読書できるって幸せだ。
岸見一郎さんは、あのベストセラー「嫌われる勇気」の著者さん。
著者さんは、普通に息を吸うようにして、普段からたくさんの本を読んでおられるものだと思います。
どのように本を読んでいるのか。
岸見さんの読み方や本の選び方などが知りたかったのです。
これは、もちろん目次を見ただけですぐに読みたくなりました。
合わないものもありますが、おおむね岸見さんの考えに共感する内容が多かったから。
だから読んでいて愉しかったのです。
目次からの抜粋です。
「読書は著者との対話、
他者の人生を追体験する、
人生を再体験する、
偶然手にする本、
出会いの偶然を必然にする、
本の中に永遠に生きる人、
何度も繰り返し読む本、
本を読めないほど忙しいことはない、
図書館の利用法、
作家を読み尽くす、
芋づる式に読む、
翻訳するように読む、
本は同時に何冊も読む、
どんな姿勢で読むか、
インプットからアウトプットへ」
11P 読書は人を幸せにします。
この意味を知っている人には、それはわかっているよと納得されるだろう。しかし、そうだ感じられていない人にとっては、この本を読みながらどんな風に読んでいけばよいのか考えていけばよいと思います。
村上春樹さんを書かれてあった箇所がありました。
彼のある本について書かれてあるのですが、こんな風に気づくのは、一作家を読み尽くしたからこその面白い視点だと感じました。
129P 作家を読み尽くす
同じ作家が書いた本を長く読み続けていても、不意に関心が失せ、読めなくなることもあります。村上春樹の小説は新刊が出るたびに次々に読んでいましたが、今の現実は過去に支配され変えることができないということが主題であるように思える小説を読んだ頃から、救いを見出だすことができず読めなくなりました。
<目次>
まえがき
第1章 なぜ本を読むのか
第2章 本との出会い
第3章 本はどう読めばいいのか
第4章 読書の悩み
第5章 本で外国語を学ぶ
第6章 インプットからアウトプットへ
あとがき
哲学者。1956年京都府生まれ。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門の哲学と並行して、1989年からアドラー心理学を研究。精力的に執筆・講演活動を行っている。著書多数
