弘兼憲史さんは、人間交差点や黄昏流星群、島耕作シリーズなどで有名な漫画家です。
5P
面白いと思ったことをやろう。
人生は、楽しんだもの勝ちー。
人生楽しんだもの勝ちに全く同感です。
一人ひとりに共通の一度しかない人生。だから楽しまないともったいない。
例えば、人と会う時、映画を見る、コンサートに行く、スポーツ観覧する、旅行をする時には、行く前からワクワク感を持って準備をして興奮したりしながらその時間を思いっきり楽しむのです。できれば写真があったらよいかなと。あとで振り返ると印象が残りやすくなります。そして良き思い出ともなります。
こうした時の積み重ねが充実した有意義な人生になるものだと信じています。
218P 歳を取ることを楽しむ
人生を楽しむための最大の秘訣は“好奇心”だと書きました。
歳をとることによる変化、人はそれを「老い」あるいは「老化」と呼びますが、僕はそれさえも前向きに「成長」ととらえたいと思っています。
好奇心をもって、成長を楽しみたいのです。
物忘れがひどくなる(覚えなくていい)、目がかすむようになる(細かく見るものでない)、耳が聞こえづらくなる(聞かないほうがいい)のも、人間としての成長なのです。
弘兼さんの達観した域に近づけるよう、前向きな好奇心をもって老いていきたいと思います。
222P
最後の言葉は、「死にとうない」だったと伝えられています。
そんな一休さんは死の直前、彼を慕う弟子たちに「どうしても困った時、苦しい時に開きなさい」と一通の手紙を託しました。
数年後、困難に直面し、困り果てた弟子がその手紙を開くとそこには、
「心配するな 大丈夫 なんとかなる」
と書かれていたそうです。
人生を楽しみ、老いをものともせず、生涯現役を貫いた一休さんは、究極のポジティブ思考の持ち主だったようです。
「なんとなりますよ。これまでを振り返ってみると、なんとかなったし、なんとかしてきましたから。」
人柄と生きざまによって多くの人に愛されたという一休さんがそう言われるのなら。
<目次>
はじめに 一度きりの人生、楽しまなきゃ損
第一章 日常を楽しむ(まずは、表情を変える、笑うから楽しい ほか)
第二章 スポーツを楽しむ(テレビでスポーツ観戦、競技場に足を運ぶ ほか)
第三章 家の外で遊ぶ(達成感を味わう、見知らぬ駅で降りてみる ほか)
第四章 一人遊びの原点(絵を描く、ワンパクに遊ぶ ほか)
第五章 最後まで遊ぶ(恋愛を楽しむ、節約で遊ぶ ほか)
弘兼憲史さん
1947年9月9日、山口県生まれ。早稲田大学卒業後、松下電器産業(現パナソニック)勤務を経て、1974年に『風薫る』で漫画家デビュー。『人間交差点』で小学館漫画賞、『課長 島耕作』で講談社漫画賞、『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。2007年に紫綬褒章を受章
