頭がいい人とそうでない人の違いとはなにか?
頭のよさとは、先天的な違いというよりも習慣の違いが大きいと。
頭がいい人の行動指針や思考能力がたくさん書かれている。
学ぶべきことや勉強することに関し目から鱗が落ちる箇所が多くあった。
こうやったら、こういう考え方を積み重ねていくと頭はけっして悪くならないと思う。
◎36P なぜ?という疑問が多い。そこから仮説を立てて検証し理由を突き止めることを生活上毎日いつもしている。街の小さな変化や違いに敏感だ。勉強時間と生活時間の境目をなくす。
◎198P 小さな挑戦の積み重ねで基礎体力を上げていく。小さなことにどれだけ本気に取り組めるかが大切だ。パーフェクトを狙うので頭がよくなる。日々の小さな営みを挑戦に変えていく。人生は成功を積み重ねるものではなく、挑戦を積み重ねることだ。
◎307P 身の程をわきまえない。自分の限界ラインを破って突破していく。無意識で引いている自分の限界ラインを超えて行動してみると、その積み重ねが真に頭がいい人を作っていく。試してもいないのに無理だと決めつけていないか。
<目次>
はじめに
第1章 頭がいい人の「アタマの使い方」―「思考法」を変えれば、頭はよくなる(課題分解力 頭がいい人は課題を分解する/―「何がわからないかが、わからない」という状態を非常に嫌う、目標分解力 頭がいい人は目標も分解する/―「2重目標」で、メンタルに保険をかける、疑問力 頭がいい人は「なぜ?」が多い/―「育ちのよさ」が有利に働く理由と、その乗り越え方 ほか)
第2章 頭がいい人の「行動習慣」―思考を変えるには、まず「行動」から(「型」力 頭がいい人はルールを守る/―ルールを熟知するからこそ、個性的になれる、合理力 頭がいい人は頑張りすぎない/―上手に手を抜き、仕組みを活用する、計画力 頭がいい人はスケジュールを立てない/―長期計画に必要なのは「時間割」ではなく「やることリスト」 ほか)
第3章 頭がいい人の「心の動かし方」―「心」が変われば、思考と行動が劇的に変わる(反省力 頭がいい人は言い訳がうまい/―失敗と向き合う「勝者の言い訳」が、ミスを減らす、裏技力 頭がいい人は裏技をバカにしない/―正攻法で攻略できなくても、あきらめる必要はない、元気力 頭がいい人は「やる気スイッチ」を持っている/―「努力の天才」は意外にズボラ。「続く仕組み」を作っている ほか)
1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、2年連続不合格。3年目に勉強法を見直し、偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。東大入学後、人気漫画『ドラゴン桜2』(講談社)に情報提供を行う「ドラゴン桜2 東大生プロジェクトチーム『東龍門』」のプロジェクトリーダーを務め、ドラマ日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系)の監修(東大監修)を担当。2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立、代表に就任。東大に逆転合格した経験に基づくプロジェクトを、全国20校以上の高校で実施。高校生に思考法・勉強法を教えるほか、教師に指導法のコンサルティングを行っている。
【No1489】頭がいい人は○○が違う 偏差値35から東大に合格してわかった 西岡壱誠 日経BP(2023/06)