集団の中での「和して同せず」が理想的だ。
思考を放棄してはいけない。頭をラクにするのはいけないことだと言う。
全体主義的な相手の場合には、彼らに盲目的に支配されることになるから。
物事の判断をするために、自分とは別の視点を持ちながら自分で考え判断していかなければならないことはもちろんのこと、
自分を見失わないよう、他人に自分を任せないようコントロールすることを教わった。
マインド・コントロールや洗脳などの説明などもあったが、心理学の専門書的ではなく一般書としてかみ砕いて書かれてあり分かりやすい内容であった。
また、カルトに絡む事件や外国での集団自殺などの事例や各種の実験や経験者への調査などを緻密に行い、一環とした科学的なデータをもとに研究されている社会心理学者が書かれたと紹介あり。
<目次>
プロローグ あなたは支配されやすいか!?
第1章 人はラクをしたい生き物
第2章 なぜ騙されるのか
第3章 支配されやすくなってきているのか
第4章 人を支配するテクニックの恐怖
第5章 「人間支配」の事件はなぜ起きたか
エピローグ 自分を見失わないために
あとがき
1960年徳島県生まれ。関西大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。立正大学心理学部教授。カルト宗教のマインド・コントロール研究や、詐欺・悪徳商法の心理学研究の第一人者。
