表紙の女性のように、いたるところに美しいことばがちりばめられた作品。
いつの時代も男女の仲は、現代にも通じていて普遍的。
女たちの強さと男たちの弱さやもろさなどが対比されて描かれている。
爽やかな読後感、余韻が残るようでありちょっと大人向けの短編集だ。
<目次>
ひともうらやむ
つゆかせぎ
乳付
ひと夏
逢対
つまをめとらば
1948年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。経済関係の出版社に十八年勤務、その後フリーライターを経て、2011年『白樫の樹の下で』で第十八回松本清張賞受賞。2015年には『鬼はもとより』で第十七回大藪春彦賞受賞。
