どこ鉄196 〜橋で大騒ぎする | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。どこ野鉄夫です。

もう12月ですね。



またまた間が空きましたが、純烈さんの座長公演@名古屋・御園座の映像スタッフで名古屋に半月滞在してました。

1月東京2月大阪にも付き、9か月空いての名古屋で大千穐楽を迎えました。関係者の皆様本当にお疲れ様でした。



さて東京に帰ってきてすっかり静かな生活に戻ったので(隣家の解体工事で帰京から5日間は震度3並の揺れと騒音が続き地獄でしたw)、今回もいつも通りやっていきましょう。



前回同様に1枚の写真との格闘です。

それはエプロンさんから2年前に届いていたこちら。

青空の下にガーダー橋。


以上。

魔の横向き写真。




2年前、この写真をもらった瞬間から絶望しか感じませんでした。



当時まず確認したのは、

橋に書いてある銘板。

しかしここまで拡大すると文字は読めず。

1番下が「久」という文字に見えなくもないので、久留里線とか久留里に関係ある千葉県方面か?と思い捜索したものです。


うーむ。


…あ、これ電化路線だ!



絶望しかないスタートから房総半島の電化路線を捜索したものの、結果は芳しくなく。

橋の下を見る限り緑が濃そうだし、もっと山深い路線なのか?

橋の手前にあるアーチのような物はなんだ?橋の構造物としてはあまり見たことが無いものだけど、、


ガーダー橋の奥に並走しているのは道路橋だろうか?構造的には鉄道というより道路橋っぽい。



とにかく日本全国どこかにある単線のローカル感ある電化路線で(JR or私鉄の判別不可能)、川沿いを走り道路橋と並走する地点をしらみ潰しに探すしかないという絶望案件。


結局数ヶ月で捜査本部は解散。



そこから2年経った最近、やはり未解決案件はチラチラと脳裏をよぎって心地が悪いので、思い切って捜索を再開。捜査本部が解散してもひとり地道に真実を追い続ける刑事の気分。

緑が多いんだけど、橋で視界が遮られて山の高度が分からない。



とは言えまずは長野県から。

以前に長野や山梨の写真を頂戴していたからという薄い根拠と、千曲川や天竜川をはじめとした馴染みある一級河川沿いから探してみようという作戦。


さあ出発、まずは我らが長野電鉄。

さっそくですが千曲川を渡る村山橋は鉄道道路併用橋なのでスルー、支流の夜間瀬川沿いへ。

あの錆びたアーチみたいなのが無い。


松本へ。千曲川の支流(と言っても大きい川)の犀川や梓川、奈良井川高瀬川などが盆地内で合流します。

アーチ無し。河川敷も狭いか。


JRへも手を伸ばします、大糸線。

良さげな橋かと思ったけど工事中!というかトラス構造。


大糸線は他にも国道との並走橋が多く。

こっちの橋とかぶって見づらい!


橋は緑、だけど河川敷がボーボー過ぎるか。。



次は県南部の飯田線。天竜川に沿って走るから良い橋があるかも?

良い橋!!……だけど道路と線路の距離が違う!



長野県を飛び出し新潟県へ。

単線と複線が混在する羽越本線。

橋の色はいいが、、、

ここは複線区間だけど上下線の線路が離れている。



……そういう可能性もあり得るってこと??


だとすると単線電化路線という絞り込みが根底から覆されるのだが、、、、


例えばこの写真の背後、写ってないところに複線のもう片方がある可能性とか、、

いやいやこの錆びた謎アーチを見る限りは相当なローカル感だ、複線が離れるのは羽越本線や東北本線など日本有数の大動脈幹線によくある形、やはり単線という絞りは変えないでおこうと自らを励まします。



捜索もローカル私鉄メインに切り替え、群馬県の上信電鉄へ。

アオ!



〜捜索した路線〜

弘南鉄道 奥羽本線 常磐線 磐越西線 吾妻線 秩父鉄道 富士急行 外房線 内房線 富山地方鉄道 北陸鉄道 えちぜん鉄道 小浜線 大井川鉄道 養老鉄道 予讃線 伯備線 etc....というか捜索しすぎて忘れた。



マップで追いかける以外に「ガーダー橋 緑」などの検索で出てきた路線を当たるも一向に結果に結び付かず。

この時点ですでに遭難して倒れているに等しい状況。

やはりこんな写真からでは辿り着くことはできないのか……



残りわずかな力で九州へ。

アカ!!!



マップじゃ橋の色なんて分からないから、何度失望したことか。



こうなったら逆に鉄道ではなく一級河川を片っ端から追っかけていけば見つかるか?などと恐ろしい事を考えたこともありました。(遭難率99%)



よし、もう良いだろう。




最後の頼みの綱、Googleレンズ。

(ぶっちゃけ期待してないけど)


まあ、、「ガーダー橋 緑」検索と変わり映えのしない感じだな、、


非電化路線の橋も入ってくるし、やはり難しいか、、


とにかくひたすら深くまで画像をチェックしていき、ふと気になったものが。

大井川鉄道。

言わずと知れた一級河川大井川沿いを走る観光色も強い路線。


もちろん気になったので捜索したけど、その時は赤い橋しか見つからなかったけど……?


この結果があったので、やむなく捜索を打ち切っていた路線。

記事に入っていくと、家山川緑地公園なる場所とのこと。

家山川?



すかさずマップで接近。

このあたりでは大井川を渡らないのでささっと通り過ぎてたかも。


さらに接近すると。

こっちかーーー!!!


大井川に注ぐ支流、完全に見逃していたっ!!!



さて。

線路と道路の距離感を考えると、もはやここしかない。というか絶対ここだ。これまで倒れてきた経験がそう言っている。



残念ながら河川敷にストリートビューはなく、橋の上から慎重に接近。

あれ?

…………アーチがない!!!!!


↓↓

…いや、でも奥に見える白い門?みたいなのは間違いないはずだけど……??



若干の動揺のなか、橋の上で一コマ進めた時。

あーーーっ!!!

あれはーーーーっ!!!!!


ひょろひょろとした下がり具合からして、絶対にこれだーっ!!

高さ制限でもなさそうだし橋の構造物ですらないし、一体なんなんだこの紛らわしいアーチは!!!


もう一コマ進めると、橋の陰で見えなくなる。

全容が全く分からない謎構造物。



ともかく。

大井川鉄道・家山駅近くに架かる橋、壮絶な捜索の末に確保!!!!



何とか報われた。。

ほんとに大変な写真だった!!!



ふと気になって、2年前の捜索スクショが残ってないか探してみると。



やはり当初から大糸線を疑っていたのか。



大井川鉄道も見ていたのかー!!!


惜しいというよりは、大井川鉄道の橋は赤いという刷り込みがこの時に形成されてしまった感覚!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



だいぶ写真も溜まって皆様をお待たせしてしまっているので(待ってるというか忘れてる可能性大)、次回からはバッサバッサやっていきたいと思います。



ではまた!