【No.389】霖雨 葉室麟 PHP(2014/11) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

「霖雨」とは、幾日も降り続く雨とのこと。

次々と襲い掛かる艱難辛苦を例えているように。

長い雨が続いても、いつかは上がる時が来る。

大塩平八郎の乱が起きるような背景。

この時代の大きなうねりの中で、権力の横暴に耐えて清冽な生き方を貫こうとする人がいる。

雨に象徴されるように、しっとりと味わい深い作品。

 

 

 

 <目次>

底霧 

雨、蕭々 

銀の雨 

小夜時雨 

春驟雨 

降りしきる 

朝霧 

恵み雨 

雨、上がる 

天が泣く 

特別対談 広瀬淡窓・久兵衛兄弟と天領・日田の魅力 広瀬勝貞 葉室麟 

 

 

 

 

1951年、福岡県北九州市生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞を受賞し、デビュー。07年、『銀漢の賦』で第14回松本清張賞を受賞し、注目を集める。09年に『いのちなりけり』と『秋月記』、10年に『花や散るらん』、11年に『恋しぐれ』が直木賞候補となり、12年1月に、『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