【No.379】江ノ島西浦写真館 三上 延 光文社(2015/12) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

この写真館での出来事。

素敵な男女が背を向けている姿に惹かれます。

江ノ島の路地の奥、ひっそりとした入り江に佇む「江ノ島西浦写真館」

注文したまま誰も受け取りに来ない「未渡し写真」の束を見つけます。

桂木繭は、祖母の遺品整理のため訪れた写真館でその写真の謎を解いていきます。

フィルムの中に隠されていた真実を明るみに写しだす作業。

注文主にその写真を返していくという作業。

ワクワクしながら読み進めていきました。

ほんとうのわけを知りたくて。

 

 <目次>

プロローグ

第一話 5

第二話 11

第三話 61

第四話 133

第五話 175

エピローグ 223

 

 

 

1971年生まれ。神奈川県出身。古書店勤務を経て、2002年「ダーク・バイオレッツ」でデビュー。ほかの著書に「シャドウテイカー」シリーズ、「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズなど。

 

 

 

 

48P

写真って、過去の瞬間を切り取るものじゃないですか。誰かが死んでも、その人の写真はずっと後まで残るでしょう?

 

 

 

59P

写真に撮られる時って、変な感じなんですよね。その瞬間の自分が切り取られるみたいで……緊張して、レンズから目が離せなくなるんです。写真館にあるような、立派なカメラだととくに