菅野貴夫の野球電鉄 -58ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

すっかりご無沙汰しております。



新年度、いかがお過ごしでしょうか。

僕はまあ生きていますが、精神的な春休みを過ごしておりました。



{ADDEB1E3-8899-4481-8614-00969A398761}


それでも日々はキコの稽古、時間堂7月公演のフライヤー撮影やプロフィール撮影にプレ稽古など、なかなかのボリュームで押し寄せるのでようやく叩き起こされたようなところです。




そしてもうすぐ37歳になります。

いいかげん、いい年なので、いろいろ整理していかなければ。
そんなことを最近強く思うようになりました。



時間堂の仲間とキコのメンバーで、立て続けに安居酒屋で5000円以上も痛飲してしまったので、そういうとこもいいかげん反省。でもすげー楽しかった。

新しい共演者たちと交わした言葉、劇団の仲間からもらった熱い言葉。そういうものが、いま心の中で反響しています。



{B4293109-EE65-4F3B-A21E-2778EE87085A}
キコの共演者たち。山田奈々子ちゃんのお誕生日祝い公園パーティー?にて。
素敵なメンバー。まだ大人しそうな人が多いけど、ホントはどうだか怪しいものです(笑)



つうわけで今日もがんばろー




というわけで次回5月あたまに出演します、キコ qui-co.の公演情報です。


2日間3ステージしかないうえ、チケットの売れ行きがとても良いらしいので、もし観に行きたいなと思ってくださったら、お早めのご予約をお願い致します。
稽古には今週から合流。楽しみ。


キコ/qui-co. 6th protest
 「ラット13」

【脚本/演出】小栗剛(キコ/qui-co.)

【キャスト】
浅見臣樹
神近梨子
川上憲心(劇団川上風情)
川島佳帆里
菅野貴夫(時間堂)
佐藤健士(キコ/qui-co.)
芝原弘(黒色綺譚カナリア派/コマイぬ)
田邉淳一
東澤有香
林 愛子
春名風花
藤原薫(十七戦地)
山田奈々子(ECHOES)

小栗剛(キコ/qui-co.)

【タイムテーブル】
2016年 
5月2日(月) 19:00~
5月3日(火) 14:00~/18:00~
※開場は開演の45分前となります。

【チケット料金】2500円

ご予約はこちらから↓


【会場】
ザムザ阿佐ヶ谷 
東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-21
JR中央線・総武線 阿佐ヶ谷駅 北口より徒歩2分


【ストーリー】

今から13年後の春。
舞台は、東京湾岸13号埋立地。集合住宅「トロイメライ」13号棟。
間取りは2LDK。光熱費、インターネット、ケーブルテレビも無料。
バーベキュースペースもある。家賃は13000円。
しかしこれだけの条件でありながら、ほとんどが空き室である。

角部屋の女はイラストライター。夢をモチーフに絵を描く。
SNSに依存しがちな癖を除けば、他には特に悪い習慣も無く暮らしている。
隣の部屋の男と恋に落ち、1ヶ月に1回だけセックスをする。
たまに屋根の上で煙草を吸う。眼下の彼と他愛の無いおしゃべりをしながら。

ある日、部屋の中にハツカネズミを見つけた。
そして彼女は、気付いてしまった。
ここに住み始めて半年。この住宅の住人、誰ひとりとしてこの敷地から一歩も出ていないことに。
愛する彼も。彼女自身さえも。

集合住宅に秘められた謎が明らかになる時、彼女は悲鳴をあげてのた打ち回る。
たったひとつの夢を、小さな手で掴もうとした僕たちの、可愛らしい魂の物語。
キコ/qui-co.が贈る希代のハードコア・メルヘン。

けいれんしたままだかれたあさも、
うぶげについたあなたのかおりも、
このへやにおこるできごとはぜんぶ、

にんげんのしわざ。

キコ/qui-co. 6th protest 
「ラット13」
{966E219E-FB2E-4187-815B-9BB79D642750}

{6C5E952D-B07E-4FE7-A773-CA6D3BE7FE2E}

またまた沙汰のない日々が続きまして。



時間堂レパートリーシアター3月、無事に終演しました。

ご来場くださったお客様、本当にありがとうございました。

最終日にアフタートークに来てくださって、しかも壮絶でとても興味深いお話を披露してくださったThetre Ortの倉迫さん、ありがとうございました。

そして受付・制作まわりを完璧にリリーフしてくれた飯塚ちゃん、ありがとう。




『ヂアオログ・プランタニエ』
作・岸田國士
出演・阿波屋鮎美   直江里美
{35EBE2EC-B217-4A14-89F6-4B2EEAC55A74}



『巨大なウェディング・ケーキ』
作・谷川俊太郎
出演・菅野貴夫  ヒザイミズキ
{79E5582B-4142-42D3-9E4A-CCBA0207436D}

〈演出はどちらも黒澤世莉〉



おおむね楽しんでいただけていたようで、良かったです。お子さんたちも、お芝居をどこまで楽しんでくれたかは分からないけど、十色庵での時間と空間を楽しんでくれていたのはすごく伝わってきたので、それはそれは嬉しいものです。

