談慶さんは、立川談志さんの16番目のお弟子さん。
真打に上がるまで約20年かかった苦労人。
入門当初は、前座で立川ワコールと命名されていた。
ワコールに勤めていたことによる。
師匠に叱られたことや励まされたことなどのエピソードから、素直に振り返ってその意味を感じ述懐している。
もちろん芝浜や死神など落語の古典を紹介するなどのサービスもあり実物の寄席を見に行きたくなる仕掛けもある。
落語には、もの忘れる人やおっちょこちょいなど少し憎めない人たちが出てくる。
いままで真面目に生きてきたから、不真面目ではなくて、非マジメな落語的な生き方にも興味がそそられるし目を向けていきたいと思った。
<目次>
第1章 究極の楽しみ方を「貧乏」にみつけたり エピソード1『長屋の花見』
第2章 家族のカタチ エピソード2『芝浜』
第3章 あっぱれ!老人力 エピソード3『小言幸兵衛』
第4章 人生はネバーエンディングストーリー エピソード4『死神』
第5章 古いものには文化がある エピソード5『火焔太鼓』
第6章 自分至上主義の痛快 エピソード6『権助魚』
第7章 人生はバクチだ エピソード7『文七元結』
最終章 スーパースター与太郎 エピソード8『与太郎噺の数々』
落語家。1965年生まれ。長野県上田市出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、株式会社ワコール入社。1991年、一念発起して立川談志十六番目の弟子となる。前座名は立川ワコール。2000年二つ目昇進。立川談慶となる。2009年4月、真打昇進
著書に「大事なことはすべて立川談志に教わった」など。
