改めて有名な曲、ジョージ・ガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」を聴きながら読み進めていた。
岬洋介シリーズ。
人種差別や政治の闇など様々な力関係が見え隠れするアメリカでの演奏となった。
ミサキのピアノでの細やかな描写や音楽の持つ力が感じられたのは、なんども読みたくなるこのシリーズを選ぶのに役に立っていると思う。
<目次>
Ⅰ ソッフォカート ストレット 息をつめて緊迫して
Ⅱ アニモーソ アパッショナート 勇敢に 感情的に
Ⅲ ピウ ドレンテ もっと痛ましく
Ⅳ アレグロ アド リビテゥム 快活に、自由に
1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第8回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し2010年デビュー
ほかの著書に「ラスプーチンの庭」「ヒポクラテスの悔恨」など。
【No1459】いまこそガーシュウィンNow is the time Gershwin 中山七里 宝島社(2023/09)