菅野貴夫の野球電鉄 -55ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

9月になりましたね。


あと10日ではじまる(!)レパートリーシアターの稽古、10月に出演するPitymanの顔合わせ、劇団ミーティングなどやりながら、過ぎ去った日々のために多めに働いて過ごしております。


{182231D5-CA32-498A-92D2-A548F1BBA061}
Pityman顔合わせ。はじめての方々が多くて緊張しきり。


こういうことは何十回と繰り返してきているので、そのうち何とかなるでしょう。




さて!
時間堂レパートリーシアター9月・カウントダウンシリーズ第一弾『驟雨』ですよ。


新婚旅行に行ってたはずの妹が突然訪ねてきて、「もう別れる!だってひどいんだもん!」つってプンプンしてるので、姉とその旦那で必死になだめようとするんだけど、旦那が自滅したり姉は立場を白黒させたりワヤクチャする、非常に面白いお話です。


岸田國士といえば大正・昭和初期の古風な文体ですが、時間堂のお芝居では堅苦しさはなくて、いま、そこに生きている人たちによる、今、そこで起きている物語を楽しんでもらえると思います。

昨日の稽古で、そう確信しました。


{C712642E-C704-48E7-AB47-8FA224BFF6DC}



今回は土日月と3日間あります。
お時間ありましたらぜひ、いらしてくださいませ。




時間堂レパートリーシアター【2016.9】
『驟雨』 

姉夫婦の家を突然訪ねてきた、新婚旅行を満喫中のはずの妹。
「あたし、あたし、うちへ帰るわ。どうしても、いやなの。」
夢見る頃を過ぎた男女の、犬も食わない口喧嘩は岸田國士の本領。


作:岸田國士
演出:黒澤世莉

出演:菅野貴夫、直江里美、尾崎冴子


2016年9月10日(土)~12日(月)
@十色庵

10日(土)  13:00◎/18:00
11日(日)   13:00/18:00
12日(月)  15:00/20:00


料金(ウェルカムドリンク付)
一般 2,000円
U-23 1,000円
中高生 500円



◎9月11日(土)13:00の回のみご入場可
小学生 500円
未就学児 無料

↑というわけで初日のお昼は客席にお子さまがいるので、会場が賑やかになる可能性があります。予めご了承くださいませ。


ご予約はこちらから 



見届けにきてくださいね。

昨日、20日に公式発表されました。


僕が所属している劇団、時間堂は、2016年12月31日をもって解散いたします。
{2E92A8ED-48C4-4FEB-8D66-E074FDAD6BCC}
ちょっと暗い感じの写真ですが、もう一枚撮ったやつがあまりにハジけすぎていて自粛せざるを得ませんでした。



(本人はそう呼ばれるのを好んでいなかった)堂主・黒澤世莉氏の、肉体というか血液から出てきたような言葉で語られているブログがこちらです。



7年ほど所属していた人間として、まあいろいろな思いがあったり逆に他の人ほど感じ入ってなかったりもしますが、
今まで関わってくれた方々、応援してくださった方々、力を貸してくださった方々、そして観に来てくれた方々に、本当にありがとうございましたという気持ちです。
残念だと思わせてしまった方々、ごめんなさい。


