OA分子栄養学アドバイザー こはるです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
栄養失調と聞くと、遠いよその国で
起きていることと思うかもしれません。
ですが、この食べ物があふれる現代だから
こそ起きる栄養失調があります。
それが、質的栄養失調。
普通に食べているつもりでも、体に必要な栄養
が足りない食べ方をしていると起こります。
糖質過多な現代社会において、この
質的栄養失調は、ひそかに増加中。
質的栄養失調は、疲労感、倦怠感、睡眠障害、
動悸、めまい、頭痛、食欲不振、うつ症状、
起立性調節障害…といった原因がよくわからない
不調として表れてくることが多いです。
逆に言えば、細胞ひとつひとつへ栄養が
きちんと届けば体調も整うということ。
分子栄養学は、
個体差にあった栄養素を至適量補うこと
によって細胞レベルでの栄養不足を解消し、
病態・不調を改善させていく栄養療法です。
ボーンブロススープの作り方
ボーンブロススープというものをご存知でしょうか。
ボーンブロスとは、肉や魚を骨ごと煮込んだスープのこと。
骨付きの肉を長時間煮出すことで、アミノ酸やコラーゲン、カルシウム、マグネシウムなどが豊富に抽出されます。
たんぱく質やミネラルが、体に取り込まれやすい形になっているため、消化の負担なしに栄養が摂れる優しいスープです。
我が家では、週末にまとめて作って冷蔵庫にストック。
スープとしてだけじゃなく、カレーや炊き込みご飯の水分としても使っています。
【基本の材料】
手羽元や手羽先 8〜10本
玉ねぎ 中1個
人参 中1本
セロリ 1本
干し椎茸 3〜4枚
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1(天然塩がおすすめ)
水 適量(鍋に入れた時、材料に被るくらいの量)
お酢またはレモン汁 大さじ1
【作り方】
①干し椎茸を水で戻しておく(一晩)
②
玉ねぎは薄いくし切り
人参は一口大の乱切り
セロリは5センチの長さ
に切っておく
鶏肉は水洗いして血などを洗い流し、
たっぷりの熱湯をかけて
臭みをとっておく
③
玉ねぎを大きめの鍋に入れオリーブオイルを上からかけてなじませたら、火をつける。
玉ねぎが好き通り、甘みが出てくるくらいまで10分ほど弱火〜中火で炒める。
(飴色にまではしなくてOK)
④
塩以外の材料を全て鍋に入れる。
お水の量は仕上げたい状態によって調整。
濃いめのスープにしたければ、材料に被るくらい。(コラーゲン効果で冷めるとプルプルになる状態)
スープの量を多めにしたい場合は、それよりも多めに入れる。
⑤
強火で火にかける。
沸騰したらコトコトするくらいの中火にして、あくを取りながら1時間~1時間半煮る。
ふたはしてもしなくても。ふたをしたほうが早く湧きますが、スープが濁った仕上がりになります。
⑥
あくがなくなったら塩を入れる。
(スープが少なくなりすぎたら、随時お水を足して大丈夫です)
1時間煮るだけでも、お酢(レモン汁)の酸の力で軟骨がポロッと落ちるほどお肉はホロホロです。
冷蔵庫で保存するなら3日くらいで使い切ってくださいね。
我が家は、プルプル状態に作り保存袋に小分けして冷凍保存。使うときに水で薄めたりして使っています。
消化の負担がないので、食欲がないときや子どもたちの具合が悪いときなどに、おかゆよりもこのスープで栄養補給しています。
消化力が低い方でもコラーゲンの材料であるたんぱく質(アミノ酸)が摂れるので、乾燥による踵のぱっくり割れ対策にもおすすめです😀
私は、クリームを塗っていても毎年秋口からぱっくりきていたのですが、今年の踵はまだ滑らかです。ぱっくりせずに冬が越せるよう、ボーンブロスを頑張ってみるつもりです✨
玉ねぎを炒めるのが面倒なら、市販の炒め玉ねぎで時短も可😀
こちら↑はノンオイルの炒め玉ねぎ。
ボーンブロスを作る体力がないよ〜という方は
まずは市販品で。