またまた沙汰のない日々が続きまして。
時間堂レパートリーシアター3月、無事に終演しました。
ご来場くださったお客様、本当にありがとうございました。
最終日にアフタートークに来てくださって、しかも壮絶でとても興味深いお話を披露してくださったThetre Ortの倉迫さん、ありがとうございました。
そして受付・制作まわりを完璧にリリーフしてくれた飯塚ちゃん、ありがとう。
『ヂアオログ・プランタニエ』
作・岸田國士
出演・阿波屋鮎美 直江里美
『巨大なウェディング・ケーキ』
作・谷川俊太郎
出演・菅野貴夫 ヒザイミズキ
〈演出はどちらも黒澤世莉〉
おおむね楽しんでいただけていたようで、良かったです。お子さんたちも、お芝居をどこまで楽しんでくれたかは分からないけど、十色庵での時間と空間を楽しんでくれていたのはすごく伝わってきたので、それはそれは嬉しいものです。
もちろん叱咤激励もいただきまして、それは舌舐めずりをしながら今後に活かしていきたいと思います。
作品のことをすこし振り返り。
今回の『巨大なウェディング・ケーキ』は谷川先生のラジオドラマの台本で(しかも未放送らしい)、もちろんセットや行動などのト書きも全くなくて、しかも時間堂得意の、モノを使わない無対象演技(マイム)なので、部屋の中にあるものや行動を最初から最後まで全部自分たちで作りあげなくてはなりませんでした。
そこについては、我々はよくやったと思います(笑)
稽古中ヒザイに何度も「さっきのあれ、何を持ってたの?」とか「本棚ってどっち側だっけ?」とかいろいろ確認してました。
そんなヒザイミズキとの二人芝居は楽しかったですね。いろいろビシビシくれるからこっちもバシバシやれる。「母親になって凄味がさらに増した」という意見がありますが、まったくその通りだと思います。
レパートリーでまたやる機会もあると思うので、まだご覧になってない方はぜひ。
さて、ワタクシは4月のレパートリーのメインには出ず、外に行ってまいります。
こないだもちょこっと書いた、
キコqui-co.です。(リンクはキコHP)
次回の記事で詳細をお知らせしますので、こちらもぜひ。
今日の一言。
「久しぶりに夜空の星を見たら、焦点がぼやけてよく見えなかった。最近ずっと目の前のものばかり見ていたせいかな。」