知らず知らずのうちに、人に説明する際には、3点に分けてポイントを絞って話していました。
この3という数字は、自分がまとめてやすく話がしやすいのです。
多すぎず少なすぎず相手も聞き取りやすいから。
仕事を分解して分類するなど細分化することができるのは、やはり仕事の中身を分かっているから。
この本の伝えたいことです。
6P 「分かる」は「分ける」
「分かる」すなわち「理解できている」「ほかとの違いが分かっている」ということは、「分ける」すなわち「分類・分解できている」という意味です。
つまり、「分かる」ことは「分ける」ことにつながります。
「分ける」コミュニケーション(伝え方)と段取りで分けること。
仕事 ⇒ 分解・分類⇒整理・統合・順序、発想の展開
伝え方 ⇒事実と意見を分けて説明
根拠やリスク ⇒提案
会議・打合せ ⇒全体把握⇒似た意見の結びつけ、論点の整理
営業・交渉 ⇒お客様の興味・関心・状況把握⇒双方が満足する結果
段取り ⇒作業と役割の分担
計画・行動 ⇒具体的な目標の設定⇒様々な行動を想定可能
全体把握・原因 ⇒問題解決のコツ
人のタイプ ⇒自分の行動を反省⇒人間関係・評価の変化
長所と短所、好き嫌い ⇒人間関係が円滑化
視点・視野・視座「物事の角度・場所」 ⇒思考整理、問題解決、円滑な行動可能
結論と詳細 等々
まずは、仕事で実践していこう。
日頃から物事を分ける技術を頭に浮かべて取り組んでいくと、円滑な人間関係を構築できるものと思います。
「分ける例」から抜粋
<2つ>
意見/事実、Yes/No、正常/異常、Before/After、目的/手段、新規/既存、計画/実行、インプット/アウトプット、OK(Good)/NG(No good)、メリット/デメリット、原因/結果、ハード/ソフト、内部/外部、スキル/マインド、抽象/具象
<3つ>
準備/進行中/後処理、3C(Company/Customer/Competitor)、インプット/プロセス/アウトプット、3S(整理/整頓/清掃)、3M(ムリ/ムラ/ムダ)、過去/現在/未来、ソラ/アメ/カサ、ヒト/モノ/カネ
<4つ>
4P(Product/Promotion/Price/Place)
4M(Man/Material/Machine/Method)
準備中/進行中/中断/完了
PDCA(Plan/Do/Check/Action)
<5つ以上>
5W1H(When/Where/Who/What/Why/How)
5S(整理/整頓/清掃/清潔/しつけ)
7つのムダ(加工/在庫/作りすぎ/手持ち/動作/運動/不良)
<目次>
はじめに 「分ける」だけで仕事のスピードと質が劇的にアップし、ミスも減る
序章 「分ける」だけであなたの仕事ががらりと変わる!
第1章 「分ける」だけで伝わり方ががらりと変わる!
第2章 「分ける」だけで効率と成果ががらりと変わる!
第3章 シーン別「分ける」ポイント
第4章 「分ける」力は誰でも簡単に身につけられる
第5章 「分ける」ことは、ロジカルシンキングやフレームワークの理解の入口
巻末付録 「分ける」の例
おわりに
株式会社ヒトサクラボ代表取締役、中小企業診断士。九州大学経済学部卒業後、株式会社日立製作所にて、製造業向けITソリューションの営業、市場調査、経営企画業務を経て、2007年に独立。創業・急成長(ベンチャー)・新規事業・企業再生・事業承継など企業のあらゆるフェーズにてコンサルティング・支援を行なうとともに、後継者と一緒になった家業から企業に向けた組織づくり・人材育成を行なっている。創業して10年をきっかけに、2017年5月に株式会社ヒトサクラボを設立し、現在も九州・中国地方を中心に経営コンサルティング・人材育成・セミナーや講演活動を行なっている。
【No1058】仕事が速くてミスしない人がやっている「分ける」仕事術 吉田英憲 フォレスト出版(2022/01)
