被害者にも加害者にもなりたくない――。
本書は、交通トラブルから身を守るための法的知識を、弁護士YouTuberである著者がわかりやすく伝授してくれる一冊です。
教習所では学べない道路交通法の盲点を、イラストを交えて解説。
日常で役立つ交通のトリビアや、自動車に関する重要なポイントを学ぶことができます。
学んだポイント
• 交通事故では「危険性の高い側」がより重い注意義務を負う。車には歩行者を保護する高度な注意義務が課されている。
• 黄色信号は「急いで渡れ」ではなく、安全に停止できるなら停止するという意味。
• 横断歩道に歩行者や自転車がいる、または渡ろうとしている場合は妨げてはならない。前方を横断するか否かで義務が変わる。
• 初心者マークを付けた車への幅寄せや煽り運転は罰則対象。初心者以外でも不安があれば表示は自由。
• 高速道路の追い越し車線は一時的に使用するもので、継続走行は違反。追い越し後は速やかに走行車線へ戻る必要がある。覆面パトカーによる取り締まりも日常的。
• 世界では「緑信号」が一般的だが、日本では平安時代の色彩表現の名残から「青信号」と呼ぶ。
• 任意保険の加入率は約10%。10台に1台は未加入という現実。自賠責保険は強制加入で最低限の補償を受けられるが、未加入の場合は政府保障事業を活用できる。
目次
この本を開いたあなたへ
第1章 悪いのはどっち?意外と知らない過失割合の真相
(過失割合はどう決まる?イラストで考える過失割合/過失があっても治療費は全額もらえる?/歩行者と衝突…車の「過失ゼロ」は可能? ほか)
第2章 教習所では教えてくれなかった!本当に役立つ道路交通法のリアル
(黄色信号は進んでもいい?/自転車の二人乗りは本当にOK?/運転中の通話やLINEはどこまで許される? ほか)
第3章 「知らなかった!」では済まされない道路の常識と非常識
(オービスは顔を隠せば捕まらない?/スマホを見ながら運転しても起訴されない?/駐車違反で出頭すると損するって本当? ほか)
あとがき
著者紹介
藤吉修崇さん
東京都出身。慶應義塾大学経済学部卒業。弁護士法人ATB代表弁護士。大学時代は演劇に没頭し、スコットランドへ留学。その後、舞台演出や空間プロデュースに携わる。30歳を過ぎてから司法試験に挑戦し、猛勉強の末に合格。弁護士法人ATBを設立。YouTubeチャンネル「二番煎じと言われても」では、道路交通法の理不尽な状況を法律の観点から解説し話題となり、登録者数は20万人を突破している。
【No1979】交通トラブル六法 知らなかったでは済まされない道路の新常識 藤吉修崇 KADOKAWA (2025/11)
