朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -63ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

謎の男たちが集まって陰謀が繰り広げられる墜月荘にて。

美しくてグロテスクでどこか懐かしく哀しい。

これらがどこまでが真実でどこからが錯覚なのかと。

ずっと不気味な空気感が漂っている。

 

283P

私は、いつか行けるでしょうか。生きているうちに、あの場所へ。

莢子が待っているあの場所、私の長い長い夜が終わる場所、いつも遠くに見えるだけで決して手の届かない、夜の汀の果つるところに。

 

昭和初期、三人の母と暮らす子供の目から見えてくる情景。

怪しい雰囲気を醸し出す遊郭墜月荘に集う個性ある人々。

彼らの企みを闇夜でさまようように描いている。

闇夜を抜けた先にある夜果つるところを目指して。

あまりにも不穏な雰囲気は最後まで消えない。

 

 

飯合梓

北海道出身。本書が初めての著作となる

 

恩田陸

宮城県出身。「夜のピクニック」で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、「中庭の出来事」で山本周五郎賞、「蜜蜂と遠雷」で直木三十五賞と本屋大賞を受賞。

 

【No1361】夜果つるところ 恩田 陸 集英社(2023/06)、飯合 梓 照隅舎(1975/05)

 

群馬県警察本部刑事部捜査第一課の葛警部が活躍する。

彼は、上司から疎まれており、部下からも慕われていない。

無駄口を叩かず部下に的確な指示を出し優れた洞察力を発揮し問題を解決に導くのだ。

刑事たちの地道な捜査と葛警部の鮮やかな推理で進行していく。

事件発生後に普通に容疑者が浮上してくる。

真実の解明の流れが自然だった。

 

葛は臨場の違和感を大切にしている。

凶器の奇妙な形状、目撃証言の矛盾、死体遺棄の不自然さ、紙に放火されない事情、非常ベル作動の遅さ、等々ふと見過ごされがちな小さな疑問にこだわる。

あらゆる可能性を考え安易に目をそらさない、証拠集めをして判断していく。

鋭い観察眼と消去法でもって事件の意外な真相を暴く。

ひとつひとつ資料を基にして葛自身の目で確認し勘も重視し行動していく。

アナログ的な思考手順だったが、ぼくはそれが嫌いではなかった。

刑事ものとして十分に楽しむことができる内容だ。

これも米澤穂信さんの真骨頂だと思う。

 

 <目次>

崖の下

ねむけ

命の恩

可燃物

本物か

 

1978年岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。11年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を、14年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。同作は「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」の国内部門1位となり、史上初のミステリーランキング3冠を達成。翌年『王とサーカス』でもミステリーランキング3冠に輝く。21年『黒牢城』で第12回山田風太郎賞を受賞、さらに同作で22年第166回直木賞、第22回本格ミステリ大賞を受賞。また同作は史上初となるミステリーランキング4冠を達成

今がチャンス!これからの人生を楽しむため、身の回りの「紙モノ」の整理を!!

 

ぼくは、紙モノが好きです。

パソコンの画面だけでは飽き足らずに、紙に打ち出して内容を確認し紙で保存したりするくらいの姿勢です。ぼくにとっては、アナログからデジタル化に進行している過渡期です。

うちには、紙モノがある場所を占領し牛耳っています。例えば、レシート、チラシ、郵便物のほか、新聞紙、雑誌などの情報に関する紙類、手帳や日記、写真などの思い出の紙類、通帳や証券、権利証等の金銭的な紙類などです。これら沢山の紙モノがあふれているのでなんとか対応しなければと、いつかやらなければ!何とかしなくては!と思いつつこれまで整理を伸ばして過ごしてきました。

手元に遺しておくものとそうでないものを判断するひとつとして、最近1年間でそれを見たのか手に取ったのか使ったのかなどを参考にして、体力も気力もあるうちにモノの整理してきたい。

 

