例えば、服について。
具体的にはクローゼットのなかにある服について考えてみたい。
「物の豊かさよりも心の豊かさを」
どうすれば快適な暮らしが得られるのか。
さらにそれが続けられるのか。
心と体が満足できるような豊かさを……。
常に求め続けて目配せして。
「モノをなくすと新しいモノが入ってくる。」
分かっている人には、こう言っている意味がわかるのです。
残念ながら、ぼくの修業が足りずにまだその域には達していないから。
単にモノだけではなく、知識や経験など諸々の付随する事柄も入ってきますから。
結果的には、優雅で快適な空間と時間が生まれてくるとそう思うのです。
11P
本書では、私の失敗の経験と、服にたずさわる人たちに学んだ知識をもとに、服に振り回されず、長く楽しく服と付き合うノウハウをまとめました。
「たくさんあること=豊かなこと」ではありません。
持っている服を最大限に生かし、着ることと、暮らしを楽しむために、あなたのクローゼットも「引き算」してみませんか?
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大切なのは、
「服が多い少ないにかかわらず、そのすべてを活用し、きちんと管理ができていること」
そして、
「服が多い少ないにかかわらず、必要な服がきちんとあって、着ていく服に困らないこと」。
それができる人こそ、おしゃれに楽しめる人ではないでしょうか。
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服は暮らしと人生を楽しくしてくれる、大切な仲間です。住み心地のいいクローゼットを用意してあげて、一緒に気持ちよく暮らしていきましょう。
今、着ている服を、いつか思い出になる、大切な1着とするために―。
<目次>
はじめに
1 クローゼットが「着られない服」だらけになる理由
2 ライフスタイルを知れば「必要な服」がわかる
3 クローゼットを引き算する
4 本当に「必要な服」の選び方
5 大好きな服と長く付き合うために
6 家族のクローゼットの片付け方
おわりに
1965年生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに。“シンプルで質の高い暮らし”を軸に、幅広い執筆を行っている。二児の母親、主婦としてていねいに毎日を送りながら、ロングセラーとなる著書を数多く刊行。総合情報サイトAll About「シンプルライフ」のガイドとしても活躍中
著書に『持たない暮らし』『買わない習慣』(アスペクト)など多数。
