【No1434】マリスアングル 姫川玲子シリーズ 誉田哲也 光文社(2023/10) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

人は一人では生きていけないし決して独りではない。

誰かを助け誰かに助けられて生きていくものだ。

姫川玲子は、鋭利な刃物、諸刃の剣のような捜査方法を取り、それとは逆に心が広く相手を包み込む慈愛あふれる魚住久江巡査係長。

姫川は、青春時代から心の闇を持ち続けていた。

姫川はそこから抜け出すための一寸の光りを見つけたのだ。

摑み離さない糸のようなものを彼女が持つことができたよい機会だったと思う。

 

塞がれた窓、防音壁、追加錠、監禁目的の改築が施された民家で男性死体が発見された。

警視庁捜査一課殺人班十一係主任、姫川玲子が特捜に入るも、現場は証拠が隠滅されていて糸口はない。

犯人はなんの目的で死体を放置したのか?玲子の天性の勘と閃き、そして久江の心に寄り添う聞き込みで捜査が進展すると、思いもよらない人物が浮かび上がってきた。

魚住久江が合流し、姫川班が鮮烈な進化を遂げるシリーズ第10作め。

 

東京都生まれ。学習院大学卒。「妖の華」でムー伝奇ノベル大賞優秀賞、「アクセス」でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。ほかの著書に「ストロベリーナイト」など。