にしていなかったが、たまたま昨年秋ごろに機会があり、同社の廣瀬社長に調整していただいた。そうしたところ、それまであったほんのわずかなスライドとフレームのがたつきが消え失せ、さらに動きに磨きがかかった。これ以後フルオート時のディスコネクト不良は一度も発生していない。もう、最高なのである(^^♪
エランのDuoカートはデトネーターを交換することなく、インナーの交換のみでシングルキャップ、ダブルキャップ、いずれでも発火できる優れもの。だが、反動の強さはシングルの方が強い。購入当初、廣瀬社長からそう言われ、「エッ?」と思ったが、確かに発火してみるとシングルの方がガツンと来る。インナーの重さや形状に理由があるのかもしれないが面白いもんだね。
*真ん中がデトネータ。上がシングル用インナー、下がダブル用インナー。ダブルは開口部に5ミリキャップを詰める。これが迫力ある発火炎(音)の源。
普段はシングルで気軽に発火し、過激さを求める場合はダブルで発火している。どうしてもダブルキャップは準備と掃除に手間取る。特にインナーピースの前方にはめる5ミリキャップの撃ち殻の取り出しが難儀。小さなマイナスドライバーでこじるようにして取り出すのだが老眼の眼にはきびしい。発火後キャップの撃ち殻が外れたりすると作動不良の原因になるのでタイトになっているのだが、ちょっと愚痴ってしまう。こんなことを言うと廣瀬社長から怒られるな。
あと、当然ながらダブルは発火音が大きい。これはもう圧倒的でそれが魅力なのだが、一方でご近所をはばかる。アパートやマンションといった集合住宅ではまず無理だろう。なので、気軽にダブルで発火というわけにはいかない。馬鹿みたいな話だが、発火した本人が音の大きさに慌ててビビることがある。まぁ、すごいモデルガンだわ。
*ピンぼけですが、ダブルだとこんな感じ。バレルブッシングはノーマルを装着
そんな中で、今回用意した動画は4つのシーンをつなげたもの。最初の連射はシングルキャップで8か9発、2連射目はダブルで指切り9発、3連射目もダブルで7発。実は、2連射目は3発ずつの連射のつもりだったが、上の話じゃないが狭い室内でのダブル発火音にビビり、4・4・1みたいになった。さらに動揺は続き、アタフタしながらマガジンを交換をしようとして失敗したというのが真相。最後はロングマガジンを用意し、気合を込めダブルで14発。発火は完ぺきで迫力があるが少しピントが合っていないのが残念。
久し振りのダブル発火は結構心臓に来る。
少々久し振りです。エラン製マシンピストル「DN00666」 (youtube.com)
私のモデルは45口径モデルだが、ラインナップに加わった38スーパーや9ミリパラベラムはもっとすごいらしいです。どんなにすごいかは廣瀬社長にお尋ねください。浅草にショールームがあるので伺ってみればいくつか試射させていただけるかも。その上で、まぁ人生たまには物欲に身をゆだねるのもよろしいかと…
責任は取りませんのでね
でわでわ