2024年から新しいNISA制度が開始されます。
現行NISAと比べて最大の改善点は、非課税期間が無期限になったこと!
これは、現行NISAを利用している全員が待ち望んでいた改善ではないでしょうか。
新NISAの改善点
・非課税保有期間:
5年(一般)/20年(積立) → 無期限
・一般NISAと積立NISAの併用:
不可 → 可
・年間投資上限額:
120万円(一般)/40万円(積立) → 240万円(成長投資)+120万円(積立)
・生涯非課税限度額:
600万円(一般)/800万円(積立) → 1800万円
・売却時の非課税枠の再利用:不可 → 可
現行NISAと新NISAは別口座
もう一つ、うれしいポイントは新NISAが始まっても現行NISAで持っている商品の非課税期間がそのままで保有可能なこと。
非課税の枠が増えるイメージですね!
私の場合は積立NISAを利用しているので、今年投資した分は2043年まで非課税で運用することができます。
現行の課税口座はどうする?
考えなければいけないのは、NISA枠以外の課税口座に入れているお金のこと。
元々NISA枠が小さかったので追加投資していたものなので、今後は新NISAに一本化したいところです。
ひとまず、12月分の引き落としが完了した時点で新たな積立は止めることにしますが、これまで積み立てた分を売却して新NISAに移行しようと思うと、増えた分に対して20%の税金がかかってしまいます。
だけど、これについてはいつ売却しても税金はかかるもの。利益が出ているうちに売却して少しでも早いうちに新NISA枠を埋めるのが正解のような気がします。
新NISAの設定
SBI証券では、11/19から新NISAの積立設定を開始しています。
現行NISAを利用している場合は、特に申し込みをすることなく新NISA口座が自動で開設され、現行NISAの積立設定がそのまま引き継がれます。
せっかく枠が増えたので、いままで課税口座に積み立てていた分を新NISAに移行すべく、設定変更しました。
積立NISA枠は、今までと変わりなく金額を変更するだけで設定できました。成長投資枠はてっきり一括投資が可能と思っていたのに、積立設定しかありません。
ググってみたところ、成長投資枠は、つみたて投資と一括投資のどちらも可能という情報が見つかりました。
いまの時点では設定予約なので積立投資の設定しかないだけで、年明けには一括投資の設定もできるようになるようです。
若い人たちは、これから定年まで長い時間があるのでコツコツ積み立てていくのがベストだと思います。
それに対して、この先の時間のない50代は、これまでほとんど金利の付かなかった銀行の定期預金などで溜めてきたお金を、いかに早く投資に回せるかが鍵だと思っています。
もちろんリスク管理を第一に、生活防衛資金の確保と貯金との比率のキープは不可欠ですが、、。
ということで、せっかちな私は待ちきれず↓の設定をしてみました。これで年初に一括投資ができるはず!
追記: 毎月100円積み立てるのは集計しづらいので、この設定はやめて年始に一括投資することにしました。
関連記事