あと、最近入った劇団員たちにも、本当の活躍はまだこれから!という時に解散となって申し訳ないな、とも思います。



年内はまだレパートリーシアターが3本あります!集中して、作品づくりに向かうことは変わらないです。


9月『驟雨』
10月『言祝ぎ』

12月『ローザ』。

僕は驟雨とローザに出演します。
12月は解散公演となるので長めにやります。詳しくは時間堂ウェブにて。



昨日のイベントでのように、いろいろな形で縁ある人々と直接会ってお話することがこれから年末までもできたらいいなと思います。







それにしても。
「SMAPと被った。もちろん人気とか規模とか比べものにならないけれども」



お盆らしく、帰省みたいなことをしておりました。



今日の夜勤明け、父親の実家のある、陸前高田へ向かう。

・金銭的制約のため青春18きっぷで鈍行の旅をしようとしたところ、到着予定は22:00近く。父から「それでは遅すぎる」と言われる。

・手持ちの時刻表とにらめっこしながら「できる限り新幹線に乗る距離を短く、かつ到着時刻が19時台になる方法」を考える。

・「那須塩原〜福島」間だけ新幹線に乗れば条件クリアできるルートを発見し、ほくそ笑む。鉄道マニアの執着心。

・乗る列車が何本にもなり、時刻表でも何ページにも渡るので、厳正にチェックする。

・ケータイで何気なく見たところ、時刻表で虎の子だった「福島14:11発 仙台ゆき  579M」が現在は走っていないことが判明。現在の14時台は14:40発の1本のみで、それでは仙台での乗り継ぎに間に合わない(後述)。愕然とするが、確認せず出発していたら福島駅在来線ホームで途方にくれるわけで、まあよかった。時刻表は最新のものを見なくては!

・あらためて考え直す。軸となる列車(東京を出る列車・気仙沼に着く列車)は決まっているので、根気はいるが難しい作業ではない。時刻表で調べながら、いちいちケータイで、その列車が現在も走っているかをチェックする。結局「郡山〜仙台」間で新幹線に乗ることにする。新幹線の距離が延びてしまったが、仕方ない。

・この作業だけで、普通列車に2時間揺られていたような疲れである。
まあ本チャンの旅は帰省ラッシュ真っ盛りだし、本当にタフになりそうだが。

それにしても前述の福島発14:40の列車、仙台着が16:04とは。
僕が乗り継ごうとしていた仙台発の東北本線が仙台16:01発。

列車本数が極めて少ない地方幹線で、乗り継ぎの列車を3分前に発車させるとはね。JR東日本よ。




ここまでは13日のfacebookに乗せたものですね。仕事しながら必死で時刻調べてこんな鉄分100%文章を(書かなくてもいいのに)書いて、余計な疲れを自分で生み出しました。



というわけで眠い目をコーヒーと栄養ドリンクとシャワーでこじ開けて出発。


新宿からは湘南新宿ラインで宇都宮へ。E231系は写真を撮る必要なし。通行人みたいにいっぱい走ってる。



宇都宮〜黒磯間は205系メルヘン顔。
{ED6CABD3-D161-4216-8478-219E6F139157}
もと京葉線で走っていたやつですね。メルヘン顔ってのはどこかの鉄オタが使い始めた言葉で、この白くてつぶらな顔のことを言うのか、はたまたディズニーランド沿線を走るから言うのかは分かりません。
とにかく関東平野のへりに来て古い通勤電車に乗らされます。しかも4両しかないのでこの時期はホントに通勤電車なみの混雑、外の景色以外は東京と変わらない。
そして東北本線はすげー線形いいのに90キロでノッチオフ。せめて110キロくらい出してほしい。




黒磯〜郡山間は701系。
{5EC9778D-B784-4784-8751-CF18369C0EA7}
ややローカル色のある交流電車ですが、長〜いロングシートの変哲ない車両。この時期だからなのか、6両あったのは混雑が緩和されて助かる。
となりの方がビールをプシュッとやったので「オッ、忘れていたヨ」と思ったがローカル区間で買えるすべもなく、むしろ夜勤明けだったのを忘れていたヨとしばし目を閉じる。起きるたびに目に入ってくる緑と遠くの山と日差しが心地よい。


郡山でほんのひと息。
{61A5059C-291E-4E1D-B7CC-EC12DE68B946}

仙台をふたまわりくらい小さくした印象の駅前。
{64C9841B-0092-439B-B00C-7A9BC5FC9FDE}



朝に起きた停電の影響で新幹線ダイヤ乱れまくりなので心配だったが、おかげで一本前のやまびこがホームに停まっていてなかなか発車しないので「じゃあ、乗っちゃうよ?」と。むしろ予定していた電車がいつ来るか不明なのもあり、すかさず乗車。自由席はガラガラ。
余計に4800円つぎ込んだおかげで快適に、あっという間に仙台到着。


