石原家の兄弟 | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

石原家を見ていて感じたのは、親を思う子の気持ちも、子を思う親の気持ちも、立場は違っても根っこは同じなのだということだった。

どんな親でも、子どもが成人し大きくなっても、たとえ還暦を迎えても、いつまでも悩み、心配し続ける。

一方で子どもは、かつての親の晴れ姿や輝く栄光を知っていても、やがて衰えゆく姿を受け止め、最後には死をも受け入れざるを得ない。その心の準備を、少しずつしていくのだと思った。

 

偉大な父・石原慎太郎さん、奔放な夫を支え続けた母・典子さん、そして4人の息子たち―伸晃さん、良純さん、宏高さん、延啓さん。

それぞれの立場から振り返られるエピソードは、彼らにしか語れない心震えるものばかりだった。

わずか1ヶ月違いで亡くなった両親。大俳優であり叔父の石原裕次郎さん。

華やかな一家でありながら、家族の絆の強さが随所に感じられた。

母、父、叔父、家、海、お正月、教育、仕事、結婚、介護、相続。

テーマは多岐にわたるのに、よくぞこの11章にまとめられたものだと素直に思った。

 

同じ家族でも、立場によって見える景色が違う。異なる意見もあれば、重なる世界観もある。その対比が読んでいてとても面白かった。

 

目次

1 母 典子に寄せて

2 父 慎太郎が逝った日

3 叔父 裕次郎の思い出

4 家

5 海

6 お正月

7 教育

8 仕事

9 結婚

10 介護

11 相続

執筆を終えて