戦略策定・実行・評価ツール「マイストラ」 -69ページ目

戦略策定・実行・評価ツール「マイストラ」

戦略の作り方、戦略実行と評価の仕方を紹介する「マイストラ」君

●業務プロセスの視点は戦略実行の視点です。


戦略が実行出来る組織とは?


それは、業務プロセスの視点で設定した戦略目標が実行出来る

組織のことを言います。


業務プロセスの視点で戦略を実行すれば、顧客の視点の戦略目標

がよくなります。


顧客の視点の戦略目標が良くなれば、顧客の満足度が上がり

販売に結びつきます。よって財務の視点の戦略目標が

良くなります。


この様なシナリオを戦略マップ上に書きます。


戦略の実行度合いを評価する時に、財務の視点で評価する事も

大事ですが、それで評価できない場合があります。


例えば今回のサブプライムの問題で、世界的に景気の低迷が

きた場合、財務の視点の戦略目標が悪くなってもそれはその

組織の責任としての追求できますか。


多分出来ないでしょう。


しかし、どんなに外部の影響があろうとも、業務プロセスの視点

で設定した戦略目標が達成されないというのはその組織の責任

です。


業務プロセスの視点の戦略目標で、この様に活動しますと

約束したことは、キチンと実行しましょう。それは外部からの

影響とは関係無しに、「やろうと言ったことはやりましょう。」


この「やろうと言ったことがやれる組織」が戦略が実行出来る

組織なのです。


ですから、戦略マップ上で一番大事な視点はこの

業務プロセスの視点なのです。



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●BSCの顧客の視点とは


戦略を立てるとき、孫子は「敵を知り己を知らば、百戦すれども危う

からず」と説かれています。現在のビジネスの世界に於いても同じ

ことが言える

のではないかと思います。


BSCでも、戦略の策定は顧客の視点からスタートします、そして

戦略には選択と集中が常に伴います。それは全方位に攻めれない

からです。即ち作成した戦略を全て実行するだけのリソースが

無いからです。

その為、常に重要度及び優先度を考えながら作成します。


・セグメント顧客の選択と集中。


 戦略を打つべく顧客のことをキャプラン教授はセグメント顧客と

 表現しています。選出したセグメント顧客から戦略実行が可能な

 セグメント顧客の数、例えば3つのセグメント顧客に絞り込みます。


 この選択したセグメント顧客の視点の戦略目標が全て満足のいく

 成果をあげても、財務の視点の戦略目標が達成できていなければ、

 それはセグメント顧客の選択に問題があったということになります。

 その時にはセグメント顧客の見直し若しくは追加を行います。


・セグメント顧客のニーズの調査と決定。


 現場を担当されている方々はそれぞれ現状のセグメント顧客の

 ニーズをつかんでいると思います。

 しかし、それらのニーズをを話合い確認し共有しあう場を持って

いません。

 ニーズを掴みその重要度を設定することが大切です。


・セグメント顧客へどの様な価値提案をすると顧客は満足し商品・

サービスを買ってくれますか。


 顧客のニーズが決まればそのセグメント顧客が満足する

価値提案を設定します。価値提案すなわちバリュー

プロポジション、これには、価格であったり 品質であったり、

入手可能、品揃え、機能性、サービス、パートナーシップ、

ブランド等だったりします。

 それぞれのセグメント顧客を満足させるにはどのような

価値提案が必要かを戦略目標として設定します。


・顧客満足度等、財務につながる前の顧客の変化を捉える

戦略目標の設定。


 価値提案をすることにより、顧客が満足し財務の視点に

つながりますが、その前の時点で顧客の変化を捉える

 戦略目標を設定します。


バランス・スコアカードでは、顧客の視点で顧客が見えて

なければ誤った戦略に成ります。そこで後述する戦略マップで

可視化し、共有化して顧客の視点が正しく把握できているか

確認します。

これにより戦略実行が正しいものと成るのです。


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★BSCの財務の視点とは。


  組織・企業・グループを存続させ、成長して行くのに不可欠な

  視点です。


戦略を策定する時には、ビジョンを立てます。そのビジョンに到達

するために何をしないといけないのかを考えるのが戦略です。


次にそのビジョンを達成するのに必要な戦略目標は何かを決め

設定します。


 (1)直接部門では財務の視点が部門の運営にとって最重要な

    視点です。


 (2)間接部門では、直接的に成果を求める財務の視点と、

    間接的な成果をあげることを求める間接的財務の

    視点とが有ります。

   * 直接的な財務の視点の戦略目標として改善及び効率化を


     求めた「生産性の向上を高める」、「コストの削減を図る」等


     が設定されます。


   * 間接的な財務の視点の戦略目標として、あなたのセグメント


     顧客である内部顧客の財務の視点の達成如何があなたの


     組織の価値提案サポートの実行度合に依存するところが


     大です。そのため、あなたの財務視点の戦略目標には


     サポートしている部門の財務の戦略目標が達成されて


     いるかということが確認できる戦略目標を設定する必要が


     あります。

(財務の視点の戦略目標例)


・売上を拡大する  ・収益性を向上する ・成長性を高める  


・経常利益の向上 ・利益を確保する  ・キャッシュフロー向上

                                   の実現

・プロジェクトの業績を向上する ・ロイヤリティ収支を向上する 


・企業価値を拡大する ・ローコストオペレーションの実現 


・コストを低減する ・株主価値を向上する ・労働生産性を

                                向上させる 


・製造コストを低減する ・労働分配率を向上させる 等




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