【No.387】103歳ひとりで生きる作法 老いたら老いたでまんざらでもない 篠田桃紅 | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

兎に角、この方のこころの芯は強いな。

現代よりももっと保守的な時代に生まれて、結婚をなされずに103歳まで生き抜いてきた篠田桃紅さんの考え方。

ベストセラー本「103歳になってわかったこと」よりも、著者の経験がたくさん書かれています。

 

 

36P

「人間の考えることは、九十九里わかったつもりでも、まだ半分ぐらいしかわかっていないと考える。」

 

59P

「人生、やり尽くすことはできない。いつもなにかを残している。」

 

159P

「香りは目に見えないだけに、感覚の記憶が失せない。」

 

 

特別に難しい言葉や目新しい言葉があるのではありません。

 

篠田さんが生き抜いて感じてきたことなのだから心に響くのです。

 

彼女の想いのなかから、ぼくにとって参考にできることを活用していきたいのです。

 

 

 <目次>

第1章 今までになかったことがたくさん、日々新しく生きている(真実に生きるとは、どういう生き方なのか、年寄りと付き合うのは、大変かも ほか)

第2章 昔のことのようでもあり、昨日のことのようでもある(おぼろげな記憶に残った寄席、御用聞きに来た和菓子屋さん ほか)

第3章 世の中はどんどん変わっている、自分も変わっている(年末年始は、筋書き通りに忙しい、節分で自分の内なる鬼を追い払う ほか)

第4章 ほかの生き方があったかというと、これしかなかった(涙が出そうになるのをこらえた、私を立ち返らせたニューヨーク ほか)

 

 

 

 

美術家。1913(大正2)年生まれ。美術家。墨を用いた抽象表現主義者として、世界的に広く知られており、今も第一線で制作している。著書に「一〇三歳になってわかったこと」など。