土曜大工は、 | 菅野貴夫の野球電鉄

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんばんは。おはようございます。


夏に調布に行った時以来の、心にゆとりがある日々を過ごしています。


今日のミッション(勝手に決めた)は、共同玄関のドアを修理すること。


ホームセンターと家を3往復したんですが、つまるところ現在のドア部品を分解しCRE556をぶっかけるだけで直りました。


すげえ楽しかったです。じゃなきゃ、見切り発車で購入→合わないから部品を買い足しに行き長考断念→帰宅して既存の部品を調整したら完治し結局返品、で3往復しない。能率とか、ない。


会社に所属していないアタシのような人間は、つねに自分の持ち味とか伸びしろとか、考え悩みながら生きています。プロになるために。




今日、ある舞台を観てきました。

はっきり言って全く、アタシの好みじゃなかった。

それは、テーマの好き嫌いと(俺は他人の等身大の恋愛話ほど興味のないものはない。)、その中でも観客に何かを残さねばならないはずの、主演俳優の演技の未熟さが掛かってたからです。


他の女優陣も、佇まいはみんなそこそこ良かったんだけど、なんつうんだろ、これは好みの問題かも知れないが、舞台を超えて観客に飛び込んでくる飛沫のようなものが一切なかった。ショーウインドウを見させられてるような。しかも香水の。

可愛いだけじゃ駄目だな。



ただ、こうも思う。

例えば万が一俺が主演俳優をやっていたら、おそらく演技の質的にストーリーの良い部分を伝える妨げになっただろうなと。暑苦しくて、お話にならないよ。


舞台に立つってのは、遊ぶのか闘うのか、その両方か、改めて身にしみました。


同時に、あれを観て心に響かないアタシ(=彼女のできないアタシ)は、何か問題があるんだろうなと考える週末です。役者の演技に関してはああだこうだ言いながら、作品のテーマについてはこりゃ何かのヒントだと考えます。お金払って観たんだから、その影響から自分で考えないとね!


まあ、アレだ、明後日以降のブログがどうなるか、自分で楽しみだ。