{5C784B65-0641-496A-995C-570B8CB9E21C}



もともと新幹線に乗っていた方々は1万数千円以上を払って遅延くらっているわけで、「遅延のおかげで予定より早く着けた」のは、貧乏人ならではの数少ないラッキーポイントであります。
(新幹線乗車中に携帯の電気切れる)


まだまだ北へ。
{D6463B18-FE3B-4D15-8B94-DF3A1D65C894}
仙台〜小牛田は719系のお世話に。

関東圏では少し前まで東海道や東北・高崎線で走っていた211系と同じ顔ですね。

この電車は珍しい「集団見合い式」クロスシートで、[ [ ] ]←こんな配置です、間の席を確保できると狭いながらもプライベートスペースが確保できて、ちょっと快適な移動が楽しめます。もちろんビールを添えて。


小牛田でまたイソイソと乗り換えて、一ノ関ゆきはすぐ発車。
車両はE721系。いろんな車両に乗れて嬉しいぞ!
{1572F884-ECDA-4573-A967-112661C83DA9}
(これは帰り道、福島にて撮った写真)
E721系は東北でいちばん新しい車両で、まあ東京でいえば中央線や埼京線などのE233系と似たようなものだと思ってもらって結構です。そう言われても困るでしょうがね。


一ノ関からは大船渡線でラスト。地味にいちばん長い時間乗車。
しかし携帯が切れたうえ、どうにか実家に連絡を取らないといけない焦りで(幸い、iPadとWiFiルーターは持っていたが列車は山の中を走る)、気が緩まないうちに気仙沼到着。
従姉妹の順子ちゃんが迎えにきてくれました。


ああ、従姉妹よ!ああ…!!




今回の教訓
「旅に行くなら充電ケーブルは純正のを持ってかないとダメ。せっかく買った充電器が使えないショックと、家でどっち持ってこっかな〜って考えたときに純正ケーブルを選ばなかった自分への深い恨みで、旅情も吹き飛びかねない」
すっかり夏ですね。
5月からの怒涛の演劇月間がひと段落して、少し余裕のある(注:懐の余裕は夢のかなた)生活をしています。


{7E63A525-3F9D-4CA8-906E-2E86CB18FD6D}
こういうとこ行きたい。



オリンピックも高校野球も始まるし、空いた時間に寂しくなることが大分軽減される日々と言えます。


しばらく放っておいた鉄道写真も勝手気ままに解明していこうと思ったりしています。
{57EFF176-7DA4-4C2A-A392-B46B11FB20A1}
これとか


{55FD0FFA-FBF4-40B0-B018-AD0E48C8026D}
これとか。




その前に本分として、今年の下半期に出演する舞台を告知させていただきます。



まずは9月。
時間堂レパートリーシアター【9月】
『驟雨』
作 :岸田國士
演出 :黒澤世莉

2016年9月10日(土)〜12日(月)
@十色庵

出演者やタイムテーブルなどは次第にこちらにアップされるはず↓


はじめて人前で岸田國士をやります。
ある夫婦(菅野貴夫・直江里美)のもとに新婚のいざこざを妻の妹(尾崎冴子)が持ち込んできて、ドサクサに紛れて夫婦もとばっちりを受けてゴタゴタする、非常に面白いお話です。




そして10月。

Pityman
「しろいあさに心臓をちぎって」

2016年10月19日(水)~23日(日)
@花まる学習会王子小劇場
作・演出:山下由

***
空が白んできた。
炎の熱が顔を焼く。
私は砂漠に座り込んだまま、心臓を千切って燃えるあなたに手向けてみる。
朝が来る。
何も知らない、産まれたばかりの朝が来る。
 ***

◆出演
菅野貴夫(時間堂)
春木真里奈(ZA 人間国宝/世田谷シルク)
浅井裕子
伊澤玲(北区AKT STAGE)
如月萌(【ハッカ】)
小林涼太(ピストンズ)
宍泥美
宍戸香那恵
鈴木啓司(リジッター企画)
滝本直子(黒テント)  
中山将志