213P「これから」の人生をもっと楽しむために

「紙モノ」変化の激しい社会の中で、自分の心と向き合い、自分にとって大事なモノ、コトと出会う旅、つまり自分を好きになるたびにみたいなものです。

整理とは余分なものを捨てるという意味を含むので、ネガティブな思いを抱く人もいますが、実はその逆です。「空(くう)」をつくることなのです。

今の時代は情報があふれているからこそ、情報を持ちすぎないことで、自分基準を大切にすることにつながります。それこそが、「紙モノ」で整理の目的です。

「紙モノ」整理を進めていくと、空間だけではなく、生活にもゆとりが出てきます。

ゆとりがあれば、社会の変化に対応したり、心の折り合いをつけやすくなります。ゆとりはこれからの人生をいきるうえでの大きな力になるのです。

「紙モノ」整理をし、今の自分にとって大切なものを選び取った先には、楽しい「これから」の人生が待っていることでしょう。

 

 <目次>

はじめに

1章 片づけで一番大切な60歳からの「紙モノ」整理

2章 「紙モノ」整理の考え方の基本

3章 まずはここから!命に関わる「健康モノ」の整理

4章 財産の「見える化」で不安が消える!「お金モノ」の整理

5章 ここまでやればスッキリ!お金以外の「書類モノ」の整理

6章 今すぐ始めてラクになる!「デジタル類」の整理

7章 自分も親もこれで安心!実家の「紙モノ」整理

8章 毎日が楽しくなる!リバウンド防止&習慣化のヒント

おわりに

 

片づけ講師。一般社団法人実家片づけ整理協会代表理事。実家片づけアドバイザー。銀行、出版社等を経て、片づけが苦手な人向きの講座を開講。人生100年時代の片づけ整理術、親子で取り組む生前整理、空き家になるのを防ぐ片づけ術、終活、モノとお金の整理術などを展開中。講演・メディア出演多数。筑波大学大学院修了(カウンセリング修士,著書に「カツオが磯野家を片づける日」など。

 

 

【No1359】60歳からの「紙モノ」整理「これから」の人生が楽しくなる! 渡部亜矢 青春出版社(2023/06)

 

精神科医で作家の和田秀樹ブームが到来しています。

彼のことを理解する人が多くなってきて、やっと時代が彼についてきたのだ。

「80歳の壁」や「70歳が老化の分かれ道」などの本がベストセラーです。

僕は、学習とか資格勉強などの本で既に15年前からお世話になっていました。

彼がずっと25年前から言い続けていることです。

「美味しいものを食べ、好きなことをして暮らすことこそ健康長寿の秘訣」

これは、高齢者にならなくても、すでに今からやれることができればやればよいのではないかと。そうすることで健康につながっていくからだ。

 

また、医療費や介護費などで社会に負担をかける存在としてではなく、個人金融資産のうちの7割の約1400兆円を持っているという対象者あてに、「高齢者向けの製品やサービスに目を向けて、高齢者を消費者として見ること」や、

「高齢者に元気になってもらい、労働力として活用できる人の割合を増やすことと、思い切り消費してもらうことです。これによって、子どもの数が増えなくても、労働力不足も消費不況の一挙に解決できるはずです」と提言されています。このことから、これらを受け入れて上手く運用していけるよう社会全体が行動していけばよいのではないかなと。

 

その他には、目についたことばや、こころに響いた文章などを引用します。

高齢者にならなくても今から心がけることがあればいまからやればよいのではないかと思います。

・老化を防ぐ妙薬は「働くこと」だ。

・高齢期の行動基準は「楽しいかどうか」で決める。自分の楽しみを優先する。

・作家・ミュージシャンのみうらじゅんさんのように、何かに興味を持つ、好奇心を持つことが大切だ。

・さまざまなことに興味を持つという習慣、その実践が趣味だ。老化を防ぐには、面白がることが大切だ。

・行動を変えれば心も変わってくる。大切なのはとにかく行動することだ。

・嫌なことをせずに、嫌いな人とはつきあわない。

・免疫機能を高く維持するため、ストレスをなくして、思いっきり人生を楽しむ。

・BMI「体重(kg)÷身長(m)の2乗」で導き出される数値のWHOの基準で普通とされるのは18.5から25の間だが、世界中の統計データを見ると、BMIの数値が25から30を超えた人のほうが長生きする傾向が多い。

