学生時代は英語を学ぶことが目的だった。
まずは学校の試験で良い点数を取りたいため、英検などの資格取得をして履歴書に書けるなど就職に役立てたかったからだ。
継続して英語を学んでいくためには、これを使って何をしたいのかという具体的で明確な目的、次の理由が必要だった。
例えば、仕事で使用するため、外国旅行するため、外国人と会話するため等々。
あくまで学ぶのは手段だ。
社会に入ってから、継続して英語を学びたいという気持ちや機会がなかなか持てなかったからこのまま時が過ぎていってしまった。
最近は気持ちの余裕が芽生えてきた。
100年時代の将来を見据えて趣味や余暇の活用の展望を描きたかった。
なにかしらしていきたいと思った。
見つけるために、なにか初めてのことや新しいことをやるよりも、今までやってきたことのなかでやり遂げなかった自分の軌跡になにかしらのヒントがあるものと気づいたのだ。
英語を通じてアメリカやイギリスなどの外国に興味を抱きその国の歴史を調べたこと。
日本語以外の言葉を発することができる楽しみを感じたこと。
英語を通じて外国人の友だちを作りたかったこと。
中学校の教科書を覚えるまで暗唱していたこと。
あの頃は、英語が単純に好きだったことを思い出した。
これでいい。
いまはまだ明確な目的はないけれども、純粋に英語を学ぶのが楽しかったことを思い出した。
イキイキとした老年期につながっていければよいと思ったのだ。
英語を学ぶためだけでなく、例えば、社会人が資格取得のときや読書する際などにも、これらの仕組みや考え方が応用できる学びの普遍的な考えを教えていただいた本でもあった。
30P そもそも“英語ができる人”ってどんな人?
・相手の話している言葉が英語だと理解できる。
・わからないことがあれば、わからないと伝えられるか、聞き返せる。
50P どんな英語学習も身につかない最大の理由
効果が出ない理由は、基礎ができていないのに、応用だけ学ぼうとしているのです。
52P 効果を出し続ける学習法の絶対ルール
「わからないことにぶつかったら、わかっているところまで必ず戻る」
基礎に近い段階で抜けがあると、応用を理解するのは、どんどん困難になっていくのです。
62P 必要な時、その本をいつでも開けるように
最初のステップとしては、「毎日、必ず目に触れる場所、できれば手を伸ばせば届くくらいの場所に英語本を置いておく」という方法が効果的です。
64P 三日坊主で挫折しないための工夫
学習に限らず、なにかを継続する方法として、「手帳やスマホ、あるいは日記などに記録する」方法です。
93P 能力ではなく、仕組みでおぼえる
費やす時間以上に需要なのは「復習の頻度」です。これに尽きます。使用している英単語や英文法の本は常に持ち歩き、1日に何度も見返すことができれば理想です。
スキマ時間が無数あります。たとえ1回のスキマ時間が数十秒とか数分でも、1日に数十回あれば、トータルでは、けっこうまとまった時間になります。
96P 基礎固めの次に、なにをすれば良いか
あなたがアウトプットできる英語は、それ以前にインプットした知識から選ばれた表現なのです。
<目次>
まえがき
第1章 “できない”思い込みを捨て、始めた者勝ち(なぜ50代の英語学習者がいちばん多いのか、肉体年齢は、まったく関係ない ほか)
第2章 では、どう学べば良いか(英会話スクールも高い英語教材も不要、憧れの英語学習法の多くは、単なる幻想 ほか)
第3章 成果を劇的に高める、ちょっとしたコツ(英単語と英文法の正しいおぼえ方、間違ったカタカナで記憶しないように ほか)
第4章 TOEICを賢く活用する方法(英語力底上げの最短距離はTOEIC活用、自分の英語力を測定せずに成長するのは難しい ほか)
第5章 永遠に成長し続ける高みへ(英語を使ってなにをしたいか、で道は変わる、インターネットと英語で可能性は無限大に ほか)
あとがき
1996年、『コズミック』で第二回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。
以後、小説だけでなくビジネス書、ノンフィクション、英語学習指南書など著作多数。
TOEIC(現TOEIC L&R)テスト満点を五回達成。
2009年から17年まで「社会人英語部」を主宰
