朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -59ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

警視庁強行犯係樋口顕シリーズ。

人との軋轢を嫌って、波風を立てることを避けて自己評価が低い普通の男樋口警部。

真面目であり真っ当で花もない人、面白みに欠ける刑事だけれども、警察内外の人心をうまく掌握して物事を上手に進めて行く特殊で独特な能力を持っている。

彼は、女子高校生の売春が絡んだ死体遺棄事件を追う。

今回も反感を持っていた相手にすら自分の仲間にして事件を解決に導く樋口マジックが見られた。

このシリーズは面白いから毎回一気読みだ。

 

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年、「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。東芝EMI勤務を経て、82年に専業作家となる。2006年、『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を受賞。08年、『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞ならびに第61回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。17年、「隠蔽捜査」シリーズで第2回吉川英治文庫賞を受賞

 

「法令遵守」と「多数決」大義名分による政治手法、

そして、複雑な物事の「単純化」プロセスがあった。

 

森友学園、加計学園、桜を見る会、忖度、内閣葬・国葬、分断と2極化、1強体制、安倍支持派と反安倍派、解釈変更、説明責任と逃げ切り、補助金適正化法違反と詐欺罪、虚偽答弁、不当・違法行為、宗教と倫理観等々、

昨今のニッポンの諸問題を理解して、諸課題を解いていくためのキーワードとそのカギがちりばめられてあった。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 国有地売却をめぐる「単純化」

第2章 “岩盤規制打破”をめぐる「単純化」

第3章 森友・加計、それぞれの「第二幕」

第4章 放置された「ウソ」の構図

第5章 銃撃事件以後も繰り返される“手法”

終章 「法令遵守と多数決」という“病”

おわりに

 

1955年生まれ。弁護士(郷原総合コンプライアンス法律事務所代表)。東京大学理学部卒業後、民間会社を経て、1983年検事任官。東京地検、長崎地検次席検事、法務総合研究所総括研究官等を経て、2006年退官。「法令遵守」からの脱却、「社会的要請への適応」としてのコンプライアンスの視点から、様々な分野の問題に斬り込む。名城大学教授・コンプライアンス研究センター長、総務省顧問・コンプライアンス室長、関西大学特任教授、横浜市コンプライアンス顧問などを歴任。

 

【No1399】「単純化」という病 安倍政治が日本に残したもの 郷原伸郎 朝日新聞出版(2023/05)

「住民の役に立ち、地域を良くする」ために行えること。

公務員が今すぐに簡単にできて日々の業務が楽になり時短知識が得られる内容、日々の業務改善方法を理解しやすく実行しやすい形にまとめた本だ。

 

このなかで特徴的な箇所を3つ取り上げてみた。

公務員でなくても活用できることだ。

 

・残業や休暇の申請は年間スケジュール(1か月、1週間、1日)から考える。急な業務への余裕を持ちつつ業務の調整をする。事前申請のための計画が調整力を磨くことに繋がる。

 

・上司の承認をもらうには「事例」と「数値」で説得する。過去や他自治体の事例や客観的な数値で安心してもらう。

 

・上司への報告は。ビジネスチャットツールを使う等文字で残して頻度に気をつける。結論から伝える、箇条書きする。言った言わない、聞いていないと言われないように。

 

 <目次>

はじめに 

1 今すぐできる!事務処理の時短術

2 役所のPCでも超速便利!パソコン業務の時短術

3 自分もチームも生産性アップ!スケジュール・タスク管理法

4 すんなり決裁をもらう!上司とのコミュニケーション術

5 二度手間をなくす!調整・コミュニケーション術

6 あなたから始める!自治体仕事の時短思考法

おわりに 

 

同前嘉浩 さん

岡山県備前市備前緑陽中学一体校準備室長補佐(教育DX推進課、教育総務課兼務)。2002年に旧備前市、日生町で運営する水道企業団に建設会社から転職、2005年市町村合併で備前市へ統合され市の職員となる。2023年4月より現職。2017年配属の下水道課で事業費約20億円を削減し、国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)、「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2020」、リクナビNEXT「GOOD ACTION アワード」受賞

