知らないと危険!失明リスクのある病気の治療法 深作秀春 河出書房新社(2023/11) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書は、例えば著者、主人公、偉人、歴史、自分等との、非日常の中での対話だ。

ご縁のあった著者を応援したい!
読書の楽しさ、面白さ、大切さを伝えたい!

日頃から健康に留意していくことだ。

敵を知り己を知りて戦えば……。

目の病気の実態や治療の事実、目の健康などを知りたいと思ったのです。

目の病気で多くの人に失明の可能性があるので、正しい情報を収集して知識を深める必要があります。

目を酷使する社会背景もあって、寿命は延びているが目の健康寿命は追いついていないと深作先生が言われていたのが印象に残りました。

 

118P 目のために接種したい食べもの

視細胞の活性化酸素を除去やブルーライト吸収する作用がある

ルテイン-ブロッコリー、ホウレンソウ、小松菜、アボカド、モロヘイヤ

ゼアキサンチン-パプリカ、とうもろこし、かぼちゃ、クコの実

 

抗酸化作用、網膜の視細胞を守る作用がある

DHA,EPA-青魚、マグロの刺身(脂身)

アスタキサンチン-鮭、えび、いくら、カニ

 

126P 目を休めるために遠方を習慣的に見る

眼精疲労のため毛様体筋の緊張をほぐす、ポイントはぼんやり見ること、1キロ以上先、5メートル先

ブルーライトの刺激を制限すること、眼球を圧迫させない顔ツボ&頭皮マッサージ、疲れをいやし血行を促す、入浴とマッサージ を行う、など。

 

失明の原因って、本当に緑内障や白内障だけなのか?

加齢黄斑変性、網膜色素変性症など、陰にひそむ重大な病気の真実と適正な治療法&予防策を世界最高峰の眼科外科医が教える本。

 

 <目次>

1章 目の構造と機能障害(五感の中で最も高い情報収集力 機械以上に精巧な目のしくみ“目の働き”とは?目が捉える画像情報、なぜ視力は下がるのか?目に起きている変化 ほか)

2章 失明リスクのある病気の治し方(診断や治療法が混乱している加齢黄斑変性、失明の可能性がある指定難病網膜色素変性症、進行するまで気づきにくい糖尿病性網膜症 ほか)

3章 目の健康維持はセルフケア(食生活が関係する?目のために摂取したい食べ物、糖尿病などの成人病予防に糖質制限食のすすめ、血糖値の安定と整腸のために食物繊維を積極的に摂る ほか)

あとがき

 

眼科専門医。1953年、神奈川県生まれ。運輸省航空大学校を経て、国立滋賀医科大学卒業。横浜市立大学附属病院、昭和大学藤が丘病院などを経て、1988年深作眼科を開院。米・独などで研鑽を積み、白内障や緑内障などの近代的手術法を開発。米国白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)にて常任理事、眼科殿堂選考委員、学術賞審査委員、学会誌編集委員などを歴任。世界最高の眼科外科医を賞するクリチンガー・アワード受賞。ASCRS最高賞を20回受賞。院長を務める深作眼科は日本最大級の眼科として知られ、約25万件の手術を経験。画家でもあり個展を多数開催。多摩美術大学大学院修了。日本美術家連盟会員

 

【No1498】知らないと危険!失明リスクのある病気の治療法 加齢黄斑変性、網膜色素変性症、糖尿病性網膜症の真実