最近の医療
またひさしぶりの更新。
なんか気がつけばもう9月で、人生早すぎです。
今年の夏も盛りだくさんで、私もとうとう32になりました。
相変わらず仕事は忙しく、毎シフトが戦いで、いつも重いなにかを背負ってます。
病院もぎりぎりの人数でシフトをまわしたがるので、慢性的にぎりぎりの状態です。
まぁ、それでもうちの病院は他に比べれば天国のようなとこなのは間違いないんですが。
リーマンショックで世の中がひっくり返り、不景気でどこの病院も財政難に陥りました。
その後景気がよくなってきたころに、今年オバマケアがはじまり、さらに病院は財布の紐をかたくしました。今まで健康保険のもてなかった人たちも、保険の加入ができるようになりましたが、その分、メディケアなどの、カバー率が少しずつ形を変え、あれもこれもカバーが利かない状態になってきてる気がします。アメリカのユニバーサルヘルスケアは、実際、皆の首を絞めることになるのではないかと、、私はちょっと心配しています。が、今まで保険のなかった人が救われていることも間違いないのです。
ただ、今まで何十年も保険を払い続けていて、初めて大病をして、入院してきた患者を、すぐに退院さえなければいけないシステムを患者さんは理解できるわけもなく、ナースは患者さんや家族のはけ口になっているのは間違いないです。
アメリカの病院滞在時間はびっくりするほど短いのです。
短くすることで、病院は財政難に陥らないようになるわけですが、すばやく診断し、すばやく治療し、すばやく回復につなげることは必須で、直接ケアをするのはナースですから、我々ナースには多大なストレスと責任が押し付けられています。
良いことといえば、アメリカの医療現場はとても柔軟性があること。CHANGEを怖がらないし、果敢に取り組み、時代の波をうまーく乗りこなそうとしています。私はナースになって、たった8年ですが、その8年で、多くのことが変わりました。
外科の現場の成長は著しく、膝、股関節の人口関節置換術(膝と股関節を取り替える手術)の患者さんは8年前は平気で3-4日入院していたのに、あれよあれよという間に、2日になり、それが今では次の日には家に退院です。
病院的には万々歳ですよ。確かに、いろいろな治療方を変えていけば、早期退院は可能なんだと私たちも驚かされます。ただ、その短い間に、全てのTeachingを織り込んでいくのはとても複雑で、患者さんも家族もナースもいつも汗だくです。
それでもアメリカの人たちは医療費は高いということを理解している人がほとんどなので、早期退院を喜ぶ人が多いのも特徴ではあります。ただ今日帰るにはちょっとだけ不安だから明日までいてもいいですか?というのが通用しない世界なのはとても辛いものです。内科的、外科的に安定していて、全てのクライテリアをパスすれば、病院にいる必要はないとみなされ、ちょっと不安だから、という理由ではあと一晩いられないのがアメリカです。
だって一晩ただ寝てるだけで、追加60万円(最低額)ですからね、一泊。ならいいホテルでもとって一晩過ごすほうが安いわい、となりますよね。
まぁそんな感じで病院は常に時代の波に揺れ動かされています。
仕事は過酷ですが、それでもありがとう、をもらえる職場はすばらしく、仕事がとても生きがいであるのは間違いないです。うまく物事が進まなかったときは、涙することもありますが。
この前はICUナースと一緒に6時間死闘を繰り広げた患者さんの治療方針でドクターと意見が食い違い、とてもとても悔しい思いをしました。最終的にナースに見解が正しく、私たちの”勝手な”大胆な判断で、ICUチームを動かせたので、患者さんは最終的に安定することができたのですが、そこに行き着くまでの戦いが、、あまりに大変だったので、休憩室で号泣しました。そしたら号泣しながらICUナースが参戦してきました。とても信頼できるICUナースです。病院を代表するような彼女も悔しかったのでしょう。
患者さんが安定したのを見計らって、私のところに駆けつけてくれました。