林博司 さん

パブリシンク株式会社代表取締役。合同会社LOCUS BRiDGE共同代表。2010年に埼玉県北本市役所に入庁。情報政策・広報・財政・シティプロモーション・ふるさと納税担当として12年間勤める。2022年全国広報コンクール最高賞である内閣総理大臣賞を受賞。ふるさと納税では寄附額2021年埼玉県内1位を達成。「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2021」受賞

 

【No1398】公務員が定時で仕事を終わらせる55のコツ 同前嘉浩、林博司 学陽書房(2023/05)

新人と部長との掛け合いに日本語で言った方が分かりやすい。そんなツッコミが聞こえてくる。

 

「プロジェクトは来週キックオフ予定です」→わかりました。来週サッカーをやるんですね。

 

「クライアントの要望にはしっかり応えよう」→わかりました。暗いアント(蟻)の要望ですね。

 

「御社のグランドデザインを教えてください」→えっとですね。理想の運動場は、全面芝生が良いですね。

 

「ウチとコンシューマー向けに商品をつくりませんか?」→なんですって。納期が短すぎる。納期が今週末ですか。

 

「F社に予算のコンセンサスをとっておきたまえ!」→すぐにやります。電気代が高騰していますから、使っていない電化製品のコンセントを抜きます。

 

真剣な職場にもこんなジョークが通用するような明るい雰囲気があればよいのだが……。

爆笑マンガで笑い飛ばしてくれてありがとう!

 

アジェンダ、マイルストーン、リスケ…等々。

時々聞こえてくるカタカナのビジネス用語に振り回されることがある。

新入社員ではないけれども、それらを確認すべく読んでみた。

使っていたとしても本来の意味はどうなのか曖昧にしていたかもしれない。

聞いたことはあるけれども、その意味が分からなかった言葉があり勉強となった。

これからは何を言っているのかわからない?言葉が少し減るかもしれない。

 

 <目次>

はじめに 

登場人物

プロローグ

この本の読み方

ア行のビジネス用語

カ行のビジネス用語

サ行のビジネス用語

タ行のビジネス用語

ナ行のビジネス用語

ハ行のビジネス用語

マ行のビジネス用語

ラ・ワ行のビジネス用語

エピローグ

 

全日本ビジネス用語検討委員会

大阪デザイナー専門学校卒業後、似顔絵師として活動。半年後、同人誌専門の印刷会社に入社。6年間勤めた後フリーのイラストレーターとして活動を始める。メッセンジャー、工場勤務を経て、32歳の時に「イラストハウスうのき」として独立。皮肉の効いた風刺漫画やクセのあるアニメーションが得意。本作では、イラストの制作はもちろん、ひとつひとつのネタのフリオチのアイデアまで考案。

 

【No1397】新入社員、会議についていけません。社会人を悩ませるビジネス用語集 全日本ビジネス用語検討委員会/製作 Gakken(2023/08)

家や職場や学校などでなにげなく過ごしていますが、身のまわりには危険なものがたくさん潜んでいます。

この本における危険とは、知識があれば避けられたのに、その知識がなかったばかりに思わぬところで巻き込まれてしまうような危険のことを言います。

 

家庭、学校、職場などの日常生活や公園、キャンプなどの楽しいアウトドアで知っていれば役立つものです。また、危険を知るには、多少の化学の知識が必要です。

キノコ、ワラビなどの山菜、スイセン、トリカブトなどの毒草、鉛食器、強力な磁石、ダイエット剤、漂白剤、防水スプレー、乾燥剤、化学肥料、マイクロプラスチック等々、

家の内外で、日常的に危険物だと感じていないものに潜む危険について、どのように危険なのかを化学的に解説しています。

 

これまで多くの犠牲や発見した方の知恵などからこうした危険物をたくさん知ることができました。

各種の恐ろしさを知って遭遇しないように気をつけていくとともに、身近なところの科学を知るための一助となり面白さを感じる本です。

 

 

 <目次>

はじめに

序章 危険物とは

第1章 食卓の危険物

第2章 バス・トイレ・洗面所の危険物

第3章 リビングに潜む危険物

第4章 薬品・化粧品の危険物

第5章 ベランダ・園芸の危険物

第6章 学校・オフィスの危険物

第7章 公園・キャンプの危険物

第8章 工場・跡地の危険物

参考文献

索引

 