・コレステロールは、細胞壁や男性ホルモンのテストステロンの大切な材料だ。不足すると、肌やつやがなくなりセロトニンを脳に運ぶことにも関わっているため、うつのようになって元気がなくなる。

 

「シン」とは「新しい」という概念だけにとどまりません。高齢者が自分らしく、若々しく生きるために重要なさまざまな漢字をあてがうことができます。

進…失敗を恐れず、積極的に進歩的なことに挑む

深…知識や考え方に深みがあり、洞察力に優れる

芯…意志が強く、信条を守り、生き方に芯がある

親…共感力や好感度が高く、誰からも親しまれる

心…心構えが前向きで意欲や好奇心に満ちている

身…元気に長生きするための身体ケアを怠らない

紳…品格があり、紳士淑女として立ち居振る舞う

 

 <目次>

序章 日本を変える「シン・老人」のパワー

第1章 新たな活力を生む「シン・老人」の登場

第2章 「シン・老人」は生涯現役で健康長寿

第3章 「趣味」「人間関係」「食事」を進化させる

第4章 イヤなことをせず好きをがまんしない

第5章 愛される高齢者が備える「ボケ力」

第6章 「シン・老人」が口グセにしたい言葉

終章 ジャパン・アズ・ナンバーワンを取り戻す

あとがき

 

精神科医。1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は川崎幸病院精神科顧問、ルネクリニック東京院院長などを務める。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている

因果応報!死体を見たい見ることで死を感じたい、理解して他とは違う存在になりたい。

こんな好奇心から始まった少女たちの体験。

仲良くしているように見えても自分のことしか考えていない、相手への思いを上手く伝える術を知らない伝わらない。

時には残酷で時には甘美な時間を共有する由紀と敦子、二人の女の子の視点が入れ変わり遷り変わり進んでいく。二人の感じ方が違うところや同じことを思っているところはたまらない。じわじわと高まっていくクライマックスは素敵だった。

57P

自殺ほどつまらない死に方はない。

相続力が乏しいくせに、自分では知性があると思っている人が、自殺を選ぶ。自分が想像する世界だけがすべてだと思い込み、それに絶望して死を選ぶなど、なんて短絡的なのだろう。

そんな人の死よりも、もっと生きることにどん欲な人の死を見てみたい。

ああ、この人はもっともっと行きたかったんだろうな。この人の思い描いていた世界はどのようなものだったのだろう……。そんな想像力をかき立てれくれる死はどこにあるのか。

 

「快感」を得るために湊かなえさんの作品を読んでいるという指摘はある意味あっているな。

322P 

ありそうな話は読みたいならば新聞でも広げておけばいいのであって、フィクションの美しさというには物語のなかでいかに無理なく精緻な関係を構築できるかにかかっている、少なくともそれが美しさの一つだと思う。

巧みに張られた伏線どうしをのりしろにして、文字だけで書かれた世界が立体感のあるものに組み上がっていく快感。湊かなえを読むというのは、その快感に身を委ねることなのだ。

 

 <目次>

序章、第一章から第五章、終章

解説 星真一

 

1973年広島県生まれ。2005年第2回BS‐i新人脚本賞で佳作入選。07年第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞。同年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年同作品を収録したデビュー作『告白』は、「週刊文春08年ミステリーベスト10」で第1位、第6回本屋大賞を受賞。

「妻の本当の貌を、男たちは知らない」

表紙に目が奪われた。

 

夫の新の公認のもとで、元恋人の翔太郎と自由な時間を過ごす妻の麻耶を描いた「もっと悪い妻」がとても印象的だ。

頭を柔らかくして考えてみて!

ありそうでなさそう、こんな関係ってあり!?

