【No.518】妻のトリセツ 黒川伊保子 講談社(2019/01) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

すべての夫婦には当てはまらないけれども、夫からみた妻への対策法をとりまとめた一般的な取り扱い説明書。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

孫氏の兵法で有名な言葉思い浮かべました。

敵についても味方についても情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということだという。

自分のことをさておいて、ずっと一緒に暮らしてきた妻の理解不可能な機嫌悪さ!?や愚痴るわけ等々を少しでも理解できれば、これからも良い関係を保っていけるものなのかなと思い読みはじめたのです。

以前は育った環境や生活習慣が違ったわけだし、そもそも自分とは違う人物なのですから、長年一緒に暮らしたとしてもなかなかわからないこともあります。

より良い関係を保っていくために、わかりあえるまでもいかなくてもそういう生き物なんだという気持ちで相手に寄り添えて対処することができますね。

例えば、母性本能とは?男性脳と女性脳の違いとは?など脳科学の視点から脳の仕組みについて解き明かしてくれています。

また、直感買い妻と比較検討買い夫の買い物問題等の事例を取り上げているので、妻の愚痴や怒りの理由などが夫側に立って理論的にわかることができます。

これとは逆に、妻側から夫への対策法をとりまとめてみたら面白いのでは。

 

 <目次>

はじめに 女性脳の仕組みを知って、戦略を立てよう

第1章 辛い記憶「ネガティブトリガー」を作らない―妻に嫌な思いをさせる発言と行動を知っておこう(何十年分もの類似記憶を一気に展開する女性脳、人生最大のネガティブトリガーを作り出す周産期・授乳期;話し合いはビジネスプレゼンのメソッドで、妻をえこひいきすると、実家ストレスが解消する、「名もなき家事」がふたりを分かつ ほか)

第2章 ポジティブトリガーの作り方―笑顔の妻が戻ってくる、意外に簡単な方法(ネガティブをポジティブに変える脳科学的テクニック、普通の日だからこそ効果絶大な、言葉と行動、いくつになっても愛の言葉が欲しい女性脳、それでも別れないほうがいい理由)

おわりに 本当にいい夫の条件

 

 

 

1959年、長野県生まれ。人工知能研究者、脳科学コメンテイター、感性アナリスト、随筆家。奈良女子大学理学部物理学科卒業。コンピュータメーカーでAI(人工知能)開発に携わり、脳とことばの研究を始める。1991年に全国の原子力発電所で稼働した、“世界初”と言われた日本語対話型コンピュータを開発。また、AI分析の手法を用いて、世界初の語感分析法である「サブリミナル・インプレッション導出法」を開発し、マーケティングの世界に新境地を開拓した感性分析の第一人者