1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学

 

【No1396】身のまわりの「危険物の科学」が一冊でまるごとわかる 齋藤勝裕 ベレ出版(2023/06)

この本では、1億円超の資産を持つ人を富裕層としています。

億単位の資産を持つ富裕層は、元はと言えば普通の人であり、仕事や投資など地道な行動を積み重ねて、資産を築いた人が多いのです。

例えば、倹約、生活は人並みよりも質素である(ケチではない)。軽自動車に乗っている。外食はなるべく控えている。昼は愛妻弁当である。無駄な見栄を張らない。ブランド品はほとんど買わない。

これらは、富裕層だけでなく一般人でも当たり前のレベルにしてできることがあろうかと。このような富裕層の行動様式のなかには、人生をよくするためのヒントがありました。

どれがヒントにできるか、どれを取り入れて心がけてやっていけるか、長期的に考えると差が広まっていくことになるでしょう。

 

富裕層の行動から参考にしたい箇所など、気になった文言を三つ取り上げてみました。

・少々高額でも高品質のものを買って長く大事に使う。いくら安くても価格に見合わなければ買わない。

・年金をしっかりもらう。お金持ちも年金を老後の頼りにしている。年金は心強い老後の支えになる。

・分散投資でリスクを抑える。異なる業種や異なる国の銘柄、異なる資産(株式、債券、不動産)に投資する。

 

 <目次>

序章 億万長者の「お金」と「相続」のリアル(イメージとはまったく違う富裕層の実態、資産10億円でも傷だらけの軽自動車に乗る!? ほか)

第1章 家計―富裕層は驚くほど質素に暮らす(富裕層は1円たりとも死に金を使わない、富裕層はお金の情報を家族とシェアする ほか)

第2章 資産運用―富裕層ほど投資で儲かりやすい(富裕層は預金をしっかり保有する、富裕層は株式や不動産に投資する ほか)

第3章 生活―富裕層は大きな犬を飼う?(富裕層は賃貸でなく持ち家に住む、富裕層は都会に住む ほか)

第4章 家族―富裕層は教育費に糸目をつけない(富裕層は税負担を避けて家族にお金を渡す、富裕層は家族の住宅取得を支援する ほか)

おわりに

 

1981年福岡県生まれ。西南学院大学商学部卒業。2004年東京国税局の国税専門官として採用され、都内の税務署、東京国税局、東京国税不服審判所において、相続税の調査や所得税の確定申告対応、不服審査業務等に従事。2年連続で東京国税局長より功績者表彰を受ける。2017年7月東京国税局を退局し、フリーライターに転身。マネージャンルを中心に書籍や雑誌、ウェブメディアにて執筆。朝日新聞社運営のサイト「相続会議」をはじめ、連載記事多数。2021年9月に一般社団法人かぶきライフサポートの理事に就任し、相続に関する問題の解決をサポートする活動を行っている

 

【No1395】元国税専門官がこっそり教えるあなたの隣の億万長者 富裕層に学んだ一生お金に困らない29の習慣 小林義崇 ダイヤモンド社(2023/02)

世のなかには、読書に関する本は数多く出ています。これまで約100冊以上の関連する本を読んで、そのなかで自分に合うやり方や読み方など取り入れてきました。

例えば、あまり読んだことがない人には、文字に親しむことが大切なのです。児童書でもよいし漫画本でもよいので、まずは読みたい本や好きな本を読むことです。そののち慣れてきたら読書を習慣とするために、朝、昼、夜と読む時間を決めるほか、スキマがある時間にこまめに読んでいくという方法があろうか。さらに、要点を摑むためには、ゴシック文字だけを読むことや目次、奥付、プロフィールを読むほか、ある一つの主張で納得するのではなく、賛成や反対、中間の意見が書かれた本をそれぞれ読んでいくなど、初級者、中級者などのレベルに応じた読むやり方があるものと思います。

いずれにしても、どんなやり方を取っても共通しているのは、読書していくことが楽しくなるように読んでいくことです。

 

