【No.513】承久の乱、日本史のターニングポイント、本郷和人、文藝春秋(2019/01) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

「歴史は現在と過去の対話である。 E..カー」がまず頭に浮かぶ名言。

また「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ オットー・フォン・ビスマルク」

やはり歴史から学べるのは有難い。

物事の判断から生活の知恵まで幅広く。

歴史を俯瞰することでこれからの生き方に反映できれば嬉しい限り。

 

後鳥羽上皇の北条義時追討命令に始まった承久の乱

権威と権力(武力)が集まれば強いものだが。

後鳥羽上皇が敗れて隠岐島に島流しにされた。

北条政子の演説で鎌倉武士がひとつにまとまった。ぐらいしか知らなかった。

 

この戦いの結果によって朝廷と幕府の関係が決定的に変わった。

これ以後、明治維新までのおよそ六百五十年間。

武士が日本の政治を動かす時代のきっかけとなったのだ。

この乱が起きた1221年が日本史の大きなターニングポイントだったこと。

鎌倉時代研究の第一人者の本郷和人さんはわかりやすくわくわくするように説いてくれた。

歴史を知るって楽しい。面白い。

これから本郷さんが説かれる日本史を読んでいきたくなった。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 「鎌倉幕府」とはどんな政権なのか

第2章 北条時政の“将軍殺し”

第3章 希代のカリスマ後鳥羽上皇の登場

第4章 義時、鎌倉の「王」となる

第5章 後鳥羽上皇の軍拡政策

第6章 実朝暗殺事件

第7章 乱、起こる

第8章 後鳥羽上皇の敗因

第9章 承久の乱がもたらしたもの

あとがき

 

1960年東京都生まれ。東京大学大学院で日本中世史を学ぶ。同大学史料編纂所教授。著書に「新・中世王権論」「日本史のツボ」「軍事の日本史」など。