「目には 目 を、歯には 歯 を、悪魔には 悪魔 を」
麻薬取締官と警察官、潜入捜査からヤクザとベトナムマフィアの世界など、決して関りたくもないし関われない世界。
そこに吸い込まれるようにして引き込まれました。
凶悪な密売組織がクスリを扱う巧妙な手口や
命の価値が軽すぎる何ともヤバい世界が広がっていました。
主人公の加納が弱き者たちを救うために、縦横無尽に前に突き進む男気に惚れ惚れしてしまいました。
1956年生まれ。愛知県名古屋市出身。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞長編部門を受賞。94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2001年『心では重すぎる』、02年『闇先案内人』、06年『狼花 新宿鮫11』、12年『絆回廊 新宿鮫10』で日本冒険小説協会大賞を受賞。04年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、10年に日本ミステリー文学大賞、14年に『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞
【No.882】悪魔には悪魔を 大沢在昌 毎日新聞出版(2021/04)
