なぜストレスによって頭がわるくなるのか。
やる気やモチベーションの低下が勉強環境の悪循環を生んでいるから
脳科学的に正しいとされている方法を応用してストレスをなくして勉強する習慣をつけるやり方を紹介していました。
40P 忘れにくくする勉強のタイミングなど
・スペーシング効果 就寝30分前、翌日、1週間後、など時間間隔をあけて刻んで勉強することで覚えなおしの非能率がなくなる
・インターリーブ学習 30分毎等時間を切り替えるなどのつまみぐい勉強法、同時並行的に関連あるトピックで複数のジャンルを勉強する(英語のリーディングとライティングなど)、同じことを長い時間学び続けない。
・デュアルコーディング 言語文字と視覚ビジュアルをバランスよくセットで覚える
・エラボレーティブ・インタロゲーション 精緻な質問、「なぜ」「どうして」学びながらすぐ問いを立てると理解が深まる、自分で調べていくことで知識の定着率が上がり記憶に残りやすくなる、問いを立てることで関連情報を会わせてインプットすることが習慣づけられより理解が深まる
・セルフエクスプラネーション 自分の言葉で説明する、自分で考えながら誰かに話すと脳が意識的に育つ
・自己効力感を高める 誰かの役に立てたと実感できてこれなら自分ならできるという自信を持つ、自分の実体験を思い出し過去の成功体験を想起する、小さな成功も見逃さず自分の成功にアンテナを張る、自分にもできると感じ他人の成功を見る、周りの人に言葉でサポートしてもらう
<目次>
はじめに 脳科学的に正しい方法だから誰でも“無理なく”結果につながる!
序章 なぜ、ストレスをなくすと勉強で成果を出せるのか?
第1章 ストレスフリーで成果が出る効果抜群の8つの方法
第2章 一度身についたら消えない勉強の習慣化
第3章 勉強効率が爆上がりする休息と睡眠
第4章 勉強にかかせない食事と運動の関係
第5章 勉強マインドを構築する
おわりに
参考文献
粂原圭太郎さん
京都大学経済学部経済経営学科卒業。高校時代は平均偏差値80、最高偏差値95を出し、京都大学に首席で合格。2014年から3年連続で『最強の頭脳 日本一決定戦!頭脳王』(日本テレビ系)FINALISTになり、一躍人気に。小学生の頃より小倉百人一首競技かるたを始め、現在八段。2019年~2021年の3年間、日本一の座「名人位」につく。現在は論理力、記憶力、没頭力を同時に上げるエキスパートとして全国各地で講演活動も行っている。オンライン個別指導塾「となりにコーチ」の代表講師として、15年間で1000人以上、受講生の95.7%を成績アップに導く。JADP認定メンタル心理カウンセラー
【No1738】ストレスフリー勉強法 科学的アプローチで勉強がとまらなくなる 粂原圭太郎 ダイヤモンド社(2024/09)
