例えば、年月日、体重、血圧、歩数、就寝起床時間帯、睡眠時間、BMI、朝昼晩の食事内容、天気、気温、TODOリスト、気づきメモなどを、毎日ノートに文字で記録する習慣を持つことです。
まずは、今日の出来事や思ったことなどを手帳に書く習慣を継続していきたい。
188P
生命の脳幹、感情の大脳辺縁系、理性の大脳新皮質。この3つの脳機能をバランスよく保ち続けることができれば、脳機能を健やかに維持し続けることができます。
脳によいことが、やはり心や体全体の健康にもつながるものだと思います。
72P
脳神経外科医として、私はこれまでたくさんの患者さんと接してきました。その約30年間の経験をふまえ、脳を守るために出した答えは、実にシンプルなものです。
朝食で一日リズムを整えること、日常生活に適切な運動を取り入れること、規則正しい睡眠時間を確保すること。やるべきことは、これだけしかありません。
還暦を過ぎたあたりから、脳は鍛えるものではなく守るものとなる。
感情(大脳辺縁系)を抑えきれなくなると怒りやすくなります。
そうならないために、大脳新皮質(理性)をバランスよく維持し続けるのです。
118P 自分が感情的になった時は、物理的に距離を置く
126P 「話し上手」はまわりに良い雰囲気をつくる
いい人間関係とは何でしょうか。それは、他人とのコミュニケーションを円滑にとることができ、かつ自分らしさを表現できる関係のことです。
<目次>
はじめに
第1章 脳のメカニズム―生命・感情・理性から考える(脳の3層構造―生命・感情・理性の機能を知る、脳幹―負荷をかけず「守る」もの、大脳辺縁系―暴走を防ぎ、「しつける」もの、大脳新皮質―新たな情報に触れて「育てる」もの)
第2章 体調のコントロール―食事・運動・睡眠の基本を学ぶ(食事の基本―「食べる」は朝食で決まる;運動の基本―「動く」は日常生活で決まる、睡眠の基本―「寝る」は準備で決まる)
第3章 感情のコントロール―心構え・人間関係・仕事のコツを知る(心構え―感情に流されずに、立ち止まって思考する、人間関係―他人に左右されずに、自分らしく生きる、仕事―限界を知り、やるべきことを絞る)
第4章 究極の「1つの習慣」―1日1ページ、ノートを書く(「書く」習慣の意味、「書く」習慣を定着させる3つのポイント、「築山式ノート」の特徴;継続した記録で得られる「積極的安定性」、「築山式ノート」の厳選15項目、ノートの記録が途切れたときの対策マニュアル、「書く気になれない」場合はどうするか?、「百年大樹」を目指して)
あとがき
1950年愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長、財団法人河野臨牀医学研究所附属第三北品川病院長、同財団理事長などを経て、公益財団法人河野臨牀医学研究所附属北品川クリニック所長。医学博士。脳神経外科専門医として数多くの診療治療にたずさわり、1992年、脳疾患後の脳機能回復をはかる「高次脳機能外来」を開設
【No.799】脳を守るたった1つの習慣 感情・体調をコントロールする 築山 節 NHK出版社(2018/07)