どうしてお互いに夫婦してるの!?

 

男女間の微妙な感情や関係の変化を表すことば。

これがあたまに浮かんできた。

男女の「機微」を超えてゆけ!

 

139P

「麻耶は大事だと思っている人が他にいるのかと聞いているだけ?」

「いるよ」

「それは止められないんだね?」

溜息も苛立ちも感じられない静かな声だった・

「そうなの、だって、親友なんだもの」

「わかる。でも、男なんだよね?」

「男でも親友になれるよ」

女の親友とは寝ることができないけれど、男の親友とは寝ることができる。それは異性であることの、ものすごい利点ではないだろうか。

「それはそうだろうけれど。困ったな」

 

 

141P ラブホテルでは、いつものように愛し合った。互いに好きな愛撫をし合って、麻耶の好きな体位で終わる。夫婦よりも気楽で、夫婦よりも快楽は大きい。

 

 

 <目次>

悪い妻

武蔵野線

みなしご

残念

オールドボーイズ

もっと悪い妻

 

金沢市生まれ。成蹊大学法学部卒業。日本ペンクラブ会長。「顔に降りかかる雨」で江戸川乱歩賞、「柔らかな頰」で直木賞、「ナニカアル」で島清恋愛文学賞、読売文学賞受賞。紫綬褒章受章。

 

「くやしくば尋ね来て見よ松ケ岡」

「松ケ岡男を見ると犬がほえ」

「星月夜あきれるほど見て縁が切れ」

「松ケ岡寝そびれた夜のぐち競べ」

「またいびりたくば鎌倉までおいで」

離婚をテーマにした5話連作短編集。

 

離婚専門の女性弁護士、松岡 紬が紡ぐ物語。

彼女の実家は鎌倉にある縁切り寺の東衛寺。

お寺が所有する蔵が彼女の弁護士事務所となっている。

 

モラハラ、浮気、熟年離婚、同性カップル・パートナーとの別れ、養育費の支払い等々、紬の活躍の噂を聞きつけたクライアントから面倒なお話が舞い込んでくる。

解決の糸口を見つけるため紬が解決策を手繰っていくのだ。

 

しあわせを求めて夫婦となった。けれども互いは他人同士で付き合っている時といっしょに暮してからとは、生活や態度、空気感が違うと思うのは当然なのかな。

お互いの間で譲れるところがあれば譲って、譲れないものは……。

子はかすがいとは今は昔。

DVはもってのほか、我慢にも限界がある。

幸せな離婚があれば、それにこしたことはなし。

どんな形でもお互いの心に傷が残る。

 

弁護士は困っている人に寄り添い解決に導くことを生業としている職業。

困難な状態から解決に導くのが職務なのだからさらに頑張っていくのだ。

松岡紬のように、相手のココロに寄り添って目に見えるところは優しくして、縁を切ることが優しくならなくとも。

 

1991年、アメリカ合衆国テキサス州ダラス生まれ、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した『元彼の遺言状』で2021年にデビュー

 

最近、北海道で牛を襲ったヒグマ「OSO18」駆除との報道がありました。これに関連していてとても生々しく、繋がっているような錯覚を覚えました。

 

もし映像化するとしたら、北海道の壮大な自然と神秘的な蒼い光とのコントラストが組み合わさって、とてもきれいなものになるだろうと。そのように想像しながら読んでいました。

 

 

山深い場所にある「黄泉の森」。ここには悪い神が棲むという言い伝えがあった。7年前に家族が謎の失踪をした外科医の佐原茜は家族を襲った悲劇の真実をずっと調べていた。巨大なヒグマに人々が襲われる事件が頻発しており、猟友会のメンバーと共に彼女は黄泉の森へと赴くのだった。

 

 

医療ミステリーとバイオ・ホラーの内容で、ものすごく気持ちが悪いくらいに恐ろしいシーンがある。次の頁次の頁と手がまったく止まらなくなってしまいもう一気読みです。

 

