日常生活動作事典 | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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少子超高齢社会の状況下、家庭内での不慮の事故死は交通事故死よりも4.4倍も多く、高齢者の割合が9割を占めているという。

70代以上のシニア向けの家庭生活をしている中で日常の動作をどのようにすると体の負担軽減になるのか、怪我の危険やリスクを回避できるのかがイラストを使ってわかりやすく示されている。

特に高齢者の場合、些細な所作の見直しを行いながら、日ごろからひとつでも少しでも気にかけ気をつけるようにしていければよいのかと思う。

家庭内事故の主な死亡原因は、不慮の溺死および溺水、その他の不慮の窒息、転倒、転落、墜落が占めています。

こうした家庭内事故を防ぐために、日常生活における体の動かし方、起居、食事、排泄、入浴、外出など、日常の行動の際の留意すべき点といった見逃しがちな日常生活動作を徹底的に見直し、正しい姿勢や動作をまとめたものです。

 

ウォーキングなど運動して足腰が弱らないようにしていく。

脂肪燃焼作用が促進するのなら、スクワットなどの筋力トレーニングを先にしてから歩くことを心がけたいものだ。

103P ウォーキングとスクワット、どちらが先

筋力トレーニングからウォーキングの順序で行うと、体脂肪燃焼が促進されることがわかったのです。注目したのは成長ホルモンの分泌量です。筋力トレーニングからウォーキングの順に運動すると、その逆の場合に比べて成長ホルモン分泌量が5倍に増えることを発見しました。成長ホルモンは体脂肪燃焼させる効果を高めます。体脂肪の燃焼が促進されれば、その結果として突然死を防ぐ効果が期待できるのです。

与えられた人生を全うするために、スクワットや腕立て伏せなどの筋力トレーニングを十分ほど行い、その後にウォーキングを行うようにしましょう。

 

 

 

 <目次>

はじめに 

序章 日常生活を自分の体で豊かに過ごすために(日常生活動作とは?日常生活のための基本姿勢の取り方、日常生活のこんな場面あんな場面)

第1章 日常生活動作の取り方(居間での日常生活動作 座る姿勢1 あぐら、居間での日常生活動作 座る姿勢2 正座、居間での日常生活動作 床から立ち上がる ほか)

第2章 「日常生活動作の自立」を維持するためのエクササイズ(筋肉のエクササイズ、関節のエクササイズ、循環のエクササイズ)

 

 

湯浅景元さん

1947年名古屋市生まれ。中京大学名誉教授。日本体育学会名誉会員。中京大学体育学部卒業、東京教育大学大学院体育学研究科修了後、東京医科大学で学ぶ。体育学修士、医学博士。中京大学体育学部長や中京大学スケート部部長などを歴任。長年、スポーツ選手の動作解析・研究・指導に従事。ハンマー投げの室伏広治氏やフィギュアスケートの浅田真央氏など多くのスポーツ選手の育成にあたった。また大学で教える傍ら、研究成果を生かして誰にでも実践できる健康法の指導でも活躍。現在、スポーツコーチングと医療分野との懸け橋としての役割にも取り組む。テレビ・ラジオ出演、講演会多数

 

【No1909】家庭内事故死を防ぐ 図解でわかる日常生活動作事典 湯浅景元 徳間書店(2024/06)