もちろん叱咤激励もいただきまして、それは舌舐めずりをしながら今後に活かしていきたいと思います。



作品のことをすこし振り返り。

今回の『巨大なウェディング・ケーキ』は谷川先生のラジオドラマの台本で(しかも未放送らしい)、もちろんセットや行動などのト書きも全くなくて、しかも時間堂得意の、モノを使わない無対象演技(マイム)なので、部屋の中にあるものや行動を最初から最後まで全部自分たちで作りあげなくてはなりませんでした。
そこについては、我々はよくやったと思います(笑)
稽古中ヒザイに何度も「さっきのあれ、何を持ってたの?」とか「本棚ってどっち側だっけ?」とかいろいろ確認してました。


そんなヒザイミズキとの二人芝居は楽しかったですね。いろいろビシビシくれるからこっちもバシバシやれる。「母親になって凄味がさらに増した」という意見がありますが、まったくその通りだと思います。


レパートリーでまたやる機会もあると思うので、まだご覧になってない方はぜひ。



さて、ワタクシは4月のレパートリーのメインには出ず、外に行ってまいります。
こないだもちょこっと書いた、
キコqui-co.です。(リンクはキコHP)


次回の記事で詳細をお知らせしますので、こちらもぜひ。



今日の一言。
「久しぶりに夜空の星を見たら、焦点がぼやけてよく見えなかった。最近ずっと目の前のものばかり見ていたせいかな。」



{1CBA060C-F877-4026-8CDF-3AC064C34DD0}














なんだかこの1カ月くらい、季節が行ったり来たりしていますね。

一度暖かくなったからって、戻ってくる寒さへの対応が鈍くなることには気をつけたいものです。



さて、さきの日曜日になりますが、
劇団だるめしあん『10978日目の鏡』
熊本公演、無事に終演しました。


{C452BC7F-0E01-4281-8647-36A2257EB950}


ご来場くださったお客様はもちろんのこと、
劇団きららの皆様をはじめ、お手伝いくださった皆様、
りんさんのご両親とご友人の皆様、
会場のリトルスターホール様、
本当にありがとうございました。




熊本入り初日。
{9E717396-BB53-4379-AD18-2AB435DE2438}

だるめしあん主宰の坂本鈴さんのご両親がともに地元の超・名士であり、そのお仲間のお父さんお母さんたちがご用意してくださった、とても暖かな宴。
時間堂のツアーでもこのくらいの年代(自分の両親と同じくらい)の方々とお話する機会はあまりないので、とっても素敵な経験でした。

宴の最後に、日がもうすぐだからとみんなで「花は咲く」という、あの震災復興ソングを歌ったときは、こんな遠くのひとたちが忘れないで想ってくれているんだなと、東北にルーツを持つ者として密かに目頭が熱くなりました。






会場のリトルスターホールは熊本城のふもと。
{147884B8-86D6-4FED-881A-EBF3C004AF21}
それにしても暖かかったですね、ちょっとした外出ならTシャツ1枚でもいいほど。




{AAEB93FA-BFB0-4071-AABE-308834B24EC9}
初日に観にきてくれた、時間堂『衝突と分裂、あるいは融合』福岡パパの山田和音さん。すっかり髪が伸びちゃって。あの時より3歳くらい若く見えました。



{F2DEF470-EB52-4740-B0ED-16D3E64D3DEA}
こちらは騒動舎の同期・宮崎涼子氏。
会ったのも8年9年ぶりかな、熊本在住なので観にきてくれました。感激!



