【No.803】新しいピラティスの教科書 石部美樹/著、石垣英俊/監修 池田書店2018/05 | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

ピラティスの考案者、ジョセフ・H・ピラティス氏はこう説きました。

「正しい運動で矯正すると、自分の体が正しく機能するようにより、身体的健康が生まれる。コントロジー(現在のピラティス・メソッド)により血流や呼吸、背骨が正常になり、体、頭、精神の調和が保たれすべての人が健康で幸せになる。」

 

形に拘泥するままに無理な姿勢や体形で息を止めて動いていたので、新陳代謝を促進する流れが損なっていました。これはヨガにも通じるところの呼吸の大切さです。

またこの教科書には、骨の種類や骨格や筋肉の名前の説明がありました。その意味は、動かす体の部位に気をつかい留意しながら、体を動かすということが重要だと思ったのです。

 

つまり、闇雲に動くのではなく、自分の行動に意味をもたせるのです。

例えば、ゴルフのスイングを練習している人が、何も考えずに何千回振っても、筋力はつきますが上達はしません。

上半身は腕とクラブを同調させるように意識して振っている人は、そのひとふりひとふりに意味をもたせています。

上達は練習の質と量で決まります。

質がゼロならばその答えは限りなくゼロに近くて、意味を持たせて練習をすればさらに上達します。

畢竟、自分のやるべきことを鮮明にして行うということです。

 

骨盤、背骨、肩甲骨、首、肋骨が正しい位置にある状態、ニュートラル・ポジションが基本姿勢。そして、あおむけのニュートラル・ポジションのテーブルトップ。

背骨を伸ばしながら上半身を上げていく、スワン・プレップ。

軸を意識して上半身をねじり、わき腹を意識する、スパイン・ツイスト。

上体を持ち上げて腹筋に負荷をかけていく、チェスト・リフト。

横向きに寝た状態で、腹筋の力を使って肋骨を引き上げる、サイド・アップ。

チェスト・リフトで腕を伸ばしキープする、ハンドレッド・プレップ。

これで腕を振る強化バージョンのハンドレッド。さらにテーブルトップで行うと腹筋への負荷が増えて強度が上がります。

バック・エクステンション、スイミング、レッグ・サークル、フロッグ、プリエ、サイド・キック、サイ・ストレッチ、スクワット、サイド・プランク等々。

今まで何回も教えていただいたことの一部です。

 

インストラクターの石黒さんとの出会いは、20年ほど前のエアロビクスの教室からです。

彼女のピラティスのレッスンは、5年以上前から継続して受けています。

明るくて気軽に話せる気さくな性格であり、レッスン参加者みんなから好かれています。

県内外のインストラクターと連携し指導者との交流を図り、指導内容の充実、質の向上を図っておられるのを直接聞いたりSNSから仄聞をしています。

ピラティスと彼女との出会いに感謝しています。

 

習うより慣れろのように、理論より実践をしてきました。

レッスンを受けているときに感じてきた差異や体の感覚の変化については、この本を読むことで気づかされることが多々ありました。

「体、頭、精神の調和」と「無意識の自然リズム」

正しい体の使い方を意識するようにして、これからもピラティスを継続していきたい。

 

2P 体との対話のために 石部美樹、高橋なぎ

ピラティスは、「体が本来持っている機能を正しく使うためのエクササイズ」であり、「そのためのコントロール法」でもあります。

ゆっくりとした静かな動きで、筋肉を正しく使うことを学びます。

すべて「呼吸」と連動させていきます。

なぜなら私たちは普段、常に呼吸をしながら体を動かしているからです。

ピラティスを学ぶと、自分の体に備わった機能的な動きを取り戻すため、姿勢、身のこなしが美しくなります。

美しく動くために必要な筋肉が、必要な分だけ発達するため、全身が自然と美しいフォルムになっていきます。

骨格や筋肉の付き方、関節の可動域などは人それぞれ違います。

つまり、自分にあった体の使い方、動かし方を知ることができるのです。

ピラティスを学ぶことで得られるのは、自分ならではの美しさ。必要な筋肉を必要なだけ動かす、理にかなった美しさです。

ピラティスのエクササイズを深めていくとき、どこをどう意識するのか、骨や筋肉の状態はどうか、関節の動き方はどうか、呼吸の状態はどうかなど、一つ一つ問いかけていきます。

見本となる先生の動きをただ真似するのではなく、自分自身の体と対話をしながら行うことが重要です。

体との対話は、毎日行うもの。

回数を重ねるごとに、気分がよくなったり、見た目が変わってきたり、集中力が増したり、といった変化を感じられるようになります。

私たちもピラティスに出会ってから、身も心も入れ替わったかのように変化しました。

 

 <目次>

体との対話のために

01 現代人にピラティスが必要な理由―ピラティスとは?(その姿勢、いつからラクだと思うようになりましたか?、クセが偏りを生み、痛みのサイクルに ほか)

02 ニュートラルを感じて姿勢を整える―ピラティスの姿勢(ピラティスで大事なポジションとは?、背骨の感覚をつかもう!)

03 すべては正しい呼吸から始まる―ピラティスの呼吸(ピラティスで大事な呼吸とは?、胸式呼吸の感覚をつかもう! ほか)

04 体が生まれ変わる目的別エクササイズ(背骨―背骨の準備運動、お腹―お腹の筋肉を動かす ほか)

05 理想の体になるためのプログラム(体幹強化、下半身強化 ほか)

効かせたいところINDEX

監修者&著者プロフィール

 

石垣英俊

静岡県出身。臨床家の父に鍼灸治療を師事。2004年に開業。神楽坂ホリスティック・クーラ代表。「NURTURE(ナーチャ)」校長。「アラウンドセラピー」主宰。鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師。オーストラリア政府公認カイロプラクティック理学士(B.C.Sc)、応用理学士(B.App.Sc)。中国政府認可世界中医薬学会連合会認定国際中医師。全米ヨガアライアンス200h修了ヨガインストラクター。日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ教師

 

高橋なぎ

Pilates Studio Rebirth主宰。PMA認定ピラティスティーチャー。シルク・ドゥ・ソレイユ公認ピラティストレーナー。ピラティス専門スタジオで6年間インストラクターの経験を積み、2013年独立。自身のスタジオ『Pilates Studio Rebirth』をメインに活動している。2011年アメリカで人気のピラティス動画配信サイト『Pilates Anytime』に初のアジア人として出演。2014年に月刊NEXTインストラクターオブザイヤー審査員特別賞を受賞する

 

石部美樹

BASI Pilates comprehensiveインストラクター。NURTURE認定アラウンドセラピーアドバイザー。NURTURE認定アラウンドセラピーインストラクター。NURTURE認定背骨整えメソッドシニアインストラクター。大阪府出身。3歳よりクラシックバレエ、10代から声楽、演劇を本格的に始める。20代ミュージカルを中心に舞台で活躍。30代よりピラティスインストラクターの道へ。ピラティス専門スタジオにてさまざまな経験を積み、現在、神楽坂ホリスティック・クーラ(Active care studio)をメインにフリーランスとして活動中