いろんなことを話しました。仕事のストレスのレベルが破壊的なこと。でもその中でどんなに意見が食い違っても、自分のガッツを信頼しなきゃだめだねと。後日、その患者さんからは、命を救ってくれて本当にありがとう、、と。
この仕事、重いです。知れば知るほど、重いです。
私の病院は経済的にうまくやれているほうなので、まだまだ天国のようなところです。
前の職場は今スポンサーを失い、買い手を捜している最中で、もし見つからなければ
病院自体がつぶれることになりかねません。いたるところに支障が生じ、病院は老朽化し、直すお金もないようで、この前、2時間の停電があったときも、バックアップの動くはずのジェネレーターが動かず、人工呼吸器は鉄の塊、人間の手で2時間、酸素を送り続けたようです。
病院にとって、財政が安定していることが、何よりも重要なのはわかります。
うちには最新の機械も最新のリサーチをベースにした、プログラムも、そろっています。
高度化した医療の下、いろんなこと学べて、私は本当に幸せだと思う。
ただ、その守られた環境の中で、厳しいRegulationのもの仕事をしていると、医療っていったいなんなんだろう?って思う。
アフリカではエボラでまだまだ人が死に、貧しい国では医療の医の字もない。
今年訪れたカンボジアの貧しさは今まで訪れた国のどこよりも飛びぬけていた。
なんなんだろう同じ世界なのに。
医療ってなんなんだろう。
ちょっとまた原点に戻ってみようと思った、ここ最近でした。
密会
シフト終わりの午前零時。
非常に腹が減ったナース仲間と一緒に集った場所は
デニーズ。笑
こーんなfattyな食事を(ミッドナイトスナックと同僚は言うけど。。)午前零時に始める。
コレステロールってちょーテンスだった一日の締めには。。最高だよね!(日本ならラーメンだな!)
シフト終わりはいつも夜中で、帰ったとこで子供も旦那も夢の中。普段遊べない子持ちママもデニーズでの夜中の密会は来れるようで、普段の憂さ晴らしにゴシップ話しで盛り上がる。結局家路についたのは2時過ぎ。
それでも家族は皆夢の中で、だれも私たちが夜中にデニーズに行ってたなんて知る由もない。笑
夕方ーミッドナイト勤務のナースの特権でした。ふふふ
iPhoneからの投稿
餃子とフライパン
自家製餃子✌️
激うまーー!!
はい何歳になってもシンプルライフの好きな食べ物No1は餃子♡
高校時代は餃子の街、宇都宮を堪能したなー部活帰りとか。
でもやっぱり自家製が一番。
餃子を包むときが特に幸せ♡(食べることの次に)
ずっとくっつかないnon stickのフライパンを持ってなかったのでもっぱら香港レシピの水餃子でした。でもやっとnon stick パンを手に入れました。テフロン加工ではないものでこういうの
テフロン加工は傷ついたとこから人体に悪影響のある化学物質を放出するらしくうちでは使わせてくれなかったの。旦那はそういうとこにものすごくうるさいのだ。電子レンジとかなるべく離れろとか、、
なのでようやく彼も納得したこの新しいフライパンで料理が楽になったしいくらでも焼き餃子堪能できるーー!!
最高
iPhoneからの投稿
レイクタホ
突然友達に誘われ久々にレイクタホへ行くことに。
友人は昔の同僚で良き友。いつだって突然誘ってくるの。
「私疲れたの。休暇が必要だわ。
週末から6日間レイクタホのログハウスを貸し切るから好きな時においでよ。部屋は余ってるから友達を連れておいで」
と言われたのが1週間前。笑
平日の水ー木がちょうど休みだったので、そっこうで行くよ!と返事を返す。
急だったのと平日はみんな仕事してるので結局だれも誘えず一人でレイクタホを目指すことに。
ベイエリアからネバダサイドのレイクタホまで車で4時間半の一人ドライブ。
これが結構楽しかったんだな。
「食べ物はたくさんあるから何も持ってこないで」
と言われたので自分の飲みたいワインだけ購入。
ようやくタホに到着。
こんな山小屋。
みんなボートで湖の上だったらしく
鍵のありかを教わりキャビン侵入成功。
家の中はけっこうな散らかりよう。
2時間ほど友人は戻らないというので、一人の時間を作れたことに嬉しさを感じまくる。
さてどこ行こう
キャビンの横。とりあえずここのぼるか!
