英語の先生になれる英語力はないですが、
ネイティブじゃないからこそ、
ということで、
言語好きのマメ知識のコーナー、第3話!

全く英語のしゃべれなかった18歳で、
3週間アメリカにホームステイに行ったり、
大学3回生でミシガン大学に1年間交換留学に行って、
早速余談ですが、学校で習った単語と、
実際に使われてるニュアンスが違うことって多いんです。
例えば、
まず中1の教科書で、

“How are you?”

“I’m fine thank you, and you?”

“I’m fine too, thank you. “
って会話を習ったと思うんですが、
この会話をアメリカで聞いたことがありません。

よく聞くベタなやり取りは、

“How are you doing?”

“I’m good. How are you?”

“I’m Ok. Thanks. “
ってかんじです。
“I’m pretty good. “ もよく聞きますね。
授業では、副詞の意味として、
【pretty = かなり】
と、習いましたが、このprettyはかなり頻繁に使う単語です。
「かなり」ではなく、「めっちゃ」と訳すべきだと思います。笑
形容詞としてのprettyも、
【pretty = かわいい】というニュアンスより、
【pretty = 美しい】に近いと思います。
キレイな夕焼けの景色を見て、
と言います。
pretty=かわいい
だと思っていると、出てこないですよね。

Can = できる
と、習いましたが、
Can = 〜してもいいよ。
という意味合いの方が多かったり。
こういう、
今まで学校で習った単語の意味と、
実際に使われるの意味の違いを、
ホームステイをしていて、めちゃくちゃ学びました。

実践の場に行くと、自分なりの訳ができてきます。

そして、やっと本題。
英語を聞く上で気づいた、大きなこと

めっちゃ長く喋ってるようで、
よく聞くと、必要のない単語がたくさん。
日本語も然り。
↓必要のない口癖(単語)はこんなかんじ。
【

えっと、あの、なんか、っていうか、で、実際、みたいな、じゃぁ、めっちゃ、〜ていうかんじ、〜だけどね】
要は、なくてもいい言葉です。
会話では、相手に誤解されないように、こういう単語を混ぜてマイルドにしてるのかも知れませんね。

ニュースの内容などになると、
こういう言葉はほとんどなくなりますが、
人が人にしゃべる言葉には、口癖がどっさり入ってきます。

例えば日本語だと、
ニュース:

「本日、アメリカのトランプ大統領と、安倍総理が対談しました。」
おばちゃん:

「今日な〜、あんな、なんかアメリカの誰やっけ、あのトランプ大統領とな、安倍首相がな、なんか対談したみたいやで。」
わかります?
“あんな”、とか、”なんか”、
とか、どっさり入ってるでしょ?(大阪弁はスルーしてください。笑)
英語も、会話となると、こういう単語がたくさん入って来ます。
なので、

必要のない単語
【なんかみたいな = something like】
例)
なんかロマンティックな話みたいやん! It’s something like a romantic story!
(イッツ サムティン ライカ ロメンティック ストーリー!)
※特に”like”は頻繁に使います。日本語の”〜みたいな”とか”〜ていうかんじ”のニュアンスなので、そこら中に入ってきます。
【で! = So!】
例)
で、あの話はどうなったん? So, what happened to that thing?
(ソォー!、 ワッ ハプン トゥ ダッ ティング?)
【〜っていうか = actually】
例)

っていうか〜、お腹すいた。
Actually, I’m starving.
(エクシュリー、アイム ストゥービン)
【〜だけどね = though 】
例)

賢いね〜!アホみたいに見えるのにね。
You’re so smart! You look stupid though.
(ユーアー ソー スマート!ユー ルック ストゥーピッ ゾー)
※”スマート”に細いという意味はありません。賢いという意味で使います。
※この使い方のthoughは常に文章の一番最後に来ます。
【めっちゃ = pretty】
例)
それ、めっちゃ重いな。 It’s pretty heavy, isn’t it?
(イッツ プリティー ヘビィー イズニッ?)
【じゃぁ = then】
例)

じゃぁ、もうええわ!
Alright then! (オーウァライ ゼン!)
いつのまにか、大阪弁の英語訳に!?

ま、いっか。
トドメ。
【なんでやねん = How come!?】
例)

明日赤いTシャツ着てこい。なんでやねん!?
You wear red T-shirts tomorrow. How come!?
(ユー ウェアー ヴェット ティーショーォーツ トゥモロー. ハウ カム!?)
“How come” も “Why” も、”なんで”?
という意味で使いますが、How comeは、
「なんでそうなるの!?」という欽ちゃん的ニュアンスです。

思いのほか、
先に、よく使われる口癖を覚えると、
なんとなく、それが聞こえてくるんです。
Something,,, とか、
like,,,, like,,,,, とか、ほんとよく使ってますよ。

そしたら、
それを省いて聞けばいい!!

省くことによって、
重要な単語をちょいちょい拾いやすくなって、
何を喋っているかの要点が、
だんだん理解出来てくるんです。
日本人は真面目だから、
キチンと話そうとして、なかなか恥ずかしがって話さないらしいです。

人間と人間だから、
自分という生き物に自信を持ってしゃべる。

これが、
留学行ってて学んだことです。

「完璧な英語」の前に、「自分への尊厳」。

移民だらけのアメリカならではの、
風潮でしょうか。

ちなみに、
私のつたない英語は、
かなりのアメリカ訛りなので、
イギリス英語とは、全く違います。
夫はイギリス留学経験者で、

家でイギリスのラジオを聴いたりしてますが、
じゃぁ、どこの英語が標準語?

アメリカなら、シカゴと言われています。
世界的には、カナダと言われています。
(標準語というか、強い訛りが少ないってことだと思いますが。)
最近、
海外からの観光客が増えましたが、
白人といえど、ヨーロッパ人とか、英語圏じゃない人が、きっと半数以上?いると思いますよ。
だから、
つたない英語でも全然恥ずかしくない!!笑
相手も意外と、つたない英語だったりするんですよ。

英語は、
母国語じゃない人も、ある程度はわかる、
楽しい世界のコミュニケーションツールなので、楽しく覚えたいですよね!

来年はオリンピックだし!どんどん観光客も増えるんでしょうね。

留学時代のおぼこい私。笑

美術のクラスメートたちと。↓
私の横にいる、ルーシィーって女友達は、つい最近Facebookで繋がったんです〜〜

20年ぶりなので、2人とも大感動!!
