【No.622】事故物件怪談 恐い間取り2 松原タニシ 二見書房(2020/06) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

「事故物件怪談 恐い間取り」が、KAT-TUNの亀梨和也さん主演で映画化に。

初顔合わせのときに、亀梨さんから事故物件住みます芸人の松原タニシさんにこのような質問がありました。

 

315P

「事故物件に住むにあたり、周りの大切な人達を巻き込むことになるかもしれないことに対してどういう気持ちでいましたか?」

 

「事故物件に住んでいるから災いが伝播すると考えるより、もしそうだとしても事故物件を悪者にするんじゃなくて、当たり前に付き合っていくしかないのかなと思っています」

と松原さんから亀梨さんへの返答がありました。

 

当たり前としてなかなか付き合えないのが普通の感覚だと思います。

経験したことがないことや目に見えないものは、背中がゾクゾクとするように気持ちが悪いものです。

読書をするようにして経験したことがなくわからないことを知りたいという気持ちがあります。

 

「転ばぬ先の杖」になるのか。

例えば、アパートの家賃が近所と比較して極端に安いのは、なにかしら理由があるかもしれない。

知らない、わからないからと無条件に住んでみて、とんでもない事が起こったらどうするのか!

そうならないように、本からの知識や自分の第六感を大切にしてきたならば

単なる興味本位でも関わりたくないし、軽い気持ちでも近づきたくないのが本音だと気づきました。

 

3-4P

(事故物件 恐い間取り)

何故、興味を持つのか。

それは関わりたくないから。

何故、関わりたくないのか。

できるだけ避けたいから。

でも避けているだけで実態がわからない。

わからないから余計に怖い。

怖いからこそ、知りたい。

知りたいけどもちろん自分は住みたくない。

 

松原さんが住んでいた前作の5軒から10軒に増えていました。

前作の5軒をさらに再調査のうえ、これまで生活してきた事故物件からの恐ろしい体験や実際に事故物件に住んでいる人を取材した不思議な話などを踏まえそれらの間取りつきで淡々と紹介しています。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 僕と事故物件(事故物件六軒目、事故物件七軒目、西成の長屋 ほか)

第2章 誰かの事故物件(花火大会、濡れる部屋、安い部屋 ほか)

第3章 事故物件の旅(新潮社クラブ、板張りの部屋、御神木ツリーハウス ほか)

あとがき

 

 

1982年4月28日、兵庫県神戸市生まれ。松竹芸能所属のピン芸人

現在は「事故物件住みます芸人」として活動。

2012年よりテレビ番組「北野誠のおまえら行くな。」(エンタメ~テレ)の企画により大阪で事故物件に住みはじめ、これまで大阪、千葉、東京、沖縄など10軒の事故物件に住む。

国内・国外500以上の心霊スポットを巡り、インターネット配信も不定期に実施。

事故物件で起きる不思議な話を中心に怪談イベントや怪談企画の番組など多数出演する。

ラジオ関西「松原タニシの生きる」、CBCラジオ「北野誠のズバリ」、YouTube・ニコニコ生放送「おちゅーんLIVE!」などレギュラー出演中。