朝の出勤前に続けてきたラジオ体操は、もう10年以上になる。
中年の体にも無理がなく、ちょうどよい運動だと感じている。体の俊敏さや柔軟性の衰えを緩やかにしてくれる、大切な習慣だ。
各地域で春季・秋季に開かれるラジオ体操の説明会にも参加したことがある。自己流では気づけない「腕を振るときは体の真横を通す」「手のひらの向きを変える」「お腹を伸ばすように意識する」といったポイントを、鈴木大輔先生から直接教わった。
筋肉の伸び方、関節の動き、姿勢の改善など、目的と意味を理解すると体操の質が一気に変わる。運動中に腹筋や背筋など“どこを使っているか”を意識することも大切だと学んだ。
ラジオ体操は、音楽が流れると自然に体が動き出す。こんな運動は日本でも珍しい。約3分の中で使われる筋肉が400を超えると知り、驚いた。
血流改善、睡眠の質向上、自律神経の安定、敏捷性やバランス力の向上、認知症リスクの低下など、短時間で全身を整えられる国民的運動だと思う。これからも続けていきたい。
■ラジオ体操の主な効果
・姿勢改善
・心肺機能アップ
・腸が元気になる
・転びにくい強い足腰
・認知機能アップ
・疲れにくい体
・自律神経が整う
・血流改善
・ストレス軽減
・前向きな気持ちになる
→ 心と体が若々しく保たれる。
■あとがき(鈴木大輔先生)より
「ラジオ体操に決まった正解はありません。人と比べるのではなく、自分の体と向き合い、自分のペースで楽しみながら続けること。無理をせず、焦らず、今日の自分にできる動きを大切にする。その積み重ねが心と体を強くし、毎日を豊かにしてくれます。」
■目次
はじめに そのラジオ体操、ちょっともったいないかもしれません!
序章 科学的に証明されたラジオ体操の力
第1章 ラジオ体操第一で「体ほぐし」
第2章 ラジオ体操第二で「動きづくり」
第3章 「ちょいラジ」でちょこちょこ体を整える
おわりに
■著者紹介
鈴木大輔さん
全国ラジオ体操連盟理事長。NHKラジオ体操指導者として全国で講習会を実施。本書が初の著作。
植田拓也さん
東京都健康長寿医療センター研究所 副センター長。老年学・介護予防・フレイル予防の専門家として研究と自治体支援に携わる。
【No2118】じつはすごい!科学的に証明された本当のラジオ体操 たった3分で400の筋肉が動く 鈴木大輔 植田拓也/監修 アスコム(2026/04)