田中沢木(Pityman)
藤田りんご(Pityman)



Pitymanホームページ↓


こちらははじめての、ピティーマンという団体さんです。
どうも僕が座組最年長っぽくて、若い皆様にいろいろ引っ張ってもらいながらやっていければと。階段の上り下りとか。
今回の作品はSFになるようですが、ガツンとファンタジーを見せるというよりは、日常世界の延長あるいは根底にそのようなものが流れている、素敵な作品になる気がしています。



12月はレパートリー年内ラスト。
こちらも情報が整い次第、発表させていただきます。


そうだ、その前にレパートリーシアター8月特別版として8月20日(土)、なんかやります。
作品を見せるというよりはお祭りみたいな、メインは呑んでワイワイする会です。「ありがとうはじめましてこれからもよろしくね」的な、お客さんと演者の距離がほとんどない会です。こちらもお時間あれば。



そんなわけで下半期もよろしくお願いしますー。
{12B0C606-2D11-4566-A133-77A6A1059A12}
洗濯物うねうね。



時間堂『ゾーヤ・ペーリツのアパート』
@東京芸術劇場シアターウエスト。


おかげさまで無事に終演致しました。


{FC70241B-063A-44F4-85ED-0C58CC104169}




{942EEB55-631D-48A6-85B0-4A6C16744BAB}


観に来てくださったお客様、ありがとうございました!



稽古から積み重ねてきた音楽やダンス・ムービングに加え、煌びやかな照明・シンプルながら妖しい舞台美術・確実に音を客席に届けてくれる音響・現場を統括してくれる舞台監督。東京芸術劇場。
本当に多くの人々の力によってこの作品ができたんだなと思います。ありがとうございました。

そして稽古場を支えてくれた演出助手の3人。客演のみなさま。
本当にお世話になりました。




2時間45分のお芝居を3日で6ステージ、キャストが19人(生演奏の前田涼子さんも入れて20人)。稽古場から含めて、いやはや怒涛の流れでありました。



個人的にはとてもいい役をもらえて最大限やって、その後各方面からインプットした情報を総合するともっと出来ることはあったんだなと思って、その「確かに、もっと出来ることあったな〜」を感じられたことが一番嬉しいです。


{78352839-F7E4-4CFC-B140-9FB78077D88E}

もちろん褒められるのが一番嬉しいですが、それはまた別の話で。




そうそう、このブログの書き出しが対外的ぶってるから書かなかったけど、時間堂の皆さんにも、感謝申し上げます。
 


本当はお世話になったひとりひとりのことを書きたい気持ちはあるんだけど、始めると10時間以上かかりそうなので、書きません!だから思いが届きません!
今まで出た舞台もそうです、すごい素敵な人ばかりでそろそろ何百人単位なんだけど、その人の事を素敵だなって思ってることと、直接お芝居のこととかで連絡を取るってことが僕のなかで全く繋がれなくて、チーンですよ。チーン、コーン、カーンの鎮魂歌だよ。




それにしてもアレだね、東京芸術劇場という、演劇のあれこれをよく知らない俺でも「立ってみたい!」と思っていた劇場でしたが、忙しすぎて感慨を覚える時間がなかったのが 少々残念な気もするし、でもこれでいいんだろうとも思います。またここに立つし。そんな予定決まってないけど。





そして打ち上げ明けで死人のように眠ると思いきやお昼に起きてしまったので洗濯とかして、夜は10月に出演させていただくPityman『しろいあさに心臓をちぎって』の初稿読み合わせ&軽い顔合わせに参加してきました。



昨日まで芸劇のステージであれだけ喋り倒して、今日は知らない人たちと会って稽古場や飲み会の隅っこで黙って過ごしている、自分の人生を愛でたいと思います。




またどこかで。
{8F294B39-27C9-499C-9661-CF27F6551B10}