どこ鉄123 〜結論を先送りにする | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

お久しぶりです、どこ野鉄夫です。



だいぶ肌寒い季節になってきましたね。

私事ではありますが、先日無事に運転免許を取得することができました。卒業検定で一発アウト案件をかまし2日間の追加抑留を食らった私を励ましてくれたり面白がってくれた皆様本当にありがとうございました。

ここからが本当のスタート、落ち着いて安全な運転ができるドライバーになりたいと思います。




さあそれでは、運転免許とは違って全く緊張することのないこちらをやっていきましよう。

自分の土俵だっ!




まずはありぴーさんからの1枚。

鮮やかな色合いの地下駅。



先日iPadを買おうと家電量販店に行った時、画質を確認しようと見てただけなのに危うく捜索を始めそうになったコチラの画像を思い出します↓



ま、それはどうでもいいとして「ホームドア オレンジ」で検索。

お、京王もオレンジ扉あるのか!

と驚いたものの、問題写真の感じからは京成が妥当なセン。

うむ。


京成電鉄で地下駅といえば、路線の起点と終点。



まずは起点・京成上野駅へ。

ホームドアの有無はさておき、壁のカラーが違う。



次は一気に終点・成田空港へ。

おっ!!


オレンジ色のホームドア!


さらに画像を探索(※)。

壁のデザインも良い感じだ!


しかし、、、

こっちの写真だと、壁のデザインが明らかに違う。


…どういう事だろう?



この成田空港駅がややこしいのは、

(京成電鉄ホームページより)


島式ホームの上下線だけでも本線用とアクセス特急用でゾーンを分けている(1.2番線と3.4番線は柵で完全に仕切られている)のに加えて、もう一つ別な場所にもホームを造っちゃったことです。


おまけにJRのホームも隣接してるもんだから、画像を見てもどのホームの写真なのか非常にわかりづらい。



一旦諦めて隣の駅へ行きましょう。成田にはもう一つ駅がある。



空港第2ビル駅。

ホームドアが青かったり、いろいろ複雑でしたが。

こちらも縦に分割されたホームで、本線系統のゾーン(3.4番線)が青いホームドア、アクセス特急&スカイライナー用のゾーン(1.2番線)がオレンジ色のホームドアなんだろう。



(京成電鉄ホームページより)

アクセス系統がオレンジ色、本線系統が青のカラーコードで分けられている事をだんだん理解してきました。



では元の写真↓


見つけ出した写真↓

ホームドアと壁のカラーコード、これしかない。



京成電鉄・空港第2ビル駅、複雑な地下構造に苦労しながら確保!



なおGoogleマップの画像においては、投稿者の方が間違えて別の駅に写真をアップしてしまう事がままあります。

成田空港駅と空港第2ビル駅なんて、行く時はともかく帰宅した時に「あれ、どっちの駅から乗ったっけ?」なんて、まともな方からしたらどうでも良いことでしょう。

おそらく↑の※印をつけた画像は、空港第2ビル駅の画像が成田空港駅にアップされていたものと推察できます。



とにかく地下はややこしい事が分かって頂けたらそれで良いです!






さあ次。

北九州の職人・新井さんからの1枚。

ああ素晴らしい。景色が見える。

非電化単線のローカル線。



ガードレールの錆びすごいんだけど?燻製?



最大の注目点はこちら。

車両が見える。ごちそう!


……この形式はたぶん、JRじゃないな。



北九州のあたりでJRじゃない非電化ローカル線といえば、平成筑豊鉄道。



検索。


これだな、マクセル号。


あとは沿線のなかで、分岐のある(すれ違いのできる)駅付近に、特徴的なとんがった建物がある場所を探すのみ。

手前で立体交差する道路は、ガードレールが汚かったから(失礼)国道クラスではないだろう。



捜索開始。

いちいち元号を付けるのが好きな鉄道だな。



ただこの時、

免許合宿期間中に1人鳥貴族を嗜んでいる時だったもので、精度の高い捜索ができず数往復。



平成筑豊鉄道はかつて炭鉱で栄えていた地域を走る鉄道で、けっこう路線規模が大きいんだよな……というか炭鉱がなくなった今でも、JRも含めて路線網がきめ細かい!



それでもビールを進めながら捜索を行ったり来たりして。


ようやくとんがった建物発見!



近くに立体交差は?

ここを見てみよう。


出たっ、茶色いガードレール!(なぜこの部分だけ)



では元の写真↓


探し出した写真↓

とんがった建物もバッチリ。



平成筑豊鉄道・犀川駅付近の景色(福岡県)、確保!


飲んでなかったらもう少し早く解けたかも知れませんが、まあいいでしょう。ごちそうさまでした!





続きまして、ワッティさん(の奥様)からの1枚。ご夫婦揃ってありがとうございます!

国鉄の匂いが残る駅構内。

JRの、かなり大きな規模の駅だろう。路線も幹線クラスか。



奥に見えるのは変電所かな?

ゴチャゴチャした変電の設備とともに気になるのが、ホーム屋根からぶら下がったオレンジ色の停止位置目標。

(電化方式は判明せず)



前にも調べた気がするけど、忘れているので検索。

(wikiwandより)

これだ。

JR東日本か。



マップでJR東日本の適当な幹線に近づき「変電所」入力。

こりゃダメだ。




改めて写真。

奥に長い跨線橋が見えるけど、、


ホーム間を繋ぐというより、もっと長そうに見える。駅の向こうまで行ってる感じ。



長い跨線橋といえば、、まず浮かぶのは東北本線の福島駅。

新幹線と在来線の間の空き地を駐車場にしちゃうくらい空間に余裕があるけど、さすがに県庁所在地駅前に変電所は見当たらず。



少し南下して郡山駅。

あっ!


