戦略策定・実行・評価ツール「マイストラ」 -63ページ目

戦略策定・実行・評価ツール「マイストラ」

戦略の作り方、戦略実行と評価の仕方を紹介する「マイストラ」君

ここで、ちょっと先走りますが、戦略の実行と評価について取り上げます。

「マイストラ」のブログ-戦略実行の結果
・KPIの設定
・月次目標値の設定
・月次の実績値の入力完了


以上の処理については追って説明しますが、全て完了したものとして説明します。


戦略を実行し、KPIの実績値を入力すると戦略マップに結果が表示されます。目標達成は緑色、甚だしく未達成は赤色、少し未達は黄色です。


あなたがシナリオを検討し、作り上げた戦略マップそして達成する事を目指して設定した目標値、上手くいけば、右上の戦略マップのように緑色になります。


しかし、月日の経過に伴い、右下の戦略マップのように、
「マイストラ」のブログ-戦略実行の評価 黄色、赤色の戦略目標が出てきます。この原因は

大きく分けて2つです。


原因-1 実行不足

      業務プロセスの

      視点、及び人材

      と変革の視点の

      齟齬は実行不足

      活動不足です。


原因-2 思惑違い

      財務の視点及び

      顧客の視点の

      戦略目標の齟齬は、
      シナリオどおりになっていない。

財務の視点及び顧客の視点は、既にご説明したように、自組織はこうなりたいという成果を戦略目標として設定しました。この成果は、今回のサブプライム問題のような外部環境の変化により、アゲインストの風が吹き、いかんともしがたい場合があります。

しかし、そんな場合でも、業務プロセスの視点で計画した活動は、達成されなければ成りません。


財務の視点で評価するのも重要ですが、もっと大切なのは業務プロセスの視点で設定した戦略目標

がなぜ出来なかったのか、やるといったことがなぜ出来なかったのか?

なぜ活動しなかったのかの原因を追究し、これを評価すべきです。


戦略についての検討・議論のミーティングがされますが、はたして何について議論されているのでしょうか。多くは、顧客別にどうであったかの結果及び見込報告ではないでしょうか。


赤色・黄色の戦略目標がある戦略マップを見て下さい。あなたのシナリオ、あなたの活動の結果が出ているのです。


戦略マップはあなたに、何を議論し、何を検討して次へのアクションに結び付けなければいけないかを知らせてくれているのです。


ここまでで、重要なポイント

・戦略策定時点で、自信のある戦略マップを作る
・戦略マップのシナリオを意識する

 シナリオとは、業務プロセスの視点の戦略目標で活動すれば、顧客の視点及び財務の視点の戦略

目標が良くなっていくかをイメージします。


・最後に業務プロセスの視点の戦略目標で活動が可能か考えてみてここが良くなればあなたの組織がどうなるのか想像してみる。



この後の、重要なポイントはKPI設定、月次目標値の設定、ギャップの補正、アクションの計画です。


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いよいよ戦略マップが完成します。

「マイストラ」のブログ-戦略マップ全体の見直
最後の見直しを行います。
業務プロセスの視点に注目します。
四つの戦略テーマについてお話しましたが、業務プロセスの視点で設定した戦略目標がこの四つの視点のどの戦略テーマのものであるかをチェックし、戦略が漏れなく検討されているかのチェックを行います。


戦略テーマ
1、業務管理プロセス テーマ
2、顧客管理プロセス テーマ
3、新製品・新サービスプロセス テーマ
4、法的・社会的プロセス テーマ

戦略の策定は、1~13までその方法を述べてきましたが、これは初年度だけ、戦略の作り方を理解するまでこの順に沿って策定いただきますが、2年目以降は、既に戦略マップができており、しかも1年間それにて運用が行われてきましたので、その戦略マップをどのように修正追加するかを検討いただければと思います。


戦略の作り方の教育をする必要が有る場合は、この方法で教えてあげてください。


次に、この戦略目標を測定するKPIを設定し、月次目標値の設定に移ります。この時点で、再度戦略目標を見直すことになりますが、戦略目標の設定の仕方は、今まで述べてきた方法に沿って設定いただきます。


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戦略マップを順次作り上げてきました。ここで振り返って見直しをして見ましょう。一番大切なことは、「戦略が実行出来るか?」という事です。
「マイストラ」のブログ-戦略マップ全体の見直(1)

即ち、限られたあなたの持っている組織のリソースで最大限の効果ある活動が出来るかということです。


・まず戦略マップ全体を見直して、同じ種類の戦略目標が存在しないか、特に顧客の視点と業務プロセスの視点では、業務プロセスの視点の戦略目標が実行できれば顧客の視点での設定はしなくても良い場合があります。


・また、実行出来ることが大切ですので、重要度を設定し、重要なものから採用します。


チェックのポイントは

1、戦略目標の数
  キャプラン教授によると、財務の視点の戦略目標は  3~5個
                 顧客の視点は         3~5個
                 業務プロセスの視点では  5~8個
                 人材と変革の視点では   3~5個
  私が過去実施してきた研修会で作成した戦略マップでの実績は
  67社の平均       財務の視点の戦略目標は  2.9個
                 顧客の視点          4.4個
                 業務プロセスの視点     6.3個
                 人材と変革の視点      3.5個

2、業務プロセスの視点の戦略目標が達成できれば、顧客の視点

  及び、財務の視点の戦略目標が良くなるのかの因果関係線を

  確認します。

3、業務プロセスの視点は戦略実行の視点です。戦略目標を

  じっくり見て、本当に実行出来るのかを再度考えてみて下さい。

  いくら良い戦略でも実行できなければ無いのと同じです。

  初年度は個数を減らしてでも、着実に実行できる数にして下さい。

4、業務プロセスの戦略目標を実行するための準備はOKですか

  それは人材と変革の視点の戦略目標で決まります。


戦略目標の妥当性及び数の妥当性の問題が常に付きまといます。

何が良いのかの応えはありません。あなたが実行し、その中から

妥当性を見つけ出すしか方法は、ありません。過去、戦略目標

及びKPIに関して、統計で分析してみようと試みました。

共分散構造分析を勉強し、Amosというソフトを購入しテストを

して見ましたが、BSCで使うKPIのデータ量では少なすぎて

式自体が成立しないという結果になりました。今思うに、

1~2年着実に実行することが、妥当性を見つけ出す最高の

方法だと思っています。BSCを実行されている企業では、

3年目には「戦略目標もKPIも減りました。」といわれます。それは、

「何が重要化、分かってきたからです。」という答えです。


●継続は、力です。長期的なお取り組みを、お願いします。


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