【No.378】戦う民意 翁長雄志 角川書店(2015/12) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

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翁長さんの思いは、報道だけでなく実際に読まないとわかりません。

 

例えば、翁長さんが「米軍基地の辺野古移設」の変わりに、民間人が全く住んでいない硫黄島への移設案を出していたこと。それを政府がまったく取り上げなかったことなどが書かれてありました。

 

 

なぜ翁長沖縄県知事が「戦う民意」なのかを知りたかったのです。

 

彼と直接お話するようなことは難しい。

テレビや新聞などのマスコミからの情報だけではなく、翁長さんの自身の言葉を直接知ることが大切。

そうならば、書籍を読むのが最適。

 

翁長さんと沖縄県民の危機感ある言葉がありました。

 

 

7P「私たちには少なくとも『主張する権利』があります。これは人間の誇りと尊厳を賭けた戦いでもあるのです。」

 

10P「沖縄が日本とアジア、日本と世界の架け橋となる役割を存分に発揮していく―。

辺野古新基地反対に託して、そんな時代が来ることを私は夢見ています。そのためにも、私たちの民意をぜひ形にしなければなりません。戦後七十年という節目を迎えた日本は、その力量を試されています。」

 

 

 

 <目次>

はじめに

第1章 日本政府との攻防(圧倒的な民意の表明;普天間周辺住民も移設に反対 ほか)

第2章 この国を問う(沖縄はどうするのですか;相反する立ち位置のバランス ほか)

第3章 品格ある安保体制を(すれ違う本土との安保観;時代によって変わる基地の意味 ほか)

第4章 苦難の歩み、希望への道(慰霊碑に込めた平和への願い;侵略と差別の歴史 ほか)

第5章 アジアへ、世界へ(基地は沖縄経済最大の阻害要因;跡地利用の巨大な経済効果 ほか)

おわりに

 

 

 

沖縄県知事。1950年、沖縄県那覇市生まれ。父は琉球政府立法院議員や真和志市長、兄は沖縄県副知事を務めるなど保守政治家の一家に育つ。75年、法政大学法学部法律学科卒業。85年より那覇市議会議員を2期、沖縄県議会議員を2期務めた後、2000年、那覇市長となり(以後4期)行財政改革や環境問題などで大きな実績を上げる。14年10月、オール沖縄で「米軍普天間飛行場の辺野古移設反対」を訴えて沖縄県知事選挙に立候補。前職の仲井眞弘多氏を10万票の大差で破り、同年12月に第7代沖縄県知事に就任した

 

 

 

228P「おわりに」

いずれ終わりが来る生に対して、自分はどのように対処していくか。生きている間に何をするか。

もし自分なりに考えを極めて自分がこれだと思ったものがあるのならば、それが本当に正しいかどうかは保証がなくとも、真心を込めてそれに人生を賭けていくこと。これは小さなころから死を意識していた私なりの人生観です。