ということでハイキング、というよりロッククライミング開始。
たった15分の山登りで、
見つけたベストスポット。
レイクタホ!
そして反対側はこちら。
私はレイクタホとネバダバリーのちょうど真ん中をぶった切る山のてっぺんに着いたようです。
あまりの美しさに一人でオーマイガー。笑
ハイキング用の道でもなくただキャビンの近くに登りやすい岩山があったがための大発見。
時間はある。キャビンはすぐ下。
2時間お気に入りの音楽をiPhone
で流しながらひたすら本読みに没頭。
自然の中で過ごす時間はとても豊かで、どこからともなく湧き上がる幸せに 、笑みが止まらず。
2時間たっぷり一人の時間を堪能し、
キャビンに着くと友人が帰ってきていました。
聞くと10人ほど泊まってた人はほぼみんな帰ったようで残ったメンバーは私を含め4人。
一人しか知らないけどそんなことお構いなくみなで盛り上がり
夜中2:30まで外のジャグジーでせっせとワインを飲む。あり得ない数の星と澄んだ空気が日頃の疲れを癒してくれました。
シャワーを浴び3時過ぎに皆就寝。
そして5時過ぎ起床。たった2時間の睡眠後、酒も抜けぬ体で向かった先は
昨日と同じ場所でのサンライズ。
アルコール睡眠不足の体にハイキングはきついねぇ。。でもみんな岩登り頑張りました。
また気を引き締め生きていこう、そう誓い、キャビンへ戻る。気がつくと8:30。その日キャビンを綺麗にしてチェックアウトしなきゃいけない私たちは(てか私一泊しかしてないから散らかした覚えはないが。笑)
猛ダッシュでキャビンの清掃開始。
人間ってやればできるもので、ギリギリ10時に掃除完了!
目指す先はビーチ♡
雲一つない空の下、ビーチで2時間の睡眠を取る。残った食料をたいらげ、私のミニバケーション終了ーー
帰り道は眠くて、眠くて、山道の途中車を止めて昼寝しちゃいました。
ラジオとファンをつけっぱにしてたんで、、
起きたら車のバッテリー切れ。笑
トリプルA(ロードサービス)に電話したらこんな山の中なのに30分できてくれたーー
もう間違っても山道で昼寝なんてしないんだから!!
携帯のバッテリー切れてなくてほんとよかった。。。
みなさん一人の山道運転は気をつけましょう♡
iPhoneからの投稿
ただただ塗りたい
塗り癖止まりません。笑
次はこれ。鏡は途中。笑
このテーブルアメリカの家によくあるよねーーうちには5つもなぜーかあるのです。外でbbqとかするとき便利だから普段使わないけどすてられずにあるのです。
一番面倒なのはやすりがけだねーー
汗かきまくり。
いたずら
2回目ステイン
さらにいたずら。
腹減ってきた
はいまじめにやります。
続きはまたあとで。
あとこんなどーでもいいものもステイン。
捨てる寸前で心変わりしてステインしたらあら使える!レシピ本いれてキッチンにいすらわせます。
昨夜のシフトで怒りが止まらなかったので今日はそれを忘れるべく没頭してみました。
ただ暑い。。。
汗だく
でも風の通り道だし日陰だからそれも気持ちのいいものです。
iPhoneからの投稿