SIMPLE MINIMAL -15ページ目
眩しい夏空・・
黒々とそびえ立つ桑の木に、
元気な子供達が登って、
桑の実を摘んでいます。
濃紫に染まったTシャツは彼らの勲章。
枇杷、夏茱萸、木苺・・。
春、淡い花を咲かせていた木々は、
鮮やに燃える夏色の実を結んでいます。
青い空に白い雲が浮かんでいます。
休日のブランチに焼肉ラップサンド。
先日作り置きした甜醤油
を活用して、
甜醤油に味噌、コチュジャン、
酒、ゴマ、ゴマ油、刻みネギと
ニンニクと生姜のすりおろしを
各少量ずつ加え焼肉のタレにします。
味をみながら醤油と砂糖を足し
濃い目の味に調えます。
薄切りの牛肉を焼き、タレで絡めます。
野菜はリーフレタス、芽セロリ、人参、
赤玉ねぎを使いました。
市販のトルティーヤを温め、
野菜を乗せて、マヨネーズをかけたら
焼いた肉を乗せて、
食べたとき崩れないように
きつめに巻き込みます。
グラシンペーパーなどで巻いて頂きます。
今回は簡単にタレで絡めた牛肉と
市販のトルティーヤを使用しましたが、
色々な具やソースを用意して、
食卓で好みの野菜と共に、
ホットプレートでトルティーヤを焼いて
セルフクッキングすれば、
楽しい週末のブランチになりそうです。
渋滞を抜け浜崎橋jctを
加速しながら駆け上がると、
一瞬、空を飛んだように錯覚する・・。
過去を鮮烈に呼び覚ますのは、
いつも香りと音の記憶です。
昨夜、首都高をレインボー方面へ
滑走していくと・・
あの人が好きだと話していた曲が
FMから流れてきました・・。
あの日、二人で聴いていた曲・・。
・・・
ビル群を縫うように走る
渋滞の首都高環状線。
運転する僕を気遣うように
会話を続けていた彼女でしたが、
渋滞が流れ出す頃、
ふと気付くと隣から寝息が漏れてきました。
助手席で居眠る様子を見ると、
安心してくれているような気がして
少し嬉しくなります・・。
だから隣で安らぐ彼女を起こさないように
ボリュームを下げ、シフトをひとつ上げて
加速を抑えるように優しく運転します。
東京港に高く浮かぶ
レインボーブリッジに差し掛かると、
視界が一気に開き、
その橋から望む夜景を見せてあげたくて
声をかけようか戸惑いましたが、
一瞥すると微睡む彼女の横顔が見えたので、
そのまま起こさずそっとすることに・・。
しかし僕の視線を感じたのか、
彼女は気怠そうに目を覚まし、
迫る観覧車のイルミネーションを見て、
「パチンコみたいで下品ね。」とバッサリ。
僕が思わずクスリと笑うと、
彼女は怪訝そうな顔をするから、
僕は「そうだね。」と同調する・・。
少し冷めているけれど、
そんな彼女の感性に急速に惹かれ、
そして沢山の影響を貰いました。
彼女の好きな服、
彼女の好きな海外のドラマ、
彼女の好きな音楽・・。
あの時「そうだね」と同調してみせたけれど、
あの日の観覧車、ホントは
僕にはきらきらと輝いて見えていました。
大好きなあの人と一緒に見られたから・・。
・・・
観覧車を横目に
台場線から湾岸線へとレーンを変え、
長い直線でラジオのボリュームを絞る・・。
朧に霞む昨夜の夜景は
どこか寂しげに映りました・・。
くだらぬ話しが長引きましたが・・、
その後、仕込んだ小鯵の南蛮漬けです。
南蛮酢を合わせます。
・だし 400ml
・醤油 100ml
・味醂 60ml
・砂糖 大さじ21/2
・胡椒 少々
・酢 120ml
お酢以外の材料を合わせ火にかけ、
煮立ったらお酢を加え火からおろします。
玉ねぎ、人参、パプリカ、生姜を細切りし、
種を除いて輪切りした唐辛子と共に、
サッと炒め南蛮酢に加えます。
内臓を取って洗った小鯵は、
しっかりと水気を拭き、塩、胡椒をしたら、
薄く小麦粉をはたきます。
低温の油で揚げ音が静かになるまで
じっくりと揚げて、骨までやわらかく
食べられるように火を通します。
揚げたら熱いうちに直ぐに
南蛮酢に漬けていきます。
冷蔵庫で一晩なじませたら食べ頃です。
さっぱりと体に優しい酒の肴。
多めに仕込んで毎日ちびちび当てにします。
白い空木の小花に
霖雨が降り続く・・。
雨に打たれて撓垂れる姿は
うら悲しけれど、
濡れるその白い花は、
淑やかな美しさを魅せてくれます。
やがて、ほろりほろりと
こぼれて落ちます・・。
雲白肉(ウンパイロウ)・・
茹で豚の香味ソース。
この料理の主役は、
香り高い四川風のソース“甜醤油”。
甜醤油を手作りします。
・醤油 250ml
・紹興酒 50ml
・砂糖 100g
・シナモンスティック 1本
・八角 2個
・ミカンの皮 半個分
・花椒(ホール) 小さじ1
・ネギ 5㎝
・生姜スライス 2~3枚
・セロリの葉 1~2枝
材料を鍋に入れ、
弱火で焦がさないように注意しながら
4割程度煮詰めます。
粗熱が取れたら濾します。
甜醤油は小さなペットボトルなどで
長期保存できます。
練りゴマやお酢等を加えて
水餃子のタレや煮込みの照り出し、
中華サラダドレッシングの
風味付けなどに使います。
甜醤油で雲白肉のソースを作ります。
・甜醤油 大さじ11/2
・醤油 大さじ1弱
・お酢 小さじ2
・おろしニンニク 1片
・ラー油 適宜
茹で豚は塊のバラ肉を、
たっぷり沸かした湯に、
ネギと生姜、紹興酒を加えたところに入れ、
弱火に落として火を通します。
茹でた豚肉を薄くスライスします。
キュウリとラディッシュもスライスして、
お皿に盛り付け、ソースをかけます。
甘く複雑な香り立つ甜醤油に、
ニンニクとラー油の刺激を効かせた
ソースは本格四川料理の風味。
クセになるソースと清涼感のある野菜で
ビールが進む、
夏の前菜にお誂え向きの前菜です。
豚バラを脂の少ない部位にしたり、
鶏や鴨の胸肉に変更して、
さらに野菜もネギや茗荷、セロリ、
各種スプラウトなどを沢山添えれば、
ヘルシーに頂けると思います。

