将来の介護や看取り、相続問題の対処のために、もったいない世代の親が元気なうちに取り組めることが理想です。
片づけのプロでも実家を片づけるのは勝手が違ったというが。
モノを片づけると家の中の安全性が高まります。つまづきや転倒などけがのリスクが減ります。思い立ったら吉日。いきなりではなく、親と十分話し合ってからやり始めるのです。
実家片づけは、「大事なモノは捨てない。大事なモノを知るために片づけをする」という観点が気に入りました。
親からの三大言い訳に対しての子どもからの説得の言葉です。
自分自身もこんな風に周りに言っているのかもしれません。
「もったいない」→「売れるかどうか、調べてみよう」
「いつか使う」→「誰がいつ、どんなときに使うの?」
「置けるから置いている」→「ごみの処理費が上がっているよ」
また、絶対に言ってはいけないNGワードです。
これらを言ったらトタンに前に進めなくなります。
「(頭ごなしに)捨てて!」
「こんなの、いらないでしょう」
「なんでこんなことをしてるの?」
「終活」ではなく、これからの人生を楽しむために片づけるのです。
実家片づけは、暮らしを再構築するためです。
親が新しい思い出をまだまだたくさん作って、さらに充実した人生を送ることができます。
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最低限、「親が安全に暮らせるスペースを確保できる」「(いつか将来の相続のため)子どもが金目の紙やモノを選別・把握できる」という目標さえ達成すれば、押し入れの中が詰まっていても、物置状態の部屋があったりしても問題ありません。愛着のある服や、思い出の紙まで捨ててもらう必要はありません。
<目次>
はじめに
第1章 他人ごとではない!「実家片づけ」を甘く見てはいけない
第2章 「片づけたくない」親との向き合い方
第3章 親が元気なうちにやっておく「実家片づけ」基本の7ルール
第4章 いざ実行!実家片づけ「モノ」篇
第5章 いざ実行!実家片づけ「紙」篇
第6章 こんなときは、どうすれば?Q&A
第7章 実家片づけで「介護・看取り・相続」の不安が消える!
おわりに
石阪京子さん
片づけアドバイザー。宅地建物取引士。JADPメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。大阪で夫と不動産会社を起業、夢のマイホームを手に入れても片づかないことで理想の暮らしができないと諦めている多くの人に出会い、家の片づけを提案。独自のメソッドは、一度やれば絶対にリバウンドしないのが特徴で、これまで様々な方法を試したり、プロに頼んではリバウンドを繰り返してきた人たちの「最後の駆け込み寺」となっており、直接指導した人は1000人を超える。現在は、収納監督、片づけレッスンほか、片づけ、家事、お金、メンタルなどくらしまわりにかかわるトークイベントやオンラインセミナーを開催の説得方法から実践スケジュールまで親が元気なうちに片づける完全ノウハウ。
【No1670】実家片づけ 介護看取り相続の不安が消える! 石阪京子 ダイヤモンド社(2024/08)
