身近な話題から普遍的、哲学的なおはなしに至る何度も読み返して見たくなる古典。
政治、経済、倫理、物理、天文、歴史、芸術、文化など多岐にわたるテーマがさりげなく盛り込まれています。
「人としてどうあるべきか」
未来を担う子どもたちに伝えようとしている素直な気持ちを感じとります。
この本をジャーナリストの池上彰さんが強く推奨されている理由がわかります。
心に染み入る言葉が溢れていて、文章が読みやすくてその意味がわかりやすいから。
学生だけでなく大人になって読んでも心が動かされるはずです。
310P
『君たちはどう生きるか』はまさにその題名が示すように、第一義的に人間の生き方を問うた、つまり人生読本です。
学生のときではなく、経験を積んでいまになって読んだからぼくの心に響いたのかもしれない。
<目次>
まえがき
1 へんな経験
2 勇ましき友
3 ニュートンの林檎と粉ミルク
4 貧しき友
5 ナポレオンと四人の少年
6 雪の日の出来事
7 石段の思い出
8 凱旋
9 水仙の芽とガンダーラの仏像
10 春の朝
作品について 吉野源三郎
『君たちはどう生きるか』をめぐる回想 ―吉野さんの霊にささげる― 丸山真男
吉野源三郎 1899〜1981年。編集者、児童文学者。雑誌『世界』初代編集長、岩波少年文庫の創設にも尽力。