終わりには、「えっ!佐原茜が!?」。

待ってましたかというようなどんでん返しがあり、久しぶりに読み応えのある素晴らしい小説でした。

 

 <目次>

プロローグ

第一章 禁忌の森

幕間一

第二章 斑の卵

幕間二

第三章 女王降臨

エピローグ

 

1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第四回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題した『誰がための刃』で作家デビュー

警察官による暴力や淫らな行為が多々発生する。

熱に浮かされたようにフラフラと吸い寄せられていく妖艶な邪気があった。

警視庁内で非違行為が相次ぐのだ。

これらは警視庁を守る結界が破られたことによるものだった。

このままでは警察組織は崩壊するぞ。

そこで、生活安全部少年事件課巡査部長の富野輝彦とお祓い師鬼龍光一が問題を解決していくのだ。

圧倒的に軽くて読みやすいよみものだった。

 

1955年北海道生まれ。78年、上智大学在学中に「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て執筆活動に専念。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞をダブル受賞。17年「隠蔽捜査」シリーズで第2回吉川英治文庫賞を受賞

生涯にわたって活躍するには、知識や技術をアップデートし続けることが不可欠です。リスキリングとは、新しいスキルや技術の習得を推進する取り組みのことを言います。次世代の働き方に向けて新しいスキルを身につけることが肝要かと思います。

 

このリスキリングを成功に導くためには、skill(能力やノウハウ)の土台となる、Will(意志や思い)・捉え方・考え方と、それを支えるBody(生命体及び人としてのあり方)・心身が健康であることがそもそも大前提として重要なのだと。

 

また、社会的ランクのタガを外すことが必要であることです。この社会的ランクとは、社会的地位や財産、学歴、年齢、性別など、所属する実社会で価値があると思われている属性である。こういうのに拘泥しない方がよいこととされています。成長や進化にふさわしくない自己のレッテルを貼ることはブレーキとなってリスキリングを阻害する要因となります。

 

実践例として、人生で勝つためのリスキリング向けの戦力は、百点満点を狙わずに60点のスキルをたくさん積み上げることです。60点のスキルを8つ習得すれば、480点のスキルを有していることになります。

 

そうなのだろうという、確実にリスキリングで学ぶための3つの方法が紹介されていました。

1 読書で圧倒的な情報のシャワーを浴びること

2 一流の人と少人数で話をし、教えを乞うこと。

3 物理的に移動することで視界(五感)を変えること

 

思い立ったら吉日、リスキリングがやりたくなったらまずはやってみるべきです。

どのように継続していくべきか。

どのように習慣化できるか。

どのように時間をつくるのかなど。

自主的にやってみて考えるのです。

 

 <目次>

はじめに

第1章 今こそ、学び直しの時!

第2章 “未来のスキル”を描く

第3章 鍵は“学び方”にあり!

第4章 “学び続ける極意”とは?

第5章 生涯現役を貫くために

巻末鼎談 西村一広×佐藤美咲×阿部George雅行

 リスキリング分野でセーリングの未来を拓く

おわりに

 

阿部George雅行

株式会社ボディチューン・パートナーズ代表取締役。都市銀行から3行合併メガバンク、ベンチャー企業等を経て、2005年にボディチューン・パートナーズを創業。コーチング&メンタリング歴20年。トップマネジメント、次世代幹部候補、MGR、アスリートを中心に延べ12万人の行動変容に関わる。東京都新宿区出身

 

佐藤美咲

株式会社ボディチューン・パートナーズパートナー。大手エアラインにて地上職、国際線客室乗務員、再生プロジェクトスタッフ、AIベンチャー社長室を経て、2018年よりボディチューン・パートナーズに参画。法人営業歴7年。金融、食品メーカー、エンターテイメント業界などを中心に営業トレーニングを提供。大分県大分市出身

 

 

【No1352】リスキリングの虎 スキルを“再武装”し、生き方を“最覚醒”する極意 阿部George雅行 佐藤美咲 プレジデント社(2023/06)