かなりご年配の方々もお客様でいらっしゃったのですが、とても楽しんでいただけたようで良かったです。ずばりアラサー女子絵巻なお話なのですがね(笑)


千秋楽翌日の気温は24℃。もはや春を通り越して初夏です。
{B3975FFB-3240-43D0-AC5A-24C305D37761}
空港のそばの温泉に行って、疲れを癒してきました。
ボンヤリしていて露天風呂があることに気づかなかったけど。べつにいいのさ。悔しくなんてないのさ。




去年の11月頃から稽古がはじまって3カ月、『10978日目の鏡』の旅はこれにて終了です。

この期間に時間堂のレパートリー出前公演とプレビュー公演と1月公演、そしてホボホボでの先行上演の4本もやっていたことを考えると、けっこう長かったように感じます。


大変なこともあったけど最終的には楽しさで全部クルッと包みましたね。


キャストのみんな、
スタッフの皆様、
いちばんいろいろ助けてくれた縣さん、
そして主宰のりんさん、
お世話になりました。ありがとうございました。
{5204C79D-E9FA-4FE8-85AB-7F243730C369}
空港でジョッキ片手におつまみを貪るりんさん(笑)



さすがに寂しさがありますが、来週には時間堂レパートリーシアター3月公演が迫ってきているのでウカウカしていられません。


次の新しい経験へ。やるぞ~


まずは去年から楽しみにしていたThe Birthdayのライブに行ってきます☆


公演終了からしばらく。
先週今週は時間堂の7月公演オーディションと久しぶりのワークショップ、そしてレパートリーシアター稽古の再開。

のっぺり過ごすには勿体ない程度に気づきがあったので、振り返ってみます。



まずオーディション。
オーディションで「選ばれる」には場所によっていろいろな要素があるので一概には言えません。


ただどんな現場でも選ぶほうの人に「おっ」と思わせることはできると思っていまして。


今回自分が選ぶ側で参加して、魅力的な参加者の方を見たり自分を省みて感じた、「おっ」と思わせる要素を書いてみたいと思います。




・台本に書いてあるセリフをちゃんと発語できる
・相手役とやりとりができる
・判断、行動の思い切りがよい
・一度演出に言われたことは、完全に修正できなくとも、意識を持って変えてくる




たいへん地味ですね。
いわば基礎みたいなものです。



台本をちゃんとしゃべるとか、俳優じゃない方からしたら当たり前じゃないかと思われそうですが、正直言っちゃうと、できない人のほうが多いくらいの有様です。




もちろん前述のように現場によってはルックスが素晴らしいとかキャラクターがイメージにぴったりで受かることもあります。あとすごく大事なのがお客さんを呼べること!ここは僕の課題。積年。越冬。百代の過客。
 


どこまで飛べるかはどれだけ地盤がしっかりしているかが大事だと、改めて感じた次第です。


それはホント課題の集客も決して無関係ではないと、いま改めて思い知りました。
どちらも邪魔してる最初の敵は、自意識の鎖なんだ…!











トーンダウン()













トーンダウンしすぎて、カッコから文字がはみ出しちゃったよ。




で、久しぶりの時間堂ワークショップ・今年からはじまったアドバンストクラス。

ずっと前から参加してくれててずっと苦労してた若い男の子が、とうとう自分の殻に気づいてパリパリ剥がしはじめました。


一緒にやってて、受ける影響がガラッと変わったのが印象深かったです。今までは自分をごまかしてると感じてたから罵倒したり気分の良い日にゃ励ましたりしてたんだけど、今回ものすごい執着心を持ってぶつかってくるようになったから、そのエネルギーに負けてしまった。
すごいよ、よくやってきたよ。



僕自身は、苦手なところのドアをノックして、開いて、そこにいるメンツを眺めただけで終わった感じです。なんのこっちゃですが、今までドアを開けるのに苦労していたからほんの少し進歩したと思い込みます。単純に、ネガティヴな感情を出すのが苦手というこれまた積年の課題の話です。


でも舞台やってて、相手役の俳優さんが素晴らしい演技をくり出してきた時にそういう感情がブワッと動くことはあるので、全然できてないわけじゃないんだよ、と自分に言ってあげたい。



お芝居に限らず「苦手意識」ってのはホントに支障になるもんだから。苦手じゃないんだよ、できるんだよ、と言い聞かせることで、実際いざという時に起こる「これは苦手だ(>_<)」の意識の崖を少しでもなだらかにして向こう側へ行ける可能性を広げられたら。




おしなべて自意識過剰な文章になりましたが、悪しからず。



来週はいよいよ劇団だるめしあん『10978日目の鏡』熊本公演、楽しんでもらえるよう、楽しくやってきます。



【公演日程】
2016年3月5日(土)~6日(日)

【タイムスケジュール】
5日(土)13:00/18:00
6日(日)12:00/17:00


【チケット】
前売り当日ともに 2000円
学生割引1000円

ご予約はこちら↓


【会場】
リトルスターホール
熊本県熊本市中央区上通町6-23  長崎書店ビル3F