息子に読ませたい、就活生はぜひ読むべき、生きるための指南書等々。
みなさんの感想からこれは良本だと確信して勧められるようにして手に取りました。
「財産や事業など残すより、いちばん大切なのは、一生の経験から学んだ人生の知恵やノウハウの集積である。これだけはぜひ息子に伝えておきたい」
カナダ人のビジネスマン、キングスレイウォードさんが書かれて、城山三郎さんが訳された「ビジネスマンの父から息子への30通の手紙」。
学生時代から何度も読み返した本。
いますぐここから何かを頑張りたくなるくらい気持ちが高ぶらされたことを思い出しました。
例えば、「資本主義の本質とは何か?」資本主義社会とは、サラリーマンを働かせて、資本家が儲ける構造のことだと言えること。また、成功者とは「努力できる好きなこと」を見つけられたなど。
成功を経験した者だからこそわかる含蓄がある言葉。
自分の父親から直接聞かせてもらえなくても、本を読んで気づけばいい。
若い社会人の方や社会人になる前の学生たちにとって、将来の進むべき方向性に間違いが少なくなるような参考となる内容ではないかと。
58P 資本主義の本質とは何か?
資本主義は、人間の「欲」をエネルギー源として、人びとを競争させることで社会を発展させる構造を持つ。
資本主義社会とは、サラリーマンを働かせて、資本家が儲ける構造のことだと言える。
日本の教育システムも、大量の優秀なサラリーマン(労働者)を生産するように作られている。
67P 君の年収を決める法則
年収200万円の人と2000万円の人の違いは、その人がどれだけ重要で代替可能な能力を有しているかによって決まっている。
君がどの職能を念頭にどの業界のどの会社に就職するかを選んだ時点で、将来における君の年収はほぼ自動的に決まっていることになる。
どの業界でもある程度のプロになれば、それまで培ったスキルと実績を土台にして、“職能のステップアップ”が可能になるということだ。
85P 会社の将来性を見極めるコツ
もし君が安定したいのであれば、今の大企業に入るのではなく、将来の大企業に入らねばならないと私ならば考える。
お金よりも遥かに私を衝き動かす最大の「欲」は、知的好奇心を満たすことなのだ。
<目次>
はじめに 残酷な世界の”希望”とは何か?
第1章 やりたいことがわからなくて悩む君へ
第2章 学校では教えてくれない世界の秘密
第3章 自分の強みをどう知るか
第4章 自分をマーケティングせよ!
第5章 苦しかったときの話をしようか
第6章 自分の”弱さ”とどう向き合うのか?
おわりに あなたはもっと高く飛べる!
1972年生まれ。神戸大学経営学部卒。戦略家、マーケター。マーケティング精鋭集団「刀」を設立。
著書に「マーケティングとは「組織革命」である。」など。
