
ある小学校教員が休み時間に
「先生、トイレに行ってもいいですか?」
と許可を求めてくる児童がいる
ということを言っていました
えー!
そんなのいいに決まってるじゃん![]()
と多くの大人たちは思いますよね
うん、うん。
よくよく考えてみると
他にも様々なことに子どもたちから
「○○してもいい?」
と聞かれる場面は多く
そんなの聞かなくてもいいよ~
好きにやっていいよ~
と答える範囲のことが
少なくない気がします
子どもが自分で
判断できなくなっている!?
と心配になりますよね

小学校の放課後に
「放課後子ども教室」
という推進事業があります
放課後に小学校の体育館や空き教室を活用し、
学習やスポーツ、文化活動など児童と地域住民が
交流しながら、児童の自主性や社会性などを
養うための安心・安全な子どもの
居場所づくりを実施する事業です。
放課後、体育館でスポーツしたり
折り紙やしおりを作ったり
活動に自由度があって
楽しいそうです![]()
我が子談。
その放課後こども教室での
約束事の一つに
「トイレや水を飲む時は近くの先生に
必ず声をかけてください」
とありました
自由度の高い遊び
(休み時間にしている遊びと
変わらない遊び)を
放課後こども教室でしているので
休み時間は勝手にトイレに行ってもいい
しかし
放課後こども教室の自由時間では
勝手にトイレに行ってはいけない
この状況に
こどもたちは混乱しているようです![]()

これは
大人には見える枠が
子どもには見えていないのが
原因の一つだと思うのです![]()
えっ!分かりにくい!?
つまり、
「この時間はこの枠から
出て行かないでね~」
という暗黙の枠です
休み時間は
学校の敷地(枠)
から出て行かないでね~
放課後こども教室では
活動場所の体育館(枠)
から出て行かないでね~
という枠が
子どもたちには見えていない
のです![]()
そして私は思うのです![]()
大人から子どもに対して
なぜそれがいけないのか?
なぜそんなルールがあるのか?
という根本的な内容の
「説明」の数々が
十分になされていない上に
子どもたちも
そのルールがある理由
を考える機会もなく
過ごしてきているのではないか![]()
と。
いちいち説明いるー??
と大人たちは
考えてしまいがちだけど
一番最初から説明なしに
過ごしてきた子どもたちは
ルールは守るもの!
と素晴らしい教えを
刷り込まれてきているだけなので
ルールの内容を深掘りすることなく
丸暗記しているだけ
なのです![]()
やらされている感100%
自分で考えて自分で行動できる
子どもに育ってほしい![]()
と願う大人たち![]()
しかしその一方で
管理をしやすくするために
たくさんのルールを作ってしまう![]()
のも大人たち![]()
子どもたちは
ルールが多くて
そのルールがある理由も
考えていないので![]()
何が良くて
何が悪いのか
混乱![]()
![]()
どんな時は良くて
どんな時が悪いのか
混乱![]()
![]()
してしまうのです
時に「説明」は
正直めんどくさい![]()
時間もかかるし
子どもの機嫌も変わるし
これ一番めんどくさい![]()
これは大人の本音です![]()
ぶっちゃけ~
でも
「説明」というこの一手間を
丁寧にやってあげることで
子どもたちは![]()
![]()
のちに自分で考える癖がついて
自分で判断できる力もついてきて
少ないルールの中で![]()
![]()
今よりもっと自主的に![]()
もっと主体的に![]()
そして
のびのびと成長をみせてくれる![]()
大人のみなさん
「説明」の一手間を
今日から意識してみませんか![]()
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