駅の裏まで続く跨線橋と、デカい工場!!



これは来たか?



期待を胸に駅の画像へ。

んーーー、、?


跨線橋の構造が微妙に違うか……!



駅構内も郡山のほうが広そう。



なんとなく東北本線から離れないほうがいい気がする(JR東日本の幹線で、駅構内もデカくて古めかしいまま残っているのは東北本線以外考えづらい)ので、一ノ関・小牛田(こごた)などの拠点駅を眺めたあと、さらに南下して黒磯へ。


黒磯駅は関東と東北の境界にあたる駅で、電化方式も直流から交流へ変わる重要地点です。ん、電化方式が変わる?!


古めかしい跨線橋に変電所!!!!



ここだったか!



では元の写真↓


探し出した写真↓

東北本線・黒磯駅、変電所では気づけなかったものの東北本線への執着心で確保!



何も写ってなさそうでありながら、写真全体から鉄道の匂いがしてくる良い問題でした!





さあ今回のラスボスは、鉄はる君こと大野遙さんからの1枚。まだ解けていないまま書き始めています。

ホームと茂みと住宅。



何も写ってないじゃないか。



できる事ならこんな写真やりたくない!



ただ7月にもらったまま放置しすぎるのもアレだし、他にやってくれる人もいないのでやるしかない!



さて。

こんな写真のなかで唯一最大の特徴は、写真ギリギリに写るホーム。


段差がある。



以前の記事にも書いたんですが(記事2問目・ガクさんからの問題)、


これは「ホームのかさ上げ」ではないか?



ホームをかさ上げするのは地方の交流電化区間が多い。

鉄はる君のテリトリーからいって常磐線が怪しい。



検索。

いい質問だ。その質問が僕にとっての答えだ。



画像もチェック。

いい感じ!



常磐線いわき以北へ急行。

配線略図大先生も駆使し、


線路の数はともかくホームより外側に線路が一本だけある駅を探す旅。



先ほどのブログでも良い感じだった、夜ノ森駅。(駅名が好き)

綺麗だけど、住宅が並んでる感じではないか。



彼の苗字でもある大野駅。

違うか……



常磐線、いわき以南まで捜索範囲を拡げたものの無事終了。



常磐線と馴染みの深い水戸線へ。

うーむ、違うか(小田林駅)。



ホームはわりと新しめなんだよな……


……このザラザラしたコンクリート、たしか「洗い出し仕上げ」だったはず。コンクリートの仕事をしている中で覚えた知識だぞ!


検索。

全然ダメ!


前にもやったけど、こういう検索では「ホーム」という言葉が全て住宅のほうに吸収される!

(プラットホームと書いたところで結果は同じ。「ホーム 外壁」なぞ言語道断)



次に注目したのは、

ホーム端の赤いライン。



最近よく見るけど、ここから辿ることはできないか?



検索すると。


(impress watchより)

なるほど、CPラインというのか!


いろいろな鉄道会社を見てみると、どうもJR東日本の色合いが問題写真に近い感じ。JR西日本は赤みが強い気がする。



先ほどの↑記事をさらに調べると、シンプルに言って首都圏の乗降客の多い駅からホームドア設置を進めるけどまだ当分できないとこにはCPライン引いとくねという話のよう。



首都圏の駅?

完全に地方の駅だと思ってたけど違うのか?




うーむ。

当たる気がしない。



写真をもらった時のメッセージに何かヒントはないか?確認してみよう。

チッ。上から目線。



まだ絶対もらわないんだから!!!




頭を切り替えると同時に、こちらも確認。

架線柱は、まあまあシンプルな形。

首都圏はほぼ全て直流電化なので、最初に挙げた地方の交流電化という推理は一旦完全に忘れよう。


こんな茂みと駅裏にすぐ住宅がある地域……都心部ではないだろう。



まずは東京西部の山あいへ向かう青梅線・五日市線あたり。


茂みはいいが住宅が多いか…あと屋根が長い。



次は……八高線・川越線に行ってみよう。



笠幡駅を見た時。

あっ!!!!


段差ッッ!!!!

架線柱もなんか良い感じだ!!!



確かに八高線・川越線は平成になってから電化された路線ではあるけど、、しかしこの笠幡駅では低いほうのホームは既に使われてなさそう……。



なんなんだこの段差は???



八高線・川越線無事終了。



以下ダイジェストでお送りします。



同じく平成に電化された路線・相模線の相武台下駅。

相模線はいい着眼点だと思ったんだけどな!



もはやローカル線を抜け出して南武線・矢川駅。



一気に房総半島へ進出し、内房線の八幡宿駅。

クーッ!



外房線の新茂原駅!



いい路線が閃いたと日光線の鶴田駅。



三浦半島の横須賀線・衣笠駅。

もうここで良いんじゃないか?



北関東の両毛線・あしかがフラワーパーク駅。

写真の角度だけでそれなりに見えるもんだな!




日常生活でも電車に乗るたびに、ホームの端が気になってしまいます。

JR中央線の新宿駅。



我らが京王電鉄は、赤ではなく黄色。




〜ここまで捜索した路線〜

常磐線 水戸線 青梅線 五日市線 八高線 川越線 相模線

南武線 横浜線 仙石線 成田線

中央線(高尾以遠 総武本線 東金線

鶴見線 日光線 伊東線 横須賀線 両毛線



ぐうの音も出ない撃沈。



だからこんな写真に手を出したくなかったんだ!!!


もう1枚あるのか……





〜〜〜〜つづく〜〜〜〜