この本で、気に入った文章、目についた箇所、参考となるところを取り上げてみました。

64P 教養を深めたい人には、新書を読むのがよい。同じジャンルの本を複数冊購入して立て続けに読んで記憶を固める。

92P 本は最後まで読まなくても良い。

142P 斬新なアイデアは既存の概念の組み合わせから生まれる。

174P 登場人物が多い小説を読むことには関係図をつくる。物語の展開を理解しやすくなる。

178P 批判的に突っ込みながら読む。疑いながら読む。

227P 装丁が工夫されている本は内容も充実している。

229P 自分と似た同質性があるため、好きな人や憧れの人が推薦する本は外れが少ない。

262P 面白い本に出会ったら、同じ著書の「処女作」を読む。最初の1冊に込められた著者の想いを感じ取ることができる。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 なんのために読むのか?(「義務感」「速読」「効率」の呪縛が読書を遠ざける、自分の「好奇心」を引き出して楽しみながら読む ほか)

第2章 「記憶力」を高める読書の技術(丸暗記・穴埋め型で覚えると忘れてしまう、記憶を呼び戻す「5W1H」を常に意識する ほか)

第3章 「思考力」を高める読書の技術(仮説を立てて「世の中」のニーズを探りながら読む、同じテーマのさまざまな考え方の本を読めば「しなやかな思考力」が身につく ほか)

第4章 「楽しむ読書」を習慣化する方法(まずは読みたいように読めばいい、自分の心に忠実に読みたい本を選択する ほか)

第5章 読書を楽しむ工夫、読書に飽きない工夫(心にピンとくるワンフレーズを探しながら読む、未知の分野を学びたいときの工夫 ほか)

応用編としての補遺

おわりに 

 

1974年横浜生まれ。青山学院大学法学部教授(税法)。上智大学法学部法律学科を卒業後、2001年に旧司法試験に合格。2002年4月から1年半の司法修習を経て、2003年秋に弁護士登録(第二東京弁護士会)。2015年4月から現職(大学教員に転身し、教育及び研究に専念)。単著の合計は58冊

 

【No1394】「記憶力」「思考力」を高める読書の技術 木山泰嗣 日本実業出版社(2020/07)

幸せに生きていくために、身の丈にあった暮らしをする方法。

 

モノと部屋など、それらが「ときめく」のかどうか。

ベストセラーの「人生がときめく片づけの魔法」

あのこんまりさんにも啓発された稲垣えみ子さん。

 

食べるものも、着る物も、住まいも、持ち物も、どんどん小さくしていくだけで幸せになれるのだ。

「自分の身の回りの世話は自分でやる者」の稲垣さんには決して及ばないし彼女のようにはまったくできない。

啓発されたので、ぼくが自分でできることをいまからやっていきます。

 

2P

「家事なんてなくなればいい」なんて言っている場合じゃない。むしろ家事は我先にと「取り合う」べきものである。老若男女問わず、何をおいても家事をする者、「自分の身の回りの世話は自分でやる者」こそが人生の真の勝者となるのだ。

自らの人生すら予測もことロールもできない混迷の時代に、家事を誰かに押し付けてラッキーなんて言っていたら、いつも間にか無間地獄へまっさかさまと覚悟しておくべきである。

 

9P 老後において、家事をすることこそが、このリスクに対処する最大の現実的な策である。

 

87P 家事とは最も確実な自己投資である

家事ができるとは、「自分のことは自分でできる」こと。日々健康的で美味しいものを食べ、すっきり片付いた部屋で自分に似合うこざっぱりとしたものを着て暮らす。それができるのが「家事ができる人」だ。

 

 

259P ラク家事が教えてくれたこと

「自分のことは自分で面倒をみきれる範囲」でラクに家事をやり切れる範囲で生きていけば良いのではないだろうか。

 

 

 <目次>

はじめに 家事なんてなくなればいい?

