神様 | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

厄とは、わざわい・まがごと・災難のことを指し、健全ないのちを損なう原因となるものをいう。

本書では、厄除けの方法、厄祓いで奏上される「祝詞」、そして毎日を幸せに満たすための神様との正しい向き合い方などについて解説している。

 

厄年の風習には、千年近い歴史と伝統がある。

悠久の時の流れのなかで、私たちの先祖は多くの体験や経験を通して、厄年や厄祓いという生活の知恵と文化を育んできた。

そのことを改めて認識しておく必要がある。

 

■136ページより

「神詣は家を出た時からはじまっている」

玉砂利が敷き詰められた参道を歩くうちに、私たちの心は自然と清められていくのを感じるだろう。

いよいよ神様とのふれあいの時が近づくという緊張感が生まれ、その緊張は鳥居をくぐるたびに深まっていく。

明治神宮などでは、鳥居の柱に榊の枝が取り付けられている。榊には、私たちの罪や穢れ、災いを祓う働きがあるとされ、鳥居をくぐるごとに心身が浄められていく。

鳥居は神社の「ご門」と考えられ、神様の世界と人間の世界を区別する役割を持つ。

鳥居をくぐるたびに罪や穢れが祓われ、神様の前でより清らかな心で祈ることができるようになる。

 

<目次>

はじめに

第一章 「厄」とは何か

(そもそも「厄」とは何か/「厄年」と「節目」の意外な関係 ほか)

第二章 「厄祓い」は迷信ではない

(「厄」には「役立つ」という意味もある/「お遍路」も厄祓いの一種 ほか)

第三章 「厄祓い」と日本人

(「神を恐れて人を恐れず」の真意/神様の模倣こそが暮らしの原点 ほか)

第四章 「災い」は「福」に転じられる

(運とはじっとしていないもの/「生」と「死」は表裏一体である ほか)

第五章 神様から「ご利益」を授かる

(「神詣」は家を出たときからはじまっている/「参道」の真ん中は歩いてはいけない ほか)

【巻末特典1】[ご祈願別]厄祓いの方法

【巻末特典2】[ご祈願別]祝詞

【巻末特典3】全国ご利益別神社一覧

 

著者紹介

三橋 健さん

神道学者・神道学博士。1939年石川県生まれ。

國學院大學大学院文学研究科神道専攻博士課程修了。

永年にわたり國學院大學神道文化学部および大学院教授を務め、2010年に定年退職。

現在は國學院大學客員教授、日本の神道文化研究会代表として活躍している。

 

 

【No1980】厄除け厄払い大事典 神様に願い事を叶えてもらう 三橋 健 青春出版社(2025/11)