最近あまりハウツーものや自己啓発のような本を読んでいません。
誰が書いたのか!
どこからの引用なのか!
いつそれを気づいたのか!
どのような経験に裏付けして書かれてあるものなのか!
などが本の選択の重要な要素だと考えているのです。
一般的に誰でも知っているような耳障りが悪くなく使い古されたうまい言葉を、ただキャッチコピーして並べて書かれてあるだけの内容では、ぼくは納得と満足がいかない。
この「ラクする」とは、手を抜くとか、ズルをすることではありません。
力の入れ所と抜き所を押さえてムダな努力をなくすことです。
結果的には、自分の持ち味を生かして、最短な道筋を選ぶやり方でもって成果につながることになります。
仕事ができる人たちに共通する立ち居振る舞いに六つの事例が紹介されていました。
①真っ先に発言する。②姿勢を正し、ハッキリとした声を出す。③お辞儀が一番深く、長い。④リアクションが速い。⑤朝に強い。⑥哲学と世界史を学ぶ。
今までリーダーを見ていると、資質や教養も必要であるので、
「⑥哲学と世界史を学ぶ」ことが大切なのではないかと感じています。
優秀なリーダーは「自分は運が良く、いろいろあっても最後はできる」という根拠のない自信を持っている。「最後にはなんとかなる」と自分を信じている。
そのため、冷静に事態を受け止めて落ち込むことがなく難局も乗り越えることができる。
いろいろなコツを知った上で、最後には「自分なら大丈夫。できる」という根拠のない自信が必要なのですね。
昨日7月15日(日)松本利明さんの講演会に参加しました。
「人の目利き」を持った方です。
5万人のリストラや6千人以上の優秀なリーダー・幹部の選抜を行ってこられました。
この間の多くの修羅場を乗り越えてきたことによる自信がみなぎっていました。
彼の雄姿や早口な声、要点が書かれたパワポの画面などを思い出しながら、一気に読み終わりました。
ほんとうに読書好き冥利に尽きますね。
<目次>
はじめに リストラされた5万人と選抜された6千人の「差」とは?
1章 一発で決める(「長い1回」ではなく、「短い10回」をスピーディに、100点を目指すより、「60点の出来」で突っ込ませる ほか)
2章 スパッと割り切る(「やりたい仕事」は捨て、「勝てる仕事」に注力する、仕事は「緊急度」より、「成果が出る」を優先 ほか)
3章 抱え込まない(苦手な仕事より、得意な仕事を人に振る、どんなにイヤな仕事でも、まず「わかりました」と言う ほか)
4章 組織の「壁」を利用する(「壁」を壊すより、安全地帯として利用する、“表の組織図”にダマされずに、“裏の組織図”で本当のキーマンを見つける ほか)
5章 自分で「できる」ようになる(実力より先に、「できる人」という認知をつくる、実績を積み上げる前に、“虎の威”を借りる ほか)
おわりに
参考文献・記事
人事・戦略コンサルタント。HRストラテジー代表。日本人材マネジメント協会執行役員。著書に「部下こそ上司にリーダーシップをとれ」など。
