中野渡頭取からの命令で帝国航空の経営再建を任された半沢直樹。
東京中央銀行の500億円もの債権放棄を要求する政府の再生タスクフォースの乃原正太と激突する……。
思い返せば、池井戸潤さんの名言をまとめて、サインをもらう際に池井戸さん本人に手渡したなあ。
平成26年10月、今か今かとワクワクしながら約1時間行列に並んでもらった、池井戸潤さん直筆サイン本。
これは世界に一つしかないぼくの宝物だ。
ここ毎週日曜日の午後9時、半沢直樹の放送時間はとても待ち遠しい。
勧善懲悪でスカッとしたいから。
録画しながらその時間にも見ています。
テレビでも小説でも、自分が半沢直樹を演じながら!?、いや、彼と一緒に行動しながら諸々の課題に対応しているような気分になれて楽しい。
銀行員として艱難辛苦を疑似体験できること、失敗や成功体験を学べること、当たり前の毎日のうちでハラハラドキドキできることは、生きていてなかなかありません。
まさに文字と映像の両方の醍醐味を味わっています。
半沢お決まりの言葉が出てくるのは、この小説ではこの箇所だけ。
303P
半沢は、静かに怒りを噛みしめた。「たとえ相手が政治家だろうと、関係ない。この際、きっちり片を付けてやる。―やられたら、倍返しだ」
堺雅人さん演じる半沢直樹から発せられるこのフレーズをまた聞きたい。
モチベーションがさらに盛り上がります。
次回が楽しみ。
<目次>
ラストチャンス
霞が関の刺客
女帝の流儀
金融庁の嫌われ者
策士たちの誤算
検査部と不可解な融資
隠蔽ゲーム
信用の砦
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒業。2010年「鉄の骨」で吉川英治文学新人賞、11年「下町ロケット」で直木賞を受賞。ほかの著書に「ロスジェネの逆襲」など