1 私が手にした極ラク家事生活

2 あなたの家事がラクにならない本当の理由

3 家事こそは最大の投資である理由

4 老後と家事の深い関係

5 老後を救う「ラク家事」

6 モノの整理が天王山

7 実録・人はどこまでモノを減らせるか その1 怒涛のイメージ作り編

8 実録・人はどこまでモノを減らせるか その2 怒涛の実践編

9 死ぬまで家事

おわりに 総理、家事してますか?(ラク家事えみ子、政治経済を語る)

 

 

1965年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社で大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員を務め、2016年に五〇歳で退社。以来、都内で夫なし、子なし、冷蔵庫なし、ガス契約なしのフリーランス生活を送る。『魂の退社』『もうレシピ本はいらない』(第五回料理レシピ本大賞料理部門エッセイ賞受賞)

 

 

【No1393】家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択 稲垣えみ子 マガジンハウス(2023/05)

「人生はイチかバチか、動いたもん勝ち!」

脳科学の知見から、運動と脳の関係性についてまとめられた本。

動かないと何も起きないし起こらない。セレンディピティにも出逢わない。

AIと人間の違いは、「運動」できること。

運動によって脳を活性化させ、認知機能を向上させ、ストレス緩和や老化防止につながる。

「脳を活性化させて、社会の中でどう動いて、誰と会って、何を計画し、何を実行するのかという能力―脳のモビリティを高めて脳に効果的な運動効果を与えて活性化していく。運動するだけで記憶力・集中力・創造力などの脳の機能が大幅にアップする。

運動はこの時代に活躍するための必須のスキルだ。

 

39P 成功を収めるために重要なのは、目標に向けた継続的な努力、やり抜く力だ。

 

199P ストレスを大幅に軽減できる方法

自分がコントロールできることについてベストを尽くし、コントロールできないことについては潔く諦める。

 

207P 柔軟性と楽観性がレジリエンス力(「回復力」「復元力」)を高める。

 

 <目次>

はじめに 脳科学的・運動脳のススメ

第1章 なぜ運動が脳にいいのか?そのメカニズムに迫る!(走ることを通して自分の人生を切り拓いてきた、最新の脳科学でわかった「運動」と「学力」の関係性 ほか)

第2章 「脳のモビリティ」を高めると仕事も人生も好転しだす(重要なキーワード「脳のモビリティ」とは?「脳のモビリティ」を司るのもやはり前頭葉 ほか)

第3章 「運動IQ」が高い人には3つの特徴がある(「賢い人」のイメージはプロサッカー選手の時代に、一流のサッカー選手が持つ「遂行機能」とは? ほか)

第4章 集中力・直観力を磨いて自分の夢を具現化しよう(いま求められるのは「モハメド・アリ集中法」、脳内に「ToDoリスト」を持つと集中力が磨かれる ほか)

第5章 茂木流ストレス撃退法と強いメンタルのつくり方(あえて「メンタルモンスター」を提唱する理由、ストレスが長期化すると記憶障害になることも ほか)

おわりに 人生はイチかバチか!動いたもん勝ち!

 

理学博士。脳科学者。1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職はソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学大学院客員教授。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究する傍ら、文芸評論、美術評論にも取り組む。2005年、『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫文芸賞を受賞

カバー、表紙、帯、見返し、別丁扉、本文、小口、のどなど、本の各部に名称がついている詳細をぼくはあまり知らなかった。

それぞれの各部に使用している用紙については、例えばカバーが「Mr.B スノーホワイト四六版135Kg」などの紙の種類に細かい規格があったことも。

 

シリーズ三作目、学習塾で起きたカンニング事件、図書館で起きた怪文書事件、ある女性の怪死事件など、紙鑑定士の渡部が、懸賞目当てのクイズを解きながら3つの事件の謎に巻き込まれる。

 

紙に関するマニアックすぎてついてゆけないくらい専門的すぎる紙に対する強いこだわりがあった。このこだわりは、物語を深める効果があって善かったと思う。

理解できないが知らない世界を覗いているようでぼくは嫌いではなかった。

 

 <目次>

1 クイズと密室と紙と

2 紙と密室とクイズと

3 紙とクイズと密室と

4 エピローグ 

 

1963年、東京都八王子市生まれ。明治大学文学部文学科卒業。出版社勤務を経てフリーの編集者、造形家。『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』で第18回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、